イマドキ男女の結婚観
2015年1月23日

どれがベスト? 結婚式の費用分担5パターン


結婚式を挙げるにあたり、パートナーと揉めやすいのが「費用分担」。招待客の人数に差があったり、女性のほうが衣装代が高かったりなど、各自がどう分担するか決めるのは、実は結構難しいんです。

でも準備段階で両家が揉めてしまうと、その後の結婚生活が思いやられるかも!? そこでマイナビウエディング編集部では、「結婚式にかける費用、パートナーと話した?」について既婚男女にアンケートを実施しました。

■約半数が話し合っていた
まず既婚男女308名のうち「結婚式を挙げた」と答えた人(65.6%)に、式準備にかける費用について、パートナーと話をしたかどうか聞いてみました。

Q.結婚式の準備にあたって、パートナーと費用分担についてすりあわせましたか?
はい(48.0%)
いいえ(52.0%)

挙式準備の際、費用分担を話し合った人は約半数との結果になりました。具体的にどう分担していたのでしょうか。すりあわせた内容について詳しく聞きました。

■旦那さま側が多めに負担する
「旦那が7割、私が3割負担」(女性/33歳/金属・鉄鋼・化学)、「夫が私の2倍近く出してくれた」(女性/30歳/金融・証券)、「ほぼ自分が出すことに決まった」(男性/42歳/自動車関連)、「夫が多く払いたいと言うので、払ってもらった」(女性/30歳/その他)など、旦那さま側が多く支払うケースが目立ちました。

■総額をきっちり折半する
一方で、「きちんと折半にすること」(女性/31歳/自動車関連)、「共働きなのですべて半分ずつ負担」(男性/31歳/団体・公益法人・官公庁)、「招待客の人数にかかわらず折半と決めた」(女性/32歳/その他)、「全部自分たちの貯金で出して、半分ずつ負担」(女性/31歳/電機)など、収入の多さや性別に関係なく、平等に出すケースも少なくありません。

■共通部分のみ折半する
同じ折半派でも、「お互いにかかるものはそれぞれが負担して、そうでないものは折半した」(女性/27歳/不動産)、「共通にかかるお金は折半、引出物など招待客の人数に関わるものはそれぞれで払う」(女性/27歳/生保・損保)など、個人でかかる費用を除いた「共通費用」を折半する人もいました。

「衣装代は自分で負担」(男性/29歳/機械・精密機器)、「自分たちの衣装はそれぞれが支払った」(女性/29歳/金属・鉄鋼・化学)など、衣装代が「個人的費用」とされることが多いようです。

■招待客の人数割で負担する
「招待客の人数に差があるから」とお悩みの方には、こんな方法が参考になるかもしれません。「お互いの呼ぶ人数によって費用分担」(男性/50歳以上/電機)、「結婚式の費用負担について、双方それぞれの招待者数の割合で負担することとした。この方法が一番妥当だと思う」(男性/50歳以上/団体・公益法人・官公庁)など「人数割」も、ある意味で公平な方法といえるでしょう。

■「家」ごとに負担する
結婚は「家」を意識するライフイベント。そのため、「それぞれの家でかかった費用を負担する」(女性/34歳/情報・IT)、「自分や家族に関わるものは双方の家で負担した」(女性/29歳/運輸・倉庫)、「お互いの家族の交通費及び宿泊費は実費でそれぞれが負担」(女性/31歳/小売店)など、各「家」でかかった費用を各自が負担する、と考えるケースも。

新郎新婦だけで式費用を負担するのではなく、家族が一部負担してくれる場合もあります。その際は顔合わせの際に話をするなど、どちらにしても早めのタイミングで話し合いの場を設けておきたいものですね。


※アンケート対象
調査時期:2014年12月8日~2014年12月17日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20~50代の既婚男女308名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

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