婚約指輪(エンゲージリング)の意味と由来





婚約指輪(エンゲージリング)の意味と由来

婚約指輪(エンゲージリング)の習慣は、諸説ありますがエジプトから始まったと言われています。当時、「結婚」は象形文字の円で描かれ「永遠に途切れぬもの」を表していました。指輪の円形にその意味を重ねて、真実を誓い相手とひとつになることを表現したそうです。また、古代ローマでは結婚よりも婚約が重視されており、その誓いの儀式に鉄の輪が贈られたことから、婚約指輪を贈る習慣が始まったと言う説もあります。

薬指にはめる理由は?

婚約指輪を左手の薬指にはめる理由は、古代エジプトの言い伝えに由来します。心臓につながっている左手の薬指は、「愛のパワーが流れている」と考えられていました。永遠に愛し合うことを誓うために、左手の薬指に指輪をするようになったのです。さらに、薬指には「創り出す力」が宿るとも言われていて、円満な新しい家庭を築きたい願いも込められています。

婚約指輪(エンゲージリング)に宝石がついているのは何故?

中世、婚約指輪にはサファイアやルビーなどの宝石がよく使用されました。現在の主流であるダイヤモンドが使用されるようになったのは1400年代後半からだと言われています。ローマ帝国皇帝になるマキシミリアン大使がブルゴーニュの公女マリーに結婚を申し込んだ際、ドイツのモロルティンガー博士が「不屈の力」「永遠」を意味するダイヤモンドを贈るようアドバイスしました。それ以来、ダイヤモンドは「永遠の愛の象徴」として使われるようになったのです。

婚約指輪が日本で広まった経緯

ヨーロッパで広まった婚約指輪を贈る習慣は、明治時代になると日本にも広まりました。特に、ダイヤモンドの輸入が解禁された高度経済成長期の頃には、今でも根強い人気の立て爪タイプのダイヤモンドリングが一般的となりました。ダイヤモンドはその固さから「固い絆」「永遠の愛」を象徴し、また無色透明な輝きは純粋さを示すため、女性たちの憧れとなりました。 近年では、立て爪タイプに限らず、エタニティリングや誕生石を使ったリングなどデザインや素材も多様化し、予算やライフスタイルに合わせて自由に選べるようになっています。