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コロナ禍でも一切の妥協なし! ゲストに感謝を伝えた結婚式

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※この記事は2022年4月時点の情報です。

緊急事態宣言がたとえ発令されても、どんな形の結婚式になろうとも絶対延期や中止はしないと決めて、2021年11月にご結婚式を挙げられた新郎新婦。

ゲストには「結婚式は絶対に挙げるので、それでもよかったら来てください。逆に気を遣わず断ってもらっても大丈夫だから」とWEB招待状でお招きし、結果的に96名のゲストが集まったのだそう。

感染対策を新しいおもてなしアイデアにしたり、前撮りや手作りアイテムなどやりたかったことを全部かなえて、あごがれていた通りの結婚式を実現されたおふたりです。

ドレス選びに近道ナシ! 試着してわかった自分に似合うウエディングドレス




結婚準備で最初に取り掛かったのはウエディングドレス選びだったという新婦の央恵さん。何度もドレスショップに足を運び、気になるドレスはほとんど試着をしたのだそう。

「最初はAラインのドレスがいいかなと思って試着していましたが、自分のイメージと実際に着てみるのとは違って、一度マーメイドラインを着てからは、ずっとマーメイドで探してトータル15着以上試着しました」。

最終的には、一番最初に試着したレーシーなソフトマーメイドのドレスに決定。決め手はエレガントな雰囲気と大胆に空いた背中。ブライダルシューズは幸せのジンクス「Something borrowed」にちなんで、友人から譲り受けたものでコーディネート。会場の雰囲気にもぴったりの運命ドレスで結婚式当日を迎えた。

結婚式のパネルやペーパーアイテムで大活躍★ ドレス&和装姿の前撮り撮影





記念撮影はいろいろな衣装で残したかったという新郎新婦。前撮りでは、アベノハルカスでのドレス姿と、着物を着た純和風の撮影を2回行った。

「アベノハルカスでの撮影は、Instagramでいいなと思っていたスニーカー×カラーの靴下でカジュアルな雰囲気にしました。和装は白無垢、綿帽子、色打掛と来てみたかった衣装を全部着て、和室や竹林でロケーション撮影してもらいました」。

撮影した写真は結婚式でもフル活用し、央恵さん自作のウエルカムスペースのフォトパネルとして、ゲストの待ち合い時間にお披露目。

「100均ショップ発泡スチロールパネルA3とA4を用意して、写真をA4とA3で2分割にコピーしたものを張り付けました。見た目大丈夫かな?と心配でしたが、並べてみるとそれなりな雰囲気になりましたよ!」。

これはやっておくべき! プライベートセレモニー『ファーストミート』&『ファミリーミート』




数多くのウエディングドレスを試着しながらも、どんなドレスを着るかを新郎に秘密にしていたという央恵さん。結婚式当日は控室も別々にしてもらい、チャペルでファーストミートを行った。

「チャペルで待つ彼の元まで行くのにとってもドキドキしました。肩をトントンして彼が振り向いたら、目が赤くてウルウルしていて、それを見た私も思わずウルっ。そんな私を優しくハグをしてくれたのがとっても嬉しかったです」。

その後、両家家族がチャペルに入り、ファミリーミートへ。慌ただしく時間が過ぎる結婚式当日に、家族水入らずの思い出に残るひとときを過ごした。

感動的に「ありがとう」を伝えたい! 挙式前のレターセレモニー




結婚式をすると決めてから央恵さんが絶対にやりたかったことのひとつだったという、ゲストへのレターセレモニー。感染対策上、受付ではエスコードカードなどは手渡しせず、その代わりにチャペル前に貼ったレターの中にセット。

「通常、席札メッセージは挙式後に披露宴会場で読んでもらいますが、そうではなく、ふたりの姿を初めて見る挙式の前に今までの思い出を思い浮かべながら読んでもらいと思い、普段は面と向かって言えない素直な気持ちを手紙を書きました」。

チャペルでは司会者の合図とともに、ゲスト全員が手紙をオープン。友人ゲストは手紙を空けた瞬間、涙がこみ上げてしまい最後まで読めなかったというほど、感動的なレターセレモニーに。

結婚式までの待ち時間が楽しくなる、ウェルカムスペースの作り方







披露宴パーティでは、余興などは一切取り入れずゲストとのおしゃべりや記念撮影にたっぷり時間を取りたいと考えていたおふたり。唯一取り入れたのが、ゲストが待ち合い時間に楽しめる新婦のカラードレスの色当てクイズと、新郎の赤ちゃんの頃の写真当てクイズ。そのほか、ウエルカムスペースには、結婚式前日にセルフスタジオで撮影したという、ゲストがメッセージを書き込めるふたりのフォトパネルや、「Are You Ready?」の文字が描かれた、記念撮影できるミラーなどを用意。

「メッセージボードは背景は黒で、人物はカラーで文字入れしてA3サイズでコピーしただけのものです。前日に用意したものですが、意外とみんながメッセージを書いてくれて嬉しかったです」。

まるでフォトブース★ 映える写真が残せる人気の高砂スタイル



披露宴パーティの高砂席は、ドレスが全身キレイに映えること、ゲストとの記念撮影がしやすいことからテーブルは置かずソファーだけをセット。装花は会場の雰囲気にアレンジされた、秋のウエディングにぴったりの花材をアシンメトリーに配置し、スタイリッシュな雰囲気に。

「ゲストとの距離もグッと近くなるので、記念撮影はもちろんお話がしやすかったのもよかったポイントです」と、央恵さん。

材料&作り方付き♪ 感謝と愛が伝わる手作り親ギフト






結婚式を絶対に挙げたかった理由のひとつが、これまで育ててくれた親や祖父母に感謝の気持ちを伝えたかったからという新郎新婦。式前に行われたファミリーミートでは子育て感謝状を、披露宴パーティのラストにも、手作りの生まれたときの体重分のお米ギフトを贈った。

「小さいころからかわいがってくれた祖父母には、中座のときにエスコート役に指名した際に感謝状を贈りました。とっても喜んでくれて、おばあちゃん孝行ができて本当によかったです」。

そんな央恵さんから、生まれたときの体重分のお米ギフトの作り方をご紹介♪

◆材料◆
お米・顔写真・バスタオル(ふわふわの物にしました)・リボン・名前など印刷した写真(2L判)・100均のラミネート
 
◆作り方◆
①顔写真を印刷して、100均のラミネートで加工
②お米を測って二重にしたジップロックに入れ、閉じる
③バスタオルを半分に折り、カドのひとつを三角に内側に折り、並行になった部分に頭がくるように乗せて、左右から包み最後に下の部分を上に持ってきて巻き込む
④リボンを巻いてできあがり!

これから結婚式を挙げられるカップルへメッセージ

コロナの影響もあり、結婚式をどうするか、ゲストはどこまで呼ぶかなど迷うこともたくさんあるご時世ですが、やっぱり結婚式は結婚した今だからこそできるセレモニーです。私たちが絶対に結婚式を挙げる!と決めた理由のひとつが、大切な人に心から素直に「ありがとう。これからもよろしくね」って言える機会は人生でそんなにたくさんあるわけではないということ。そして挙げてみて、やっぱりやってよかったと実感しています。あこがれややりたいことがあるなら、少人数や家族だけなどどんな形でもいいから、ステキな結婚式をかなえてほしいと思います。
お話を伺った方:魚住央恵さん(@uo_1120wd
結婚式場:アートグレイス ネクスト アシヤ  ●ベストブライダル グループ
挙式年月:2021年11月

文:白石 亜矢子(az-sync.)
写真:アートグレイス ネクスト アシヤ  ●ベストブライダル グループ

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