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本当の結婚・結婚式とは……桂由美が語る「シアワセのカタチ」

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2013年10月22日

YUMI KATSURAのウエディングプランナーが語る、今「結納」が注目されている理由


秋の深まりを感じますね。私たちウェディングプランナーにとって「秋」って年間を通して1番忙しい時期で、秋の紅葉や秋の美味しいものもなかなか楽しめないのが残念なことなのですよね。

桂由美が語る「シアワセのカタチ」は少しお休みをしていましたが、秋を前に再開させていただきますが、今回から時々ですが、私、ウェディングプランナーの新屋 光もコラムを執筆させていただきます。

桂由美は言わずと知れたブライダル業界をけん引してきたブライダルファッションデザイナーですが、桂由美が今、結婚式の大切さを改めて多くの方にお伝えしたいと今年の春から結婚式のプロデュースを始めました。乃木坂の桂由美ブライダルハウス1Fに「YUMI KATSURAウェディングプロデュース カリヨンTOKYO」をOPENしました。そして、私がそのカリヨンTOKYOで結婚式の色々なお手伝いをさせていただきますウェディングプランナーの新屋 光です。

今回は最近見直されてきている「結納」について少し書いてみようと思います。

......というのも春先に私が結婚式のお手伝いをさせていただく新郎新婦が結納を行ったのですが、その結納もお手伝いをさせていただきました。新婦はYUMI KATSURAの振袖をお召しいただきました。新婦はお支度を桂由美ブライダルハウスでして、ご家族は車でお出かけになりました。ご両家のお話合いで、結納は略式で料亭で行いました。この結納も地域によって違いますので、ご両家で意見合わせも必要です。

私はホテルや料亭の会社での勤務経験がないので、結納についてはこれからもどんどん勉強をして知識を増やさなければ、というレベルではありますが、今回の結納のお手伝いは日本古来のある伝統や受け継がれてきたものを強く感じることが出来ました。日本も「日本らしい」スタイルを意識しないといけないぐらい「洋」のスタイルが当たり前になっていますね。人生の中にはいくつかの「節目」がありますが、その中の1つが「結婚」だと思います。

日本の古き佳き伝統や受け継がれてきた日本人の美意識の中で(もちろんこれは個人的な考え方がそれぞれだと思います)女性は嫁いで、苗字も変わり、男性の家人として新しい人生を歩んでいきます。その気持ちの切り替えの意味合いもあるかと思いますが、結納とは迎える側の男性の家から結婚、求愛の意思の証が結納品であり、準備をいただくお支度のための結納金を女性の家に贈る、初めてふたりの気持ちを公にして、結婚の約束を正式なものにする日本ならではのしきたりです。時代を超えても変わらない、幸せになろうと決意したおふたりとそれを見守る家族や今では少なくなりましたが、立会人となる仲人の思いを確認する儀式美ではあるのではないでしょうか。

この度結納をお手伝いをさせていただいたご両家は略式で行いましたが、それでもいつもは使わない難しい言葉の意味合いまでも認識いただき、口上を覚えていただきました。また、仲人がいらっしゃらなかったので結納品を贈ったり、受け取ったりはご両家のお母様が行ったのでご両家の全員がこの結納に何かしらことで参加をいただきました。そんなに長い時間ではありませんが、結納の式が終わったところでご両家全員が緊張から放たれ、全員がホッとして笑顔がこぼれてその後のご両家の会話と笑顔が途絶えることはありませんでした。進行のお手伝いや写真撮影をしていた私たちもご両家と一緒に緊張とホッとした時間を過ごさせていただきました。

会場からの帰り道、一番若いスタッフが「結納っていいですね~、あんなに緊張する時間ってなかなかないですし、結婚する気持ちが初めて実感になるんでしょうね」と言いました。確かに今の日本は色んなことに対して、スピードや簡略にしてしまい、緊張する時間がなかなかないですよね。「結婚をする」意思を確認し、正式な約束とする結納は日本人ならではの美しいしきたりですから、YUMI KATSURAウェディングプロデュース カリヨンTOKYOではお勧めしています。結納品から結納会場を探すお手伝いまでさせていただきますので、お気軽にお問合わせくださいませ。

今月の秋の深まるピークの頃、この結納のおふたりの結婚式がもう間近になっています。またご両家の絆や繋がりを感じて、新しい家族が誕生することになります。新郎新婦も一生懸命ゲストのためにご準備されています。たくさんの新郎新婦が結婚式を挙げるこの季節、私たちも一緒に幸せな気持ちをいただいています。

桂由美(かつらゆみ)・ブライダルファッションデザイナー

東京生まれ。共立女子大学卒業後、フランスへ留学。デザイン、クチュール技術を学び、1964年に日本初のブライダルファッションデザイナーとして活動開始。

日本のブライダルファッション界の第一人者であり、草分け的存在。美しいブライダルシーンの創造者として世界22カ国以上の各国首都で行うショーを通してウエディングに対する夢を与え続け、ブライダルの伝道師と言われている。

2013年には「トータルビューティーデザイン世界大会」(韓国)にて世界ビューティ名匠を受賞。さらに、同年10月に設立されたアジア・クチュール協会の創立メンバーとして、コシノジュンコ氏とともに選任された。

多くの芸能人やセレブの婚礼衣装をデザインし、また多くの著書も執筆している。

ウェディングプランナー 新屋 光

披露宴司会者からウェディングプランナーへ転向した異色の経歴を持つので視野が広く、経験と知識はその後に勤める会場ではスタープランナーとしての階段を最速で上り、その後はマネージメントで生かされ、ブランディングの確立や業績UPに貢献した。

有名会場でもホスピタリティ溢れる対応で洗練されたラグジュアリー感ある結婚式から家族の心温まる結婚式まで幅広いプロデュースが可能な安心感も結婚式を挙げた新郎新婦からのご紹介の多い人気プランナーの理由の1つ。「結婚式」という仕事に23年前の初心を忘れずに向き合う熱いハートは同業者からも一目置かれている。全ては花嫁のためにという桂由美と同じ想いでプロデュースを行っている。リクルート主催 2012 Good Wedding Awardファイナリスト、「ソウル賞」受賞。

「桂由美ウェディングプロデュース カリヨンTOKYO」へのお問い合わせ

tel 03-5772-3068
e-mail info@carillon-in.com
営業時間 11:00~19:00(水曜定休)
HP http://www.katsura-yumi.co.jp/
Facebookページ http://www.facebook.com/pages/Yumi-Katsura-Wedding-Produce-Carillon-Tokyo/

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