伝統芸能、ゴンドラ、エルメスの引出物......忘れられない"豪華すぎる"結婚式

今秋「総額5億円」ともいわれる超豪華な挙式を行った俳優のジョージ・クルーニー。さすがにセレブはかける金額が違います。もちろんこれほどではないにせよ、最近の豪華な結婚式とはどんなものなの？　そこで、マイナビウエディング編集部では「参列して驚いた『豪華すぎる結婚式』」について、結婚式の参列経験のある男女250名にアンケートを実施しました。

Q.参列した結婚式で「豪華すぎる！」と驚いたことはありますか？
はい（15.6%）
いいえ（84.4%）

約2割が参列した結婚式の豪華さに驚いた経験があると話します。では実際にどんなところを豪華だと感じたのか、具体的に聞いてみました。

■伝統芸能、ゴンドラ…演出が派手だった
最も多かったのは演出に関するエピソードでした。「歌舞伎の演出があった」（女性／33歳／金属・鉄鋼・化学）、「和太鼓の演奏があった」（女性／32歳／食品・飲料）、「日本舞踊などを催していた」（女性／31歳／その他）などの伝統的なものから、「花火が打ち上がったこと。バブルかと思った」（女性／25歳／団体・公益法人・官公庁）、「新郎新婦がゴンドラにのって登場」（男性／32歳／学校・教育関連）、「シャンデリアが可動式で、花開くような演出だった」（女性／25歳／金融・証券）などのバブリーなものまで、個性的な演出も少なくないようです。

この他にも「新郎が日本酒製造の会社で働いた影響もあり、披露宴時に鏡開きが行われた」（女性／29歳／食品・飲料）、「舞台上で両家そろった鏡開きを見せられた」（女性／37歳／団体・公益法人・官公庁）など、派手さが際立つ鏡開きも挙がっていました。

■お色直しの回数が多かった
次に目立ったのはお色直しに関するエピソード。「お色直しが3回もあった」（女性／31歳／食品・飲料）、「花嫁の色直しが3回もあった。合計4着」（男性／35歳／機械・精密機器）、「衣装替えが計4回以上あった」（男性／33歳／機械・精密機器）、「新婦のドレスが派手で、ヘアチェンジも4回あった。新婦へのお金のかけ方が豪華だった」（女性／27歳／医療・福祉）など、お色直しが3〜4回あるとお金がかかっているな……と感じられるよう。

■ゲストが数百〜千人と多かった
ゲストの人数に関しても「都内のホテルで200人近くのゲストがいた」（女性／31歳／建設・土木）、「高級ホテルでゲストが1000人越えの式だった」（男性／43歳／建設・土木）、「来賓300名の大披露宴」（女性／41歳／その他）など、数百〜千人規模での式は会場費も通常よりかかるため、いかにも高額な式になりそうな印象です。

■ゲストに著名人が混じっていた
同じくゲストに関するエピソードでは、「ゲストの中に芸能人がたくさんいた」（男性／46歳／商社・卸）、「その子の親が地元の有力者で、スピーチに有名な政治家の名前がずらっと並んでいた」（女性／29歳／生保・損保）、「呼んでいるゲストが一流の人ばかりだった」（女性／33歳／金融・証券）など、芸能人・著名人が参列していたとの声も。セレブ感がありますね。

■会場が高級ホテルだった
結婚式場そのものが豪華だったとの声も多く寄せられています。「披露宴会場が帝国ホテル東京だった」（男性／50歳以上／電機）、「ディズニーリゾート(R)のホテルでキャラクターも参加していた」（男性／30歳／情報・IT）、「友人がお医者さんと結婚して、都内の有名ホテルで結婚式を挙げた」（女性／28歳／電機）、「京都の観光地ど真ん中にあって、控室から結婚式場までいくにも観光地を通るので『こんなところで結婚式なんてすごいね』と観光客に噂された」（女性／24歳／医療・福祉）など、いかにも挙式費用が高そうで普段はなかなか足を運ばない会場に驚く人が多数見受けられました。

このほかにも、「引き出物がエルメスだった」（男性／46歳／クリエイティブ職）、「お車代を3万円もいただいた」（女性／33歳／その他）など、豪華な結婚式エピソードがたくさん届いています。

招待されたゲストとしても、毎回同じような内容の結婚式に参加するよりは、たまにはこんな“豪華すぎる結婚式”も印象に残って楽しめそうですよね。とはいえ、主催する新郎新婦は、お金をかけることでゲストにも喜んでもらえる内容かどうかご確認を。

※アンケート対象
調査時期:2014年10月1日～2014年10月7日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:結婚式の参列経験のある男女250名
調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）