【実録】 30代以上の男女の「恋愛・婚活・結婚」の本当の実態「オトナのトキメキ」

2014年6月19日

あなたは間違ってない? 恋人が風邪を引いたとき、ふたりの仲が深まるベストな対応

病気になると、身体だけでなく心も弱るもの。恋人に献身的に看病してもらい、その存在に改めて感謝しました、なんてカップルの声もよく聞かれます。看病がふたりの仲を深めるキッカケになったりもするようですね。しかし中には、「そっとしておいてほしい」という人や、「恋人の態度に傷ついた」なんて人もいる様子。病気の折にはどんなサポートをしてもらうとうれしいか、逆にどんな言動はNGか、探ってみました。


画像

■  「大切に想ってくれること」が伝わるとうれしい

まずは、病気の折、実際に「恋人にしてもらってうれしかったこと」から。女性陣から多かったのは、「毎日買い出しをしてきてくれた」「病院に付き添ってくれた」などの意見。外出もままならないほど体調が悪いときは、たしかに買い出しだけでも十分にありがたいですよね。また、それなりに重い病気の折は"心もとない気持ち"にもなりやすいので、病院への付き添いはかなりうれしいといった声も聞かれます。

中には、病気をきっかけに彼にホレ直した、という女性も。「寝ている間に、薬や栄養ドリンクが入った袋をこっそりドアノブにかけてくれていって感動した」「聞き慣れない病気にかかったとき、対策や治療法をいろいろと調べてくれた」などなど。ささいなことでも、自分を大切に想ってくれる人がいると感じるこうしたサポートは、病気で不安なとき、何よりも力になりますよね。

一方、男性陣からは、「お粥プラス、冷蔵庫に作り置きまでしておいてくれた」「洗濯や家事をしてくれて助かった」など、身の回りの世話に感謝する声が多く聞かれました。中には、「夜中に来てくれて、必要なものを一式テキパキと用意して帰っていった彼女をちょっと尊敬した」という男性も。病気のときは恋愛モードでかわいらしく接するよりも、お母さんを彷彿とさせるような(!?)、頼りがいのある態度で看病してあげると喜ばれやすいのかも。ちなみにこの男性はその後、彼女と結婚を決めたそうです。

■ 遠慮なのか迷惑なのか、見極めは大切!?

続いて、「病気の折は、そっとしておいてほしい」派の意見。理由を尋ねてみたところ、「部屋に来られても、相手をしてあげられないので気を遣う」「物音が気になる。静かに寝かせてほしい」などの声が聞かれました。恋人がこうした考え方である場合、看病するにしても長くは居座らないほうが喜ばれるのかも。病気にかかっている恋人に「何もしなくていい」と言われたときは、遠慮なのか、本気で迷惑なのか、どの程度のサポートを真に欲しているかの見極めが重要。

■ 「うつったら困る」発言や、過度の世話焼きはNG!?

また、「病気のときに、恋人にされたくないNGな言動」についても調べてみました。男女とも、最も多く聞かれたのが、「風邪がうつったら困るから看病したくない」といった類の発言。仕事などで風邪を引けないタイミングもあるでしょうが、弱っているときにこんな自分本位な発言をされたらガッカリですよね。いくら本心だとしても、これをハッキリ口にして良いことはなさそうです。

中には、「入院中に誕生日を迎えたが、彼からはひと言メールだけで妙に寂しかった」なんてエピソードも。病気だろうと、女性にとって記念日は特別。会えないなら、せめて「早く元気になって、仕切り直しでお祝いしようね!」なんて言ってもらえたらうれしかったのかも!?

一方、女性側が注意したいのは、必要以上に世話を焼きたがってしまう傾向。ある男性からは、「風邪で会社を休んだら、同僚の女性が看病に押し掛けてきて、正直困りました」なんて話も。サポートは欲しくても、それなりに親密な相手でなければ、逆に対応に困るもの。交際前などまだ関係の浅い相手の場合には、事前にメール等で「何か困っていない?」「私にできることは何かありますか?」と尋ね、相手が望むことだけに応えてあげると、喜ばれやすいかもしれません。

(おわりに)
個人差はあれ、全体的に男性は「必要な身の回りのケア」を、女性は「普段よりも優しい心遣い」を求める傾向があるのかなと感じました。いずれにせよ、「早く治るように、少しでも楽になるように」といった愛情からのサポートは、きっと相手の心深くに届くはず。恋人が病気で弱っているときは、ぜひ自分本位にならず、相手が喜ぶようなサポートをしてあげたいものですね。

(文/外山ゆひら)


< 結婚につなげるために! 休日が違うカップルがしている工夫とは?  |  一覧へ戻る