「出費が痛い」「複雑」「純粋にうれしい」　結婚式に招待されたときのホンネ

友人や知人の結婚式に招待されたとき、皆さんはどんな気持ちになりますか？　相手によって、また自分の状況によっても感じ方は違うでしょう。マイナビウエディング編集部では、そんな結婚式に招待されたときのゲストの“ホンネ”について、男女にアンケートを行いました！

■　「晴れ舞台に招待されてうれしい！」「お祝いしてあげたい！」　“歓迎派”の意見

アンケートでは、「友人の結婚式に招待されたとき、どう思ったか詳しく教えてください」という質問を実施。まずは“歓迎派”の回答から。「式に呼んでくれるくらい近しいと思われていることがうれしかった」「純粋に嬉しかった。人生に一度の晴れ舞台に立ち会えるのだから」と招待してくれたことを喜ぶ意見もあれば、「それまでの経過を知っていたので、単純によかったと思った」「仲のいい奴だったので、祝うことができてうれしいと思った」「心からお祝いしてあげたいと感じた」など、親しい人がゴールインすることを心から喜ぶ意見も見られました。

また、「結婚式は出席する方もハッピーな気分になれていいなと思った」「どんな結婚式かすごく楽しみだと思った」と、式そのものを楽しみに思う人もいれば、「豪華な料理が食べられる」「キレイに着飾って飲める」など“イベント”として楽しみにしている人も。その他、「毎回、新しい出会いがないかと楽しみにしている」と異性との出会いを期待する人もいれば、「同級生と会えるのが楽しみ。披露宴よりそっちのほうが……（笑）」など、同窓会気分で出席を心待ちにする人もいました。

■ 「出費が痛い」「準備が面倒くさい」　“渋々派”の意見

一方、人には言えない“渋々”なホンネの回答も。最も多かったのが、「うれしいが、出費が痛い……」という意見。「ドレスやお祝儀などで、結局１０万円近くもかかる」と具体的な金額を上げる人もいれば、「結婚生活が継続していればまだ満足だが、離婚した場合は特に出費が痛いと感じる」と、離婚するカップルにご祝儀を払うことに納得がいかない、といった意見もありました。また中には、「家族と一部の友達しか盛り上がっていない式は、金の無駄だなと感じる」など、内輪ノリのムードに釘を刺す意見も。出席してもらうからには、できるだけ多くの人が満足いく形式を考えなくては……と参考になりますね！

続いて多かったのが、「出席や準備が面倒」という意見。気候や距離を理由に挙げ、「真夏だったり会場が遠かったり、二次会まで出なきゃいけないときは負担に感じる」と述べつつ、「でもお互い様だとも思う」と自分を納得させている人もいました。確かに人付き合いは、“持ちつ持たれつ“という側面が少なからずあるものですよね。
その他、「出席だけでなく余興を頼まれたのが苦痛だった」という意見や、女性からは「衣装や髪型が面倒だと思った」という意見も。また上記と同様、「離婚しそうなカップルなのに……と思うと面倒だった」なんて意見もあり、「お金や手間がかかる以上、どうせなら幸せいっぱいのカップルをお祝いしたい！」と思っている方は少なからずいるのかな、と感じた次第です。

■ 「知人レベルは苦痛」「友人の結婚にショック！」　“複雑派”の意見

「仲のいい友人の場合は嬉しいが、ただの知り合いレベルの場合は苦痛」「おめでたいと思ったカップルもいたし、呼ばれても行くのは微妙だなと思ったカップルもいた」など、関係性によって気持ちは違う、という意見も多く見られました。

また、「招待されたことよりも、友人が結婚することにびっくりしてショックだった」「嬉しい反面、複雑だった」など、友人が結婚をすることへの焦りや嫉妬（!?）を覚えたという人もいれば、「自分も結婚式を挙げたいと思った」と羨ましさを隠せない人も。招待されて初めて結婚のニュースを知るケースも結構ありますよね。内心複雑な感情が芽生えた場合でも、動揺や失意を見せないよう心がけたいものですね（笑）。

普段からお世話になっていたり、長年の友情があったりするからこそ、たくさんのお金や時間をかけてでも集まってもらえるのが結婚式。周囲のあたたかい気持ちを当たり前に思わず、招待や余興についてはできるだけ丁寧にお願いするようにすると、ゲストの参加意欲や満足度も変わってくるのかも。これから式を行うという方は、ぜひご参考にしてくださいね。

※アンケート対象
調査時期:2014年10月16日～2014年10月17日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20～50代の既婚男女300名
調査方法:インターネットアンケート

（文／外山ゆひら）