成功／失敗事例から学ぶ、彼へのプロポーズおねだりテクニック

結婚式の開催が増えるこの時期、改めて結婚へ憧れを抱く女性も多いのでは。彼からプロポーズを受けて自分も結婚したいけれど、一体どうすればプロポーズしてくれるの？　そこで、マイナビウエディング編集部では「プロポーズのアプローチ」について、既婚＆未婚女性にアンケートを実施しました。

■1割強が自ら動いていた
Q.なかなかプロポーズしてくれない彼に対して、何かしら働きかけた経験はありますか。
ある（12.7%）
ない（67.7%）

プロポーズの気配がない彼に対して、1割強の女性が積極的に動いたと回答しています。では「ある」と回答した人は実際にどのような働きかけをしたのでしょうか。

■8割がストレートなアプローチを実行
1位　「結婚する気ある？」と問いかけた（51.4%）
2位　ストレートに「結婚したい」と告げた（32.4%）
3位　遠回しに「結婚したい」と告げた（18.9%）

1〜2位は単刀直入に切り出す作戦で、3位は間接的なアプローチとなりました。これらのアプローチを実行した人が語る、成功・失敗エピソードを見てみましょう。

■成功パターンその1：結婚しないなら別れる
まずは成功エピソードから。特に多かったのが「いつまでに結婚しないと別れると宣言したら、指輪を買ってくれた」（32歳／その他／既婚）、「結婚しないならもう会わなくていいと言ったら、結婚に向けた話へと進んでいった」（35歳／学校・教育関連／既婚）など、かなりの覚悟を決めたアプローチでした。恋人を失うか結婚するかといった究極の二択を突き付けられると、男性側も覚悟を決めざるを得ないようです。

■成功パターンその2：結婚したい年齢を伝える
「何歳までに結婚したいと言い、プレッシャーをかけ続けたら、その年齢になるまでの誕生日にプロポーズしてくれた」（32歳／金属・鉄鋼・化学／既婚）、「30歳までに結婚したいと宣言したら考えてくれた」（31歳／アパレル・繊維／既婚）など、結婚希望年齢を伝えた人も多めです。男性側も結婚までの準備期間を逆算して、計画的に動きやすくなるのかも。

■成功パターンその3：絶妙なタイミングを狙う
成功者のヒケツは「タイミング」にもあるようで、「同棲中の家で夕飯のしたくをしているときに『どうするの？』といったところ『する』と言われた」（30歳／ホテル・旅行・アミューズメント／既婚）、「会いに行く度良いところを見せ『私と結婚したらメリットあるよ』とストレートに言ったら、笑いながら『すごいね』と言っていた」（28歳／医療・福祉／既婚）など、彼がプロポーズしたくなる状況下で結婚話を持ちかけることが上手くいくファクターなのでしょう。

■タイミング見極め不足、重すぎるアプローチが敗因に
失敗エピソードからは、アプローチするタイミングを見誤った例が目立ちました。2つの具体的な事例を見てみましょう。

「『あんまりゆっくりするつもりはないんだけど』と伝えてみたら、タイミングはお前が決めるものではなく、俺の気持ちも考えろといわれて一蹴」（33歳／ホテル・旅行・アミューズメント／未婚）

「友達の結婚式に参加した際、ブーケトスでブーケを受け取ったので、その話を当時交際していた彼氏に話した。話を聞いた彼氏が『それで？』といったので、ブーケを持っている風に両手を彼氏に向けて、『結婚しようよ』といったら、まだ考えられないといわれた」（30歳／小売店／未婚）

あまりにも唐突すぎたり、彼が結婚への意思を1ミリも抱いていなかったりするタイミングでは、失敗してしまう可能性大。でも、相手がどう思っているか分かっただけでも一歩前進!?

また、少し「重たい」と感じられるアプローチも逆効果になるようで、「結婚する気がなければお泊りはいやだと言ったら、その時にならないとわからないとごまかされた」（27歳／電機／未婚）、「『私は結婚したいし、あなたの子どもなら欲しい。』と一緒にお風呂に入っている時に言ったら、うやむやに流された」（28歳／団体・公益法人・官公庁／未婚）など、言葉選びには慎重になりたいところ。

結婚は彼に直接尋ねるには勇気がいるテーマ。それでも結婚話を進めたいなら、思い切って聞いてみることが大事。タイミング次第で前身することもあるはずです。

※アンケート対象
調査時期:2014年1月31日～2014年2月7日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の女性291名
調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）