彼女に予算オーバーな婚約指輪をねだられたら？　「買ってあげる」派が4割

婚約指輪は一生もの。だからこそ少し値が張ったとしても、自分が欲しい指輪を買ってもらいたいと願う女性は多いのでは。でも、男性が考えている婚約指輪の予算ってどれくらいなの？　もし予算を上回った場合はどうするの？　女子としては気になる問題です。そこで、マイナビウエディング編集部では「婚約指輪の予算」について、未婚男性にアンケートを実施しました。

■予算は「10万円以上20万円未満」が男性の希望
Q.婚約指輪を贈る場合、想定している予算について教えてください。
10万円以上20万円未満（26.2%）
5万円以上10万円未満（15.1%）
20万円以上30万円未満（14.6%）

4人に1人が「10万円以上20万円未満」と回答する結果に。4位以降は「3万円未満」（13.1%）、「3万円以上5万円未満」（11.2%）と続きました。やはりこの厳しい時代だからこそ、昔言われていた「給料の3ヶ月分」なんて跡形もないようです。　ではもし予算を超える指輪をねだられた場合、男性はどうするのでしょうか。

■4割が予算オーバーでも「買ってあげたい」
Q.もし彼女から想定予算を上回る婚約指輪をおねだりされたらどうしますか？
買ってあげる（41.3%）
予算内に抑えてほしいと言う（28.6%）
他の費用（結婚式・新婚旅行等）をカットしてもいいなら買うと言う（21.4%）

4割の男性が「多少ムリをしてでも買ってあげたい」との回答でした。一生に一度の贈り物だからこそ、奮発してあげたいという男気を感じます。一方で、約半数は婚約指輪の予算または結婚費用の予算内に抑えたいという堅実派タイプとなりました。それぞれの意見を見てみましょう。

■買ってあげる派は「一生に一度きりだから妥協したくない」
まず「買ってあげる」派は「一生ものだからほしい物を買ってあげたい」（25歳／医薬品・化粧品）、「一生に一回の買い物なので」（31歳／機械・精密機器）と人生で一度きりの特別な買い物だからこそ、「何とか希望を叶えてあげたいから」（30歳／情報・IT）と、愛する相手のために頑張ってくれる男性に思わずキュン！

■予算内派は「無理をするよりは他のものにお金をかけたい」
「予算内に抑えてほしい」派は、「今後のことを考えると、抑えておくべきところは抑えるという前例を、つくっておきたいので」（41歳／ホテル・旅行・アミューズメント）、「婚約指輪と結婚指輪は別物なので、やはり少し出費を抑えて欲しいと思ってしまうから」（30歳／小売店）など、堅実な意見が目立ちました。

さらに「婚約指輪を使うことはほとんどないため」（29歳／情報・IT）、「他のところにお金を掛けたい」（33歳／金属・鉄鋼・化学）と結婚後に婚約指輪の出番はあまりないせいか、「無理をして買うとのちの生活が苦しくなりそう」（26歳／情報・IT）と、無理をしてまで買うものでもないと考える人も。ジュエリーよりも実用的なことにお金を遣いたいという現実的な意見が多めでした。

■他の費用カット派は「全体の予算内に収まるならOK

最後に「他の費用をカットしてもいいなら買う」派は、「全体の予算は変えたくない」（30歳／情報・IT）、「女子が主役なもんだろうし総額が予算内なら良いかなと」（37歳／医療・福祉）と譲歩しつつも、「現実は分かって貰わないとダメだと思う」（32歳／機械・精密機器）、「自分の出せる予算には限りがあると納得してほしい」（26歳／機械・精密機器）、「結婚指輪やその他の費用もあるから」（28歳／団体・公益法人・官公庁）など、結婚にかかる一連の費用を総合的・計画的に考えている人が目立ちました。

一生に一度きりだからこそ、ふたりで真剣に選びたい婚約指輪。ただし買いに行く前に、結婚のどの部分にお金をかけるか、ふたりでしっかり話し合いをしておくのがおすすめです。

※アンケート対象
調査時期:2013年11月26日～2013年12月16日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の未婚男性206
調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）