サラダなら○○を選ぶ!?　「妊活」のために頑張っていること5選

先週は、妊活休業をしていた森三中・大島さんのご懐妊が話題になりましたね。妊娠をかなえるためには健康な身体の維持が必須ですが、健康は、一朝一夕には実現できないもの。「夫婦の時間を楽しみたい」「まずは結婚式をして、子どもはしばらくしてから」というカップルでも、今から将来のためにしておいたほうがいいことがきっとあるはず。皆はどんなことしているの？　周囲の女性の体験談を集めてみました。

(1) 脱・冷え性！

最も多かったのが、冷え性の改善。「妊娠には“冷え”が大敵と聞き、冷え性改善や、運動による代謝アップに努めている」という意見が多数聞かれました。一番人気は、ヨガやウォーキングなどの軽い運動。激しすぎる運動は、妊娠には逆効果になることもあるためご注意を。冷え防止に関しては、しょうが系のドリンクや、靴下の重ね履き、カイロ等で対処している人のほか、特にお腹周りは冷やさないようにと「腹巻き」も大人気でした。最近はカワイイ腹巻きもたくさん出ているので、1枚は持っておくとよさそうです。

（2）食事メニューの工夫！

続いては、取り組みやすい食事面。栄養バランスのよい食事を規則正しい時間にとることが基本であり最善ですが、中でも、ビタミン・ミネラル類を積極的に摂ると良いとされています。特に女性にオススメは、女性ホルモンの代謝に関わり、抗酸化作用があるとされる「ビタミンE」。サラダならば「アボカド」や「かぼちゃ」の含まれるメニューを。おやつ・おつまみには、「アーモンド」や「ピーナッツ」を。その他、「いわし」「うなぎ」などの魚類にも豊富なので、メニュー選びの際、ちょっと意識してみるとよさそうです。そのほか、身体を温める「しょうが」や、血行を促進する「きな粉」なども、妊娠したい女性の身体にはよいとか。

また、あわせて男性も摂るといいのは、「亜鉛」の含まれる食品。有名な「牡蠣」「山芋」のほか、「レバー」「納豆」「パルメザンチーズ」などもオススメです。その他、男性ホルモンに作用するという「黒ごま」や、カルシウムを多く含む「小松菜」「ひじき」などの食品もよいとされており、家庭料理を作るときには、こんな食品も取り入れてみるといいかもしれません。

(3) お酒やカフェインをセーブ！

お酒好きな女性から多かったのが、「飲み過ぎると妊娠しにくいと聞き、1日1～2杯程度に控えるようにした」という意見。妊娠には“体内の冷え”が厳禁で、ビールや焼酎は体を冷やす作用があるので、適量に控えたほうがいいと言われています。一部、日本酒や赤ワインなどは逆に身体を温める作用があるので、どうしても飲みたいときは、これらをチョイスしてみては？

またカフェインも、不妊に影響しやすいと言われる成分のひとつ。こちらも、1日にコーヒー1～2杯程度なら特に問題はないそうですが、女性の中には「毎日何杯も飲んでいたのをやめて、家では健康茶やカフェインレスの飲み物に変えた」という人もいました。過剰摂取すると男性側の身体にも影響があるらしいので、コーヒー中毒の男性陣は要注意です！

(4) 仕事量や時間帯を調整！

中には、仕事をセーブしたという女性（33歳）も。長らく激務の部署にいた彼女は、「不規則な生活とストレスは大いに不妊の原因になりえる」と医師から指導をされ、別の部署に異動希望を出したとか。キャリア面では悩んだものの、規則正しい生活ができるようになり、体調や生理不順も治ってきたと喜んでいました。妊娠を目指すなら、子宮をいたわれる環境にいることは大切。最近は「妊活休暇」なるものを設ける企業も登場していますが、激務のなかで妊活中の方は、期間限定でも環境を変えられないか打診してみるのもいいかもしれません。

(5) 漢方を服用！

「結婚して10年間不妊だったものの、漢方薬を服用していたら妊娠しました！」という女性（35歳）もいました。漢方は、西洋医学のように起こった病を治療する「対症療法」ではなく、根本的な体質改善を目指す「根本（原因）療法」。不妊は病気というわけではないので、じっくり体質をよくしていくための漢方薬は、妊活向きのお薬と言えそうです。薬局のほか、婦人科で処方してくれるところもあるので、気になる方は一度相談してみては。

現代生活では、油断すると女性の機能やホルモンバランスも崩れがちに。栄養や運動、冷えなどにも気をつけて、いつでも産める身体をキープしておきたいものですね。将来子どもを望む皆さん、普段どんなことに意識していますか？

（文／外山ゆひら）