同じバスタオルを使うのはアリ?ナシ? 結婚生活で気になる些細なこと

おやくだち 結婚前の方へ

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共に支え合って生きることを誓い、結婚する二人。

しかし、いざ一緒に生活してみると、味噌汁の具の違いや洗濯物の干し方の違いなど、「些細なこと」で言い争いになってしまうことがあると言います。

今回は同棲・結婚生活を夢見る方たちに向けて、ふたり暮らしでケンカのタネになった「些細なこと」と、筆者なりに考えたアドバイスを紹介します。

※実際に同棲・結婚生活を経験した先輩カップルの体験談なのですが、「些細な言い争い」は出てくることマシンガンのごとく。心してご覧ください。


食事編

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料理の味の濃さ問題

男「ごめん、塩、もらえる?」

女「気に入らないなら食べなくてええよ?」

男「え!? いやいやいや、そうじゃない。マズいとかじゃなくて......」

女「だっていつも調味料足すやん、なんなん!?」

関 東と関西など、生まれ育った地域によって料理の味付けの濃さは変わります。「薄く作って、濃くしたければそれぞれ足す」のが一番バランスを取りやすそうで すが、それでもケンカしがちなら、いっそふたりが生まれた地域とは全く関係ないところの味にチャレンジするのはいかがでしょう?

食事中のスマホがOKかどうか問題

女「ちょっと! 食事中にスマホいじるのやめてよ!?」

男「仕事の連絡だもん、しょうがないだろ」

女「ご飯がマズくなるんだってば!」

男「そんなことでマズくなる飯つくるな!」

普段なかなか予定が合わないからこそ、食事の時間くらいゆっくり会話をしたいと思うもの。スマホ中毒のようになっている人は男性を中心に多いようですが、解消されないようだったら「スマホをメインディッシュの皿の下に置く」などの強行策をオススメします。

食事のときサラダばかり残る問題

女「なんでサラダそんな残るの?」

男「最後に食べるから」

女「一緒に食べればいいじゃん」

男「食べ方に文句つけないでくれない?」

女「別れよ」

こちらも男性を中心に多く見られる「まずは肉! 最後に野菜!」な人たち。食べ方だって人それぞれですし、いちいち文句を付けられるのはイヤだという気持ちもわかります。「料理を残されるよりマシ」ととらえて、広い心を持ちましょう!



おかずを大皿で出すか、各自のお皿に盛りつけて出すか問題

女「パスタくらい、1人分ずつ盛ってよ」

男「ビュッフェ気分が味わえて良くない?」

女「洗わなきゃいけないお皿、増えるじゃん」

ふたりで別け合うからこそ楽しいこともあれば、ひとりずつきちんと別けられているから気兼ねなく食べられることも。料理に合わせて臨機応変に変えるのがよさそうですが、料理をお皿に盛るまえに食べ方を話し合えば解決は早いです。

洗濯編

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バスタオル1枚を皆で使うか、ひとりずつ使うか問題

男「バスタオル出して~」

女「え、そこにあるじゃん」

男「お前使ったじゃん」

女「嫌なの?」

男「いや濡れてるし」

女「濡れてないとこ使えば?」

衛生面を取るか、洗濯の手間を取るか、論点は家庭によって異なります。「洗濯が面倒」と相手が思っていたら、積極的に自分が洗濯機を回してあげることで解決できるかもしれません。このほかに「バスタオルは1回使ったら洗うか、複数回使うか」も言い争いのテーマになるのだそう。結婚生活の最初の壁は「バスタオル」にあるのかもしれません。

洗濯洗剤を使い分けるか分けないか問題

女「ちょっと! おしゃれ着はホームクリーニングのエ〇ールでしょ!」

男「うるせぇな、アタ〇ク使っておけば間違いねぇんだよ」

女「しばらく別居ね」

男「望むところだ」

細かいところだからこそ、意見は分かれそう。全然関係がないですが、エ〇―ルもアタ〇クも同じ会社の製品でした。2人の方向性にそれほどズレはないので、どうかケンカしないでほしいものです。

靴下やTシャツなどを裏返しのまま洗濯機に入れる問題

女「裏返しのまま入れるのやめてもらえる? 誰が直して干すと思ってんのよ」

男「お前」

女「この家から干すぞ」

実 際にやってみるとわかるのですが、洗濯物をいちいちひっくり返すのは本当に面倒。でも、「洋服の表が日焼けしないように裏返す」というオシャレテクも存在 しているようで、実は理由あってやっている場合も? 洗濯物だけでなく、自分が干される前に気を付けておきたいですね。

服のしまい方が汚い問題

女「ねえ、服ぐらいちゃんとたたんでくれない......?」

男「たたんでるだけありがたいって発想はないの?」

女「もう出てけ」

「洗 濯物はいっさいたたまず山にして、その中から着る服を選ぶスタイル」という方もいるらしいので、「まあそれよりマシか」と考えるか、「いやありえないで しょ」と戦うか、それも家庭によって異なりそうです。いっそこだわりが強い方が「たたみ方セミナー」みたいのを開催してレクチャーするのがいいかもしれま せん。

バスマットを他の洗濯物と一緒に洗う問題

女「え!? バスマットは他の洗濯物と分けて洗ってよ!」

男「え、おまえ、水虫なの?」

女「違うけど」

男「ならよくない?」

女「え」

洗濯ネタが続きますが、「バスマットを他の洗濯物と一緒に洗うかどうか」も揉めるポイントのよう。確かに、足が接する靴下と他の洗濯物も大抵は一緒に洗いますし、見極めは難しいところです。

ちなみに同類ケースとして「バスタオルでお風呂場の水滴を拭く」という点でも言い争いが行われているようですので、そちらも事前にパートナーへの確認をお願いします。

靴下をよくなくすが、気にしない問題

男「あれ、黒い靴下また片方なくしちゃった。まぁいいか」

女「またなの? いっつもじゃん!」

男「いつかまた巡り合えるさ」

女「キザかよ」

なくしてしまうのは仕方ないとしても、てんで気にしない様子に世の女性の怒りは心頭するよう。でも、いつも同じ種類の黒い靴下を使っていれば、片方なくしても別の片方とマッチングできるから大丈夫です。試してみてください。

水回り編

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男性のトイレは立ちション派か座りション派か問題

女「トイレは座ってしてって言ってるじゃん!」

男「座りションなんて、男がすたるぜ」

女「は?」

最近は男性の座りション派も増えてきましたが、立ちション派もまだまだいます。「トイレ掃除は絶対に俺がするから、立ちションさせてくれ!」と、意地でも立ちを譲らない男性もいるらしいです。まぁそこまで言うなら......? と許せるかは彼女次第......?

トイレのフタを閉じない問題

男「おい、お前トイレのフタ上げっぱなしだぞ」

女「あ、ごめん」

男「罰金100円」

女「え」

上 記はわたしの実体験ですが、トイレのフタひとつでも喧嘩の原因になることがあります。あとは「彼氏が便座を上げたままにしていて、彼女がそれに気付かずお しりから便器に落ちた」という事件もたまに聞きます。なかなか解決しなかった場合は、「便座は斜め45度で固定」という間を取り過ぎた解決案をおすすめし ます。

ヒゲ剃り後の洗面台問題

女「きゃあ!」

男「どうしたの?」

女「洗面台が黒い...ツブツブまみれ......!」

男「大丈夫、僕の髭だよ」

女「掃除しろ」

反対に、女の人の長い髪の毛が落ちているのが気になる男性もいるよう。自分の毛はあまり気にならない分、お互いの毛を拾い合うくらいの心の余裕があると平和に暮らせそうです。

風呂トイレ一緒のユニットバスなのに長風呂問題

男「風呂、長くね? トイレ使えねぇじゃん」

女「私とトイレ、どっちをとるの?」

男「その選択肢おかしくない?」

風呂トイレ別物件は高くつきますが、ケンカが解消されるなら安い買いものな気もします。我慢するか、我慢しなくても済む場所に引っ越すか、よく話し合ったほうがよさそうですね。

お風呂は夜入るか朝入るか問題

女「お風呂入らないの?」

男「俺、朝派だから」

女「なに、その派閥」

男「やっぱり俺ら」

女「解散ね」

お風呂に朝入るか、夜入るかのほか、「入る頻度も」人によって違いがありそう。「長いと1週間お風呂に入らない」という知人もいましたが、「文化の違う人」と捉えれば、寛容になれそうです。いや、なれないか......。

ベッド編

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ベッドに敷布団を敷くのか敷かないのか問題

女「マットレスあるのに敷布団いる?」

男「ふかふかのほうが良くない?」

女「いや、マットレスの意味なくない?」

男「俺たち最近、すれ違うな......」

女「えぇ、別れましょ」

そもそもベッドと布団どっちで寝る? という点もひとつ議論を呼びそうですし、マットレスの固さはどれぐらいがいいのか? も喧嘩のタネになりそう。睡眠は欠かせないものですし、妥協点が見つからないなら別々に寝るのもひとつの策と言えそうです。

寝る時間を揃えるか別々か問題

男「一緒に寝ようよ~」

女「今、仕事してるから」

男「俺と仕事どっちが大事なの?」

女「女々しいんだよ!」

男「え!」

このほか、「お風呂に同じタイミングで入るかどうか」も挙がりましたが、自分のペースを崩されたくない人にとって、ふたり暮らしはこうした問題が多そうです。

ソファで寝落ちしてしまう問題

女「そろそろ寝たら?」

男「まだ仕事終わらないから」

(翌朝)

女「またソファで寝たの!?」

男「ベッドで寝ると戦ってる気がしないんだよ」

女「寝るときくらい戦うのやめたら?」

「ベッドで寝ないと疲れがとれないでしょ」という奥さんと「ベッドで寝ると気が抜けてしまう」という旦那さんの意見。どちらの気持ちもわかりますが、体をいたわってほしい奥さんの意見を尊重させてあげたいところです。

その他

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終電を逃しても連絡がない問題

女「遅いな......大丈夫かな......」

男「ただいま~!」

女「連絡くらいしてよ!」

男「ごめんごめん、電池切れてて」

女「心配、したんだから......」

男「ごめん、泣かないで」

ロ マンチックに書いてみたんですけど、実際はアクロバティックな技が飛び交う壮絶な夫婦喧嘩になることが多いそうです。それもこれも「心配してたのに」とい う愛情の裏返し。彼氏さん、遅くなるときは一報を入れてあげましょう。彼女さん、改善されなかったらGPSで追い続けましょう。

マイペースすぎる問題

女「もう! 11時には出ようって言ったじゃん」

男「ちょっと待って~。今支度してるから~」

(1時間後)

女「もう準備できたよね? そろそろ行こうよ」

男「せっかくの休みだし、またにしない? あ、この番組面白いよ」

女「......」

「お互いに気を使わずにいられる関係」は美しいですが、度を越したマイペースは一緒に生活していると苛立つポイントの1つかもしれません。しかし一緒に暮らすうちに諦めるようになるのだとか。夫婦って偉大、というか合わせる方、偉大......。

エアコンつける派、つけない派問題

女「寒いから暖房つけるね~」

男「え、暑くない?」

女「いや、寒いでしょ」

男「どうなってるんだお前の体」

女「こっちのセリフすぎる」

肌感覚の違いなのでこればっかりは仕方ないですが、暑ければ脱げばいいし、寒ければ着ればいいので、お互いに歩み寄ることもできるはず。エアコンのリモコンを奪い合うまえに、話し合いから始めてみましょう。

玄関にものを置く問題

女「玄関にものを置くのやめてよ」

男「出かけにすぐ持っていけたほうがいいだろ」

女「入口から散らかってるとゲンナリすんの!」

男「じゃあベランダから入れば!?」

「きれいにしておきたい場所」は人によって異なります。「ここは私の聖域!」という場所には、手を付けないのが鉄則。喧嘩のタネになるぐらいなら我慢を選んで、こだわりや習慣を捨てることもときには重要です。

部屋で喫煙する問題

女「タバコはベランダで吸って!」

男「寒いんだもん、部屋で吸わせろよ」

女「ムリ、もうほんっとムリ。離婚」

男「賛成だな」

匂いが家具に染み付いたり、壁の色が変色したり、とタバコは人体以外にも影響が......。喫煙者の肩身はどんどん狭くなるばかりですが、快適な結婚生活のためには我慢するしかありません。

まとめ

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結 婚生活で気を付けたいポイントをシチュエーションと合わせて懇切丁寧に説明してきましたが、明るい結婚生活のイメージはついたでしょうか。最初はかみ合わ なくても、どんどん歯車が合っていくのが結婚生活とのこと。これから結婚を控えている方も、絶賛熱戦中の方も、お互いが過ごしやすい環境を2人で作ってい けるといいですね!

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