「仕事でケンカは嫌」「苦労を分かち合いたい」......結婚相手は同業種・異業種、どっちが理想？

夫婦で仕事の相談ができるのは、同業種ならではの魅力。一方、パートナーと仕事の話をしたくないなら異業種の方が楽。独身のみなさんは、結婚相手としてはどちらが理想？　そこでマイナビウエディング編集部では、「結婚するなら異業種・同業種どっち？」について未婚男女にアンケートを実施しました。

■7割が「同業種・異業種どちらでも」
Q.結婚相手は同業種の人と異業種の人、どちらがよいと思いますか？
異業種（25.4%）
同業種（6.2%）
どちらでもいい（68.3%）

約7割の人が「どちらでもいい」と回答。しかし、深く聞いてみると意外なホンネが……。それぞれを選んだ具体的な理由を見てみましょう。

■同業種派は「仕事の大変さを分かち合いたい」
Q.同業種を選んだ理由を教えてください。
1位　おたがいの苦労を分かち合いたいから（58.1%）
2位　共通の話題を持ちたいから（51.6%）
3位　パートナーと仕事の話をしたいから（38.7%）
4位　相手の仕事に興味があるから（9.7%）
（複数回答可）

「おたがいの仕事の忙しさを理解できる」（女性／32歳／金属・鉄鋼・化学）、「仕事の悩みを相談した時にわかってくれそう」（女性／29歳／団体・公益法人・官公庁）、「業務の面で愚痴を話しあうことで、日々のストレス発散になる」（女性／27歳／団体・公益法人・官公庁）などの声から裏付けられるように、約6割が「おたがいの苦労を分かち合いたい」と回答しています。

この他にも、「休みが一緒になるから」（女性／34歳／自動車関連）、「勤務時間が一緒の方がよい」（女性／25歳／マスコミ・広告）など、生活時間が合致するメリットも挙げられました。


■異業種派は「家庭と仕事を分けたい」
Q.異業種を選んだ理由を教えてください
1位　家庭と仕事とは切り離したいから（37.1%）
2位　パートナーと仕事の話をしたくないから（25.2%）
3位　相手の仕事に興味が無いから（16.8%）
4位　仕事においてライバル視されたくないから（9.8%）

約4割が「家庭では切り替えたい」（男性／30歳／食品・飲料）、「職場でも家庭でも仕事の話なんてありえない」（女性／28歳／学校・教育関連）など、オンとオフとをきっちり分けたいと答えています。さらに4人に1人は相手と仕事の話をしたいと思っていないことが明らかに。

この他にも、「同業界だと仕事の話ばかりになりそうだし、異業種だと視野が広がりそう」（男性／35歳／金属・鉄鋼・化学）、「異業種の方が会話が楽しいと感じる」（男性／40歳／情報・IT）など、自分の知らない世界を知りたいという声も目立ちました。

■「どちらでもいい」と言いつつ……
また、興味深かったのは「どちらでもいい」を選びつつも、コメントを見ると「できれば異業種のほうがいい」と回答する人が大半だったこと。具体的には「同業種の方に惹かれたことがない。仕事仲間としてみてしまう」（女性／29歳／団体・公益法人・官公庁）、「同業種なら、同じ経済動向変化によるリスクにさらされる」（男性／33歳／情報・IT）、「仕事まで一緒だと疲れる」（女性／32歳／食品・飲料）、「仕事の話でケンカしたくない」（男性／27歳／学校・教育関連）といった本音が見えました。

「同業種」または「異業種」を選ぶ人はどちらかというと、ネガティブマインドから選んでいる様子。結婚したい彼がいるなら、同業種派か異業種派か、またはどちらでもないか事前に確認しておくと、よい結婚に結びつくかも!?

※アンケート対象
調査時期: 2014年1月31日～2014年2月7日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の未婚男女499名
調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）