庚申の日

庚申（かのえさる）の日って
ご存知ですか？

この日は
金の気の
性質が重くなる日

と言われているんです
金の気の性質が重くなる日っていうのは
金の気の影響で
人の心が冷たくなったりするそう

庚申の時はみなさま
旦那様に当たったり
冷たくしないように気をつけようね笑


昔の人は
この庚申の日に子供が生まれると
金とか銀とか鉄とか
金属の感じを名前の一部に取り入れて
厄払にして
心の温かい子供の育てようとしたらしいよ

あと、
昔から庚申の日は
夜寝ると体の中にいる三尸（さんし）っていう虫が
体から抜け出して
その人がしていた悪事を全部地獄のえんま大王様に
チクリに行く日......と考えられいたらしく

悪いことをチクられたくない昔の人は

「寝たら体から出て行くなら
寝なきゃ良い」

とマリーアントワネット顔負けの
（パンが無いならケーキを食べればいい発言でおなじみ）
ぶっ飛んだ解決法で

庚申の日は
寝ないで

夜通し和歌を詠んだり、楽器をかき鳴らしたり
お茶を飲んだり夜更かしして過ごしていたそうです

（そうやって寝不足になるから
次の日人に冷たくなったんじゃなかろうか......なんてね 笑）


あとは庚申の日は
願い事を念じながら北の方角を向いて
黙ってコンニャクの塊を3個（大きくない一口、二口サイズくらいのもの）
食べるとそのお願いがかなう
とか
（ほぼ恵方巻きと同じルール。笑）

前回の庚申の日
私は
コンニャクゼリーを北を向いて食べました。笑


そして、
帝釈天さまや
猿田彦様がいらっしゃる寺社にお参りにいくと
いいんだとか


私は
東京在住なので
有名な帝釈天様と言えば

寅さんでおなじみ
柴又


行ってきました


寅さんがお出迎え



こうやって
日によって
実は人間全体がやると良い行動とか
気をつけた方がいい日とかを
昔の人はかんがえてくれてたんだね

気候から受ける
精神のバランスの変化......とか
そういうのを防ぐために
この時期にはこういう物を食べるといい......とか
トラブルを起こさないように
防ぐ知恵


暦って知ってると
毎日がちょっと楽しいよ～

今回みたいに
柴又まで行っちゃうのも
プチ旅行で楽しかったし笑


季節の行事も
生活の中に取り入れると
メリハリがつきます

2016年は特に伝統的で
文化的なことが運気アップにも繋がるし

ちょこっと今日はどんな日なのかなって
暦を調べてみると
何でも無い日がスペシャルな日に
変わるよね

帝釈天様に
しっかり結婚式のことも
うまくいくようにお願いして来ました


くれぐれも
旦那が寅さん見たくふらっと放浪しませんように笑

次の庚申の日は
4月8日です