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プライベート感あふれるガーデンで、少人数のサマーウエディング

___901107さんご夫婦がかなえたのは、軽井沢でごく身近な大切なゲストをお招きした8月のサマーウエディング。緑あふれるガーデンをふたりらしさいっぱいにアレンジして、ゲストとの時間を楽しんだ挙式&披露宴パーティ。少人数ならではのおもてなしアイデアがいっぱいつまった結婚式をご紹介します。

目次
  1. 緑あふれるガーデンで人前式のセレモニー
  2. 夏の空気感を素材で表現した披露宴コーディネート
  3. 新郎新婦のオシャレと個性が光るお色直し
  4. 楽しみながら一つひとつDIYしたおもてなしアイテム
  5. 式後のお楽しみとして重たい引出物は後日発送
  6. 心残りなく楽しんだ前撮り&後撮り

緑あふれるガーデンで人前式のセレモニー



優しい陽が差し込むガーデンで執り行われた挙式は、新郎の登場からスタート。続いて、お父さまと腕を組みリラックスした表情で入場した新婦。『挙式の入場は父とお喋りしながらみんなの元へ。父と話してたからか意外とリラックスできて、これはチャペルでは絶対できないガーデンウエディングならではのよさだと思いました』と新婦。セレモニーは人前式スタイルをチョイス。ベールアップからの指輪の交換や誓いのキスならぬハグで、ゲストを証人として結婚を誓いを立てた。『人前式は自由度が高いので、演出に迷いましたが、悩んだ末にお互い立会人代表を立て、新郎新婦の紹介と結婚証明書へのゲスト代表として署名をお願いしました』。結婚証明書はアクリル板を使って新婦自らDIYしたもので、夏のガーデンウエディングにぴったり。

夏の空気感を素材で表現した披露宴コーディネート




披露宴会場のコーディネートは、鮮やかな色味があまり得意じゃないという新婦のリスエストで、ドライ+生花とテーマカラーに沿って全体的にナチュラルな雰囲気に。『ぜったいに取り入れたかったのがチェアスタイル。ハーフアーチもとってもお気に入りで、夏ならではの空気感を色味ではなく素材で表現してもらえて大満足のコーディネートです』と新婦。また、ゲストテーブルには、白をベースにラウンドのキャンドルと天然素材のランチョンマットでアレンジ。ランチョンマットはゲストが持ち帰ることができるプレゼントに。

新郎新婦のオシャレと個性が光るお色直し



披露宴パーティのお色直しに選んだのは、新婦がずっと気になっていて即決したというMARGEのドレス。ベージュのサテンスリップガウンとブルーのチュールレースガウンを重ね着にした、ゴールドの濃淡で華やかな刺繍が施された一着。ヘアメイクは個性的な雰囲気を出したくて、ニュアンスあるアレンジにしてもらったという新婦。お色直し用ブーケとのコーディネートも絶妙で、大満足な仕上がりに。新郎は蝶ネクタイからヴィンテージのネクタイにチェンジし、オシャレなおふたりならではの見事な着こなし。

楽しみながら一つひとつDIYしたおもてなしアイテム



ゲストへのおもてなしにもDIYアイテムを取り入れた新婦。海外ウエディング画像からヒントを得たという、エスコードカードもそのひとつ。ハンドメイドのコットンペーパーにイラストレーターでデータ作成し、セルフ印刷所でデータ出力したものを手でちぎるという愛情たっぷりのおもてなしアイテムに。『ひとり黙々とシーリングスタンプを作る作業は、思っていた以上に楽しかったです。フォントを細めにしてしまったので、ゲストが見にくいかなと心配でしたが、当日ちゃんと名前を見つけてくれてたみたいで。実現できて大満足です』と新婦。また、持ち帰り用のコットンバックには、イラストレーターで作成した海外のラインアートをオマージュして、挙式日をあしらったタグをホチキスでセット。ゲストがすぐに使いやすいようにとアイデアを散りばめた。

式後のお楽しみとして重たい引出物は後日発送


結婚式当日は、お花や引菓子、プチギフトなどゲストに持ち帰ってもらうものが多くなることを考えて、引出物は後日発送にした新郎新婦。『どうせなら自分達が使ってて良い!と思えるものを贈ろうとなり、フォルムがとにかくかわいいお気に入りの食器をチョイスしました。当日持ち帰るには重たい荷物になってしまうことに加えて、ゲストひとりひとりにメッセージカードを書いて一緒に梱包したので、式後あらためて感謝の気持ちが伝えられる機会にもなって。後送にして正解だったと思います』と新婦。引出物の色も男女で贈り分けするなど、少人数だから気負わず取り入れられるおもてなしアイデア。

心残りなく楽しんだ前撮り&後撮り




結婚式前と結婚式後の2回に渡りロケーションフォトを楽しんだおふたり。前撮りで撮影した画像は、招待状とプロフィールブックに使用しゲストにもお披露目。後撮りでは、前撮りの時とは異なる自然体なショットを撮影した。『結婚式後に髪をばっさり切ったので、その姿でも写真に収めておきたくて後撮りをすることにしました。嫌な顔をせず快く受け入れてくれた旦那さんには、感謝の気持ちでいっぱいです!』と新婦。前撮り後や結婚式後に「あのドレスもやっぱり着たかった」「あんなシーンやポーズも撮っておけばよかった」と心残りがあるなら、今しか撮れない写真を遠慮せずに思い切り楽しむというのも、ひとつの選択。

文:白石 亜矢子(az-sync.) 写真:(挙式当日)Gakky photography、(ロケーションフォト)MYTHEL