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婚約指輪を使った演出「エンゲージカバーセレモニー」のやり方&3本用リングピローの作り方

エンゲージカバーセレモニー

結婚式・披露宴の定番演出といえば、家族とバージンロードを歩く定番なものから、ベールダウンやブーケを使ったものまでさまざまですが、指輪を使った新しい演出が注目を集めつつあります。ここではシンプルでありながら、結婚式の意味を改めて気付かされる婚約指輪を使った演出『エンゲージカバーセレモニー』についてご紹介します。また、セレモニーには結婚指輪と婚約指輪を置く3本用のリングピローが必須! エンゲージカバーセレモニー専用の3本用のリングピローの作り方も動画で紹介します♪

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エンゲージカバーセレモニーとは



エンゲージカバーセレモニーとは、結婚式で結婚指輪の交換を行った後、新郎が新婦に改めて婚約指輪(エンゲージリング)を贈るセレモニーのことです。別名「ダブルリングセレモニー」とも呼ばれ、着けたばかりの結婚指輪に封をするように、その上から婚約指輪を重ねづけするため、「ふたりの愛と絆に永遠に蓋をする」「幸せに蓋をする」といった意味があると言われ、海外ウエディングでも取り入れるカップルが増えてきています。

最近は、重ねづけすることを想定して、婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪のコーディネートを前提にデザインした指輪も増えているので、結婚式・披露宴でのエンゲージカバーセレモニーを意識したリング選びもオススメです。次の章ではエンゲージカバーセレモニーに欠かせない、3本用のリングピローの作り方を動画で紹介します。


▲“記念日”という意味を持つ『ANNIVERSARIO-アニバーサリオ-』の結婚指輪と婚約指輪。重ねづけしてもオシャレで、ダイヤモンドの配置や輝きにもこだわり、リングを見るたびに記念日を思い出して幸せな気持ちになれるようにデザインされたそう(画像提供:TRECENTI (トレセンテ)
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エンゲージカバーセレモニー専用のリングピローの作り方を動画で紹介!

挙式・披露宴でエンゲージカバーセレモニー(ダブルリングセレモニー)に必要なものは、新郎、新婦それぞれの結婚指輪と婚約指輪、そして指輪を置くためのリングピローと、とってもシンプル。挙式中に、結婚指輪の交換と続けてエンゲージカバーセレモニーを行う場合は、リングが3つ置けるリングピローが理想的です。また、挙式では結婚指輪の交換をして、エンゲージカバーセレモニーを披露宴や二次会で行う場合は、婚約指輪(エンゲージリング)を置く1つ用のリングピローを用意しましょう。

エンゲージカバーセレモニーを行うためには、リングを3本置けるリングピローが必須。そのため、リングピローをDIYする花嫁さんが急増中! ここでは、輸入雑貨店『マライカ』で取り扱っている六角形や四角形のガラスケースを使ったリングピローや、100円ショップで購入できるフォトフレームを使ったリングピロー、手持ちのガラスケースなどを使ったリングピローの作り方を動画で紹介します。

◆ガラスケースのリングピロー


【準備するもの】
『マライカ』のガラスケース/ドライフラワー/好みの布地(ここではフェイクレザーを使用)/グルーガン(瞬間接着剤などでも可)/綿

【作り方】
1)ガラスケースにのサイズに合わせて、布地を六角形と、長方形×2枚にカットします。
2)長方形にカットしたほうの布地を端から丸め、グルーガンで留めたものを2本作ります。
3)六角形にカットした布地の中心に、②を並べて接着します。
4)バランスを見ながらドライフラワーを貼り付けます。
5)ガラスケースの底に綿を敷き詰めます。
6)綿の上にピローを置いたら完成です。

【ポイントや注意点】
・綿は高さを出すために入れているので、使用するドライフラワーに合わせて、量を調節してください。
・ドライフラワーは、お祝いにいただいたお花などで手作りしてもOK。


◆フォトフレームのリングピロー


【準備するもの】
フォトフレーム/ペーパーフラワー/好みの布地(フォトフレームの2倍のサイズ)/好みのピアス(3個)/綿/安全ピン(または、太めの針)/セロハンテープ/両面テープ

【作り方】
1)フォトフレームの台座を外し、表面のガラス(またはクリアボード)を取り除きます。
2)枠だけになったフォトフレームに、布地を外表の二つ折りで重ねます。
3)布地の間に綿を乗せて挟み、膨らみ具合を調整します。
4)セロハンテープで布地をフレームに仮止めします。
5)フォトフレームを表に返し、安全ピン(または太めの針)で、ピアスを止める位置を決め、3箇所穴を開けます。
6)穴にピアスを差し込み、キャッチで留めます。
7)フレームのセロハンテープを外し、台座をはめ込みます。
8)布地のバランスを調整し、はみ出た布地を切り取ります。
9)ペーパーフラワーの後ろに両面テープを貼り、フレームに貼ったら完成です。

▼フレームや布の選び方次第で、さまざまなリングピローが作れます♪



◆さざれを使ったリングピロー


【準備するもの】
ガラスや陶器のケース/さざれ(細石)

【作り方】
ケースにさざれ(細石)を流し入れるだけで完成です!


◆ボタニカルなリングピロー


【準備するもの】
大きめなガラスケース/好みの多肉植物/好みのフェイクグリーン/小さなガラスケース/さざれ(細石)

【作り方】
1)ガラスケースの半分量まで、さざれを入れます。
2)中心を空けて多肉植物とフェイクグリーンを置いていきます。
3)中心に小さなガラスケースを置き、そこにガラスのさざれを入れます。
4)すき間をフェイクグリーンで埋めたら完成です。

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エンゲージカバーセレモニーのやり方やメリットとは?


▲ふたりが肩をそっと抱き合うような、ハグをイメージしたデザインの「Double Hug」。メイドインジャパンの高い技術と、遊び心あふれるデザインが魅力的(画像提供:STAR JEWELRY(スタージュエリー)
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結婚式でのエンゲージカバーセレモニー(ダブルリングセレモニー)の基本的なやり方は、結婚指輪を交換した後に、あらかじめ準備しておいた婚約指輪(エンゲージリング)を新郎が新婦の左手の薬指にはめます。特に人前式で行われることが多い演出ですが、キリスト教式で行いたい場合は、エンゲージカバーセレモニーに対応してくれるかどうかも事前に確認しておきましょう。

エンゲージカバーセレモニーを行うタイミングや方法に決まりはないので、結婚指輪・婚約指輪(エンゲージリング)の運び方、音楽、照明、誓いのキスを取り入れるなど、自分たちらしいセレモニーにアレンジするのも◎ 挙式ではなく、披露宴や二次会の演出としてエンゲージカバーセレモニーを取り入れてもOK。和装で神前式・和婚をしたカップルにもオススメです。

また、シンプルな演出なのに、汎用度の高いエンゲージカバーセレモニーの魅力・メリットはなんといっても、披露宴などでゲストに婚約指輪(エンゲージリング)をお披露目できること。婚約指輪はふたりにとって、大切な記念ですが、普段はなかなか見せる機会がない……と思っている花嫁も多いのでは? エンゲージカバーセレモニーは、そんな婚約指輪を結婚式・披露宴でお披露目できる絶好のチャンス。芸能人が婚約会見で指輪をみんなに見せるように、エンゲージカバーセレモニーの後に、ふたり揃って指輪をお披露目し、晴れて夫婦になったことをゲストに報告してみては? 披露宴の演出を特に考えていないというふたりや少人数の披露宴を予定しているふたりも、エンゲージカバーセレモニーなら取り入れやすいのでは?

中には花嫁には内緒で改めてプロポーズも行う「サプライズエンゲージカバーセレモニー」を行う花婿も増えているのだとか。いずれの場合も、結婚式で何が行われているのかゲストにも分かるように、神父様や牧師様、あるいは司会者に、あらかじめエンゲージカバーセレモニーについての意味を説明してもらいましょう。意味を知ってからセレモニーに立ち会うとゲストもより一層感動が深まるはず。

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▲“愛らしさ”が花言葉のジャスミンの花がモチーフ。V字ラインが手元を美しく飾り、センターダイヤモンドに寄り添うようなメレダイヤモンドが可憐さを演出(画像提供:Samantha Tiara Bridal (サマンサティアラブライダル)
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まとめ

日本でエンゲージカバーセレモニーは、挙式や披露宴の演出としてそれほど浸透していないため、指輪を3本置けるリングピローはそれほど多くないようです。セレモニーのためにリングピローを手作りしたり、市販のガラスケースやジュエリーケースなどをカスタマイズしたりするするのも楽しいですよね♪ たとえば、ガラスケースをアレンジしたリングピローは、中に入れるものによってガラッと雰囲気が変わります。透明なのでゲストからも指輪や飾りが見えるようにアレンジすることも可能。リングピローとして結婚式・披露宴で役目を果たした後も、ジュエリーケースとしていつまでも記念に残しておけるのも魅力です。

シンプルなのに、その意味を知るだけでぐっとロマンティックな演出になるエンゲージカバーセレモニー。結婚式での誓いをゲストに見届けてもらえることはもちろん、婚約指輪をお披露目できるのも魅力ですよね。オリジナルのリングピローを手作りして、ぜひ挙式や披露宴の演出でエンゲージカバーセレモニーを取り入れてみて♪

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