数万円から最大50万円OFFまで！　リアルに使える、結婚式費用の節約術5

1日で数百万円かかるケースが多い結婚式。できる限り上手く費用を抑えて、その分を新婚旅行や新婚生活の準備に回したいというカップルもいるはず。でも、何の費用を抑えられるのかわからないですよね……。そこでマイナビウエディング編集部では、「結婚式準備で費用を抑えるために意識したこと」について既婚男女にアンケートを実施しました。

■費用を抑えた人が6割
Q.結婚式準備において、費用を抑えるために意識したことはありますか？
はい（60.4%）
いいえ（39.6%）

6割が式費用のコストカットを考えていたことが明らかに。一方で、3人に1人は意識しなかったということで、あこがれの結婚式をかなえたい派も多い模様？　では、具体的に何の費用を抑えたのでしょうか。

■ペーパーアイテム費を抑えた人が4割超
Q.具体的に何の費用を抑えましたか？
1位　招待状や席次表、メニューなどのペーパーアイテム（42.5%）
2位　招待客の人数（35.8%）
3位　写真、ビデオなど記録に残すもの（32.8%）
4位　会場テーブル装花（29.1%）
5位　新郎新婦の衣装（23.1%）
※複数回答可

一番多かったのは「ペーパーアイテム」。料理や引き出物よりはゲストへのおもてなしに影響しにくい点から、コストカット対象として考える人が多いのでしょう。続いて、具体的にどうやって費用を抑えたか聞いてみました。

■ペーパーアイテムを自作で、地道に節約！
1位の「ペーパーアイテム」は、「自分たちで印刷・セットしたので、5万円くらい安くなったと思う」（女性／28歳／自動車関連）、「これくらいしか節約できるところがなく手作りした。5万円位カットできた」（女性／26歳／医療・福祉）など、結婚式場にオーダーしなかった人が目立ちます。

さらに「席次表を作らなかったので数万円単位での節約になった。なくてもスタッフが案内してくれるので問題はなかった」（女性／31歳／商社・卸）のように、なくても特段不都合ではないものは、敢えて作らないという選択肢もあるようです。

■親しい人だけを呼んで総コストダウン！
2位の「招待客の人数」は、「身内だけの海外挙式だったので、結果コストダウンになった」（女性／31歳／通信）、「職場の人は一切呼ばず、60人くらいのアットホームな式にした」（女性／29歳／団体・公益法人・官公庁）、「遠方の友人が多くて交通費もかかるため、なるべく親しい友人に絞った。ふたり合わせて20人ほど減らした」（男性／33歳／学校・教育関連）など、招待客を思い切って厳選したという声が。

具体的には「人数を80人以下にしたので、50万程度削減できたと思います」（男性／47歳／建設・土木）のように、大幅コストカットできた人もいます。

■映像は自作派となし派に二分
3位の「写真、ビデオ」は、「余興などの映像は自分で制作した。頼むと20万位かかるが、3万のソフト購入だけで済んだ」（女性／27歳／学校・教育関連）のように、15万円以上節約できた人も。

「回りの既婚者にも聞いて、要らないという意見の多かったDVDを削った」（女性／30歳／自動車関連）、「旦那が『絶対に見返さないからいらない』と頑なだったので、ビデオを頼まなかった」（女性／31歳／マスコミ・広告）など、あえてオーダーしなかった人もいました。

■テーブル装花は二次会でも再利用
4位の「会場テーブル装花」は、「会場が提案する決まったデザインのものを選んだ。通常の半額だったので」（女性／31歳／不動産）、「披露宴で使った花を二次会でも使用することで装花代を少なくできた」（女性／26歳／金融・証券）など、安くあげる方法は参考にできそうです。

■衣装は格安店や1着のみも手
5位の「新郎新婦の衣装」は、「他店で最安値の衣装を探した。20万以上節約できたと思う」（女性／34歳／情報・IT）、「お色直しをせず、一番安いドレスを着た。40万円くらい削れた」（女性／30歳／団体・公益法人・官公庁）、「格安のレンタル屋で借りた。ドレス2着、アクセサリーや靴も込みで15万円くらい」（女性／33歳／金属・鉄鋼・化学）など、プラン内で抑えたり、結婚式場提携店以外で選んだりと工夫する人が目立ちました。

費用を抑えるところ・かけるところでメリハリを意識したいところ。上記を参考にコストカットできるポイントを探してみてはいかがですか。

※アンケート対象
調査時期:2014年9月17日～2014年9月19日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女222
調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）