逆プロポーズってぶっちゃけどうなの？　男性の本音をアンケート

「逆プロポーズ」といえば、女性から男性にするもの。なぜ「逆」なのかというと、プロポーズが「男性から女性にするもの」とされてきた歴史的な流れがあるからでしょう。この“逆プロポーズ”を世の男性たちはどのように考えているのでしょうか。

■男性が女性からプロポーズされる「逆プロポーズ」は、アリだと思いますか？
あり……78.7%
なし……21.3%

ご覧のとおり、8割近くの人が「あり」と回答。意外に許容派が多いようです。
「あり派」の意見をざっとご紹介しますね。

「いまどき何でもアリでしょ（31歳／商社・卸）」「男女平等の時代だから（29歳／機械・精密機器）」「世の中が変わってきているから（49歳／情報・IT）」
などなど、自分の意見というより、現代の風潮に照らし合わせて「あり」じゃないか、と考える人たち。実は「あり派」の中でも一番のマジョリティなんですが、どこか他人事という感じも……柔軟と褒めるべきか、雰囲気で言ってるだけ!?　と怒るべきでしょうか（苦笑）。

「それはそれでいいと思うから（27歳／金属・鉄鋼・化学）」「どちらがしてもいいじゃないかと思う（35歳／小売店）」「プロポーズに男女は関係ない（23歳／その他業種）」「何が“逆”なのか？　理解しがたい（43歳／建設・土木）」
こちらはナチュラルに「あり」と思っていて、逆とかどうでもいいじゃん、と感じる人たちの意見。

「嬉しいから（27歳／金融・証券）」「されたい（22歳／その他業種）」「気持ちがこもってる感じがする（38歳／人材派遣・人材紹介）」
むしろ女の子からプロポーズされて嬉しい、とポジティブに捉えている男性もいるみたいですね。

ほかに、「告白すらできないチキンなので（31歳／情報・IT）」「草食系男子なので（32歳／機械・精密機器）」「もともと女性側が引っ張っているようなカップルであれば、唐突さがなくて良いのでは（34歳／金属・鉄鋼・化学）」
などがありました。プロポーズ待ち男子がこんなにいたとは！　シャイな彼らの場合、自分から言いたいけど、ちょっと怖いな……と悩んでいるタイミングで彼女からプロポーズされたら、喜んで応じてくれそうですね。


■「なし派」の声
「だらしない（39歳／金属・鉄鋼・化学）」「情けない（27歳／建設・土木）」
「男がはっきりさせるものだから（31歳／商社・卸）」「男らしくない（30歳／運輸・倉庫）」

などなど、「なし派」の人たちは、ほぼこういった考え方でした。「逆プロポーズはナシ」と考えてはいるのですが、「逆プロポーズをする女性がありえない」ではなく、「逆プロポーズをさせてしまう男性がアリエナイ！」。男性側に非があると思っているんですね！　「自分からプロポーズしたい（32歳／小売店）」「男からするべきだと思う（26歳／生保・損保）」という言葉に集約される、オトコ気派。結婚したい相手にはきっちり気持ちを伝えたいということなのでしょう。


■まとめ
「あり派」が圧倒的という結果になりましたが、「あり派」の中でも受け入れる姿勢はさまざま。濃淡のグラデがあるようです。一方「なし派」は、「女性にそんなことはさせられないぜ……」という、伝統的な“男らしさ”を美徳とする人たちの集団。あなたはどのタイプの男性なら上手くいきそう？　付き合っている彼はどんな価値観の持ち主ですか？　今夜「ねえ、逆プロポーズってどう思う？」と聞いてみると、新たな展開があるかもしれません。


（藤井弘美＋プレスラボ）
※「マイナビニュース」にて2014年12月にアンケート。20代～40代の男性対象。有効回答数100名。