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結婚生活ニュース byマイナビニュース

2016年4月14日

2人目解禁の中国で「ユエサオ」ビジネスが注目されているわけ

2016年、中国はベビーブームになる可能性がある。理由のひとつ目は2016年からひとりっ子政策が緩和され2人目の子どもをもつことが可能となったこと、そしてもうひとつは2016年が「火猴」の年であることだ。その中で「ユエサオ(月嫂)」のビジネスが今、中国で注目されている。

2人目が可能となった2016年は、暦の上でもベビーブームになる可能性がある

嬰児専用お手伝いさんへの転職が増加する?

2016年は中国の五行説で5年に1度の「火」の年、そして12年に1度の申年、合わせて「火猴」の年となる。60年に一度のこの年に生まれた子どもは情義に厚く、遠大な豊富を持ち、そして商売の才能があるとされる。2015年は未年だったが、未年生まれの子どもは早くに父母を失くすというような迷信がある。「できれば運勢のいい年にうんであげたい」というのが親心だろう。

ベビーブームとなる可能性がある上、今後も2人目解禁で子どもは増えていくに違いない。そこで上海では会社を辞めて「ユエサオ(月嫂)」を目指す人が増えるのでは、という見方もされている。「ユエサオ」とは産後間もない褥婦(じょくふ)と新生児を世話する専門のお手伝いさんのことだ。

上海では1時間25元(約500円)、住み込みで3,000元(約6万円)ほどでお手伝いさんを雇うことができる。しかし、ユエサオはお手伝い界の頂点に君臨する存在、1カ月の価格は7,000元(約14万円)以上は固く、資格所有者や経験豊富な人の場合には1万元(約20万円)超えもザラだ。なぜこのような存在が必要とされるのだろうか。

産後1カ月は養生する「坐月子」の習慣

中国には「坐月子」という習慣がある。これは、褥婦は出産後1カ月間、なるべくベッドから下りずに養生させるというものだ。坐月子の間は初めは30分以上起き上がってはいけないとか、髪の毛を洗ってはいけないなどといった昔から伝わる様々な規則を守って生活する。

現在ではもちろん、髪の毛は洗っても問題ないことになっているが、まだ昔のやり方を信じている人もおり、実際に髪の毛を洗わないで過ごしたという話も聞いたことがある。そうなると、母親は子どもの世話を十分にすることができない。その間は一般に祖父母が世話をするのだが、それが難しい人もいる。そうした時にお手伝いさんとして登場したのがユエサオだ。

「ユエサオ(月嫂)」は祖父母に代わる存在として必要とされた

ユエサオは比較的新しいビジネスで、2005年頃に登場したと言われている。今後は2人目の子どもをもつことが解禁されたために、高齢出産が増える可能性が高い。高齢出産の場合には祖父母も年をとっており、子どもの世話をしきれないため、ユエサオは今以上に必要とされる存在となるだろう。ユエサオ市場は今後の発展が見込める市場であり、ユエサオに転職した人の目は鋭いと言えるだろう。

産後の最高の過ごし方は「月子会所」

ユエサオを雇うことは無論、中国でもぜいたくに属する。だが、それよりもさらにぜいたくな産後の過ごし方がある。それが「月子会所」だ。月子会所は1カ月高級ホテルのようなところに住みながら、手厚い産後のケアを受けることのできる施設で、2013年に女優の小雪が韓国で出産した時に利用した「産後調理院」に当たるものだ。

その価格は上海の広告を見ている限り、特価で3万元(約60万円)ほどとかなり高額のようだ。日本にも全国的に産後ケアセンターがあるが、こちらは価格こそまだ手頃ではあるが1日単位でのショートステイが一般的で、1カ月も過ごせる中国のものとはかなり異なる。

日本の場合は産後に実家へ帰る人もいるが、それができない人もいる。実家に帰れない人は夫にサポートを頼む他、助けを得ることができないのではないだろうか。日本においても、中国のようなサービスの選択肢があってもいいように思われる。

※写真はイメージで本文とは関係ありません

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