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結婚式「持ち込み」の相場と実態 ~カメラは?ドレスは? なぜ持ち込みNGがあるの?
一生に一度の結婚式!できればこだわりのアイテムや演出を持ち込みたいですよね。
でも実は、持ち込みができる場合と、できない場合があるんです。また、持ち込みできても制限や持ち込み料がかかることも。
結婚式のことを熟知し、22,000組以上のカップルの結婚式場探しをお手伝いしてきたマイナビウエディングサロンが教えます!
■【アンケート】先輩カップルに聞いた!会場に持ち込んだものは何?
【アイテム別】持ち込みはできる?持ち込み料はどのくらい?












【アンケート】先輩カップルに聞いた!会場に持ち込んだものは何?
結婚式において、「何か持ち込みをしましたか?」のアンケートでは、59%と半数以上の人が持ち込みをしたという結果に。実際に何を持ち込んだかについては、最も多かったのが、招待状やメニュー表などの「ペーパーアイテム」。次いで、2位は「ウェルカムアイテム」、3位「プチギフト」、4位「ブーケ・ブートニア」。持ち込みの理由を聞いたところ、「自分たちで作れるから」「費用を抑えたかったから」「友達にプレゼントしてもらったから」など、プロじゃなくても作れる・用意できるものに集中している傾向が多く見られました。 また、手作りできるものは費用を抑えられるのはもちろん、ふたりらしさやこだわりのアピールポイントにもなるという声も多数。
ほとんどの会場が持ち込みOK!
ただし、持ち込み料に要注意。事前に確認を
ウエディングドレスや和装などの新郎新婦衣装は、結婚式場が既に提携しているショップに契約するのが一般的。しかし「こだわりの1着が着たい!」という花嫁が増え、それに伴い持ち込み希望の人も増加しています。
多くの会場で持ち込みに対応していますが、ウエディングドレスで1着3万円~5万円(会場によっては10万)程度、タキシードで3万円程度の「持ち込み料」がかかってきます。持ち込み料金が発生する仕組みとしては、式場側がドレスを保管するにあたり発生する料金や、万が一ドレスを傷つける等トラブルが起こった際の保障のためとなっています。
そこで、「持ち込み料を払っても、自分で手配したほうが総額で見ると安い」「どうしても着たい一着がある」という方は、“契約前”に持ち込み料を確認することがオススメです。〇着持ち込みたいがいくらかかるのか、割引は難しいか、など詳細を契約前に会場に聞くことで、思わぬ出費は避けられるでしょう。また、ドレス持ち込み無料の会場を探してみる、他の割引プラン(挙式料50%OFF)や特典を利用するなどでも節約ができます。ただし持ち込み料がかからない場合でも、挙式・披露宴・衣装がセットで割安になっているプランは適用されなくなり、結果、総額が一気にアップということもあるので、事前に会場への確認がオススメです。
いずれにしても、たった一度の結婚式! 後悔のないよう、自分が着たいドレスを着れるといいですね♪
\衣装を持ち込んだ先輩カップルの声/
「絶対コレが着たい!と思ったこだわりの衣装があったから」(女性/東京都)
「持ち込みにしたほうが費用を抑えることができたから」(男性/千葉県)
持ち込みはオペレーション面でNG会場が大半。
でも相談次第では…
結婚式の写真撮影は、結婚式場の専属カメラマンに依頼するのが一般的。専属カメラマンに依頼するメリットとしては、その会場の撮影スポットを熟知している・撮影不可の場所がないことが挙げられます。ただし、割高・自分好みの写真になるかわからないなどのデメリットもあるので、持ち込む花嫁さんも。
カメラマンを持ち込む場合のメリットは、費用が抑えられる場合がある・自分好みの写真を撮るカメラマンにまかせられる、が挙げられます。ただし会場によっては、ブライズルームやチャペルでの撮影は禁止、三脚NG、挙式中の撮影は席から離れてはいけない、など厳しい制限がある場合や、そもそも持ち込みを許可していない会場もあるので事前に確認しましょう。
持ち込み料の相場は3万円〜程度。式場の専属カメラマンだと20万円程度費用が掛かってきますが、持ち込みの場合は持ち込み料+カメラマン依頼料+交通費なので、安くおさえられる場合もあります。また、撮影NGの挙式中や集合写真を式場専属カメラマンにお願いし、披露宴は自己手配のカメラマンに依頼などシーンによって使い分けできるケースもあるので、プランナーさんに相談してみるのも良いでしょう。
\ゲストにカメラマンをお願いした先輩カップルの声/
「カメラが好きな親戚のおじさんに写真撮影をお願いした」(男性/群馬県)
ブーケ・ブートニアの持ち込みは比較的自由
衣装と一緒にコーディネートしたいブーケ&ブートニア。会場に手配してもらうとおおよそ2~5万円程度かかるので、持ち込みを考える方も多いのでは。ブーケは持ち込み料が無料な会場がほとんどですが、かかる場合は1~2万円程度が標準なので事前に確認しましょう。
また、自分で好みの花屋さんにお願いする場合は1~4万円程度、自分で花と素材を購入し、DIYする場合は5000~1万円程度かかるようです。いずれも持ち込み料とあわせて考えましょう。さらに、当日までの保管や会場への搬入もすべて自分たちで行う必要があるため、花屋さんや会場としっかり連携をとって、最高の状態で本番を迎えましょう。
\ブーケを持ち込んだ先輩カップルの声/
「妹が手作りしてくれたから」(女性/神奈川県)
「持ち込み料がかからず、安く手配することができたから」(女性/滋賀県)
思い入れのある品ならいけちゃう!?
持ち込み料 1点500円~1,000円
引出物・引菓子は、「実家が和菓子店だから」「地元の名産をみんなに食べてもらいたい」など、ふたりのゆかりのものをゲストにプレゼントしたいというカップルから持ち込みニーズあり。持ち込み相談OKの会場が大半で、結婚式場のHPにその記載があることも。NGの場合は、オペレーション面が理由。さらに、持ち込むアイテムをゲストによって贈り分けもしたいとなると、対応してくれる会場は限られてきます。
また、引出物だけでなく引出物用のバッグを持ち込みたいという人も。ゲスト全員分を用意できるなら対応してくれる会場は多く、引出物バック自体の単価が安いこともあり、持ち込み料がかかる会場は少数。
\引出物・引菓子を持ち込んだ先輩カップルの声/
「ふたりからの気持ちがこもった品にしたかったから」(男性/群馬県)
「仕事に関係のある品を贈りたかったから」(男性/愛知県)
\プチギフトを持ち込んだ先輩カップルの声/
「自分たちの好きなものを贈りたかったから」(女性/静岡県)
「手書きの手紙を一緒に入れて渡したかったから」(女性/北海道)
\親へのギフトを持ち込んだ先輩カップルの声/
「ふたりで手作りしたものを贈りたかったから」(男性/東京)
「親に喜んでもらえるものを選びたかったから」(女性/兵庫県)
衛生管理の都合上、大半がNG……
ただし、“お酒”と“お米”ならアリの会場も
お酒の持ち込みは、「地元の日本酒を出したい」という理由がよくあげられます。会場で入手可能な銘柄なら持ち込みNGですが、取り扱いがなければ未開封の状態で持ち込みOK。ただし、必須条件として「ゲスト人数分のフリードリンクは契約」して、その上で持ち込み料0円というケースが多いようです。
ドリンクを持ち込みたい場合は、持ち込み自体が可能かどうか、持ち込み料はいくらかを契約前に確認しましょう。平均的に1本3,000円前後かかるケースが多いですが、種類によっても異なってくるので要チェックです。
一方のウエディングケーキや披露宴で出す料理は、衛生管理上、持ち込み制限が厳しいのでご注意を。ただし、生米や野菜といった食材なら調理をするので食中毒が起きる危険も低く、対応してくれる可能性大。料理のフルオーダーができる会場なら、むしろ食材の持ち込みOKをウリにしていることも。過去には、結婚式前日に新郎新婦自身が会場の厨房でウエディングケーキを作ったというこだわり派もいるので、相談してみる価値はあり!
ほかのお客様にご迷惑がかからないように。
和太鼓・ドラムなど響く楽器は難しそう……
「ふたりの趣味が音楽」「新郎(新婦)が楽器を習っている」という音楽好きカップルが希望する楽器の持ち込み。OK・NGの境界線は披露宴会場が防音になっているか否かです。他のお客様にご迷惑がかかってしまわないかがポイント。
そのため、特に音が周囲に響く和太鼓やドラム、アンプにつなげる楽器は対応会場が限られます。なお、それ以外の楽器なら、弦楽器は○、管楽器は△。持ち込み料は不要な会場が大半。
装花の持ち込みは制限が厳しい場合も…事前確認必須!
装花の持ち込みは、会場によってできるところとできないところがあるので要確認です。持ち込みができる会場でも、高額な持ち込み料や厳しい制限がかけられている場合があるので、どうしても持ち込みたい方は契約前に確認するのがおすすめ。装花の持ち込みが難しい理由としては、提携外業者との搬入・セッティングの連携がとりづらいことや、衛生面で問題が起きた際の保障等が挙げられます。
持ち込み料の相場は、5~10万円程度が一般的。持ち込み料金と外部のフローリストへの依頼料、お花代すべてを含んだ額で予算を決定しましょう。会場の提携店と契約する場合はおおよそ15~30万となっているので、金額感と自分の希望のイメージを併せて比較し、持ち込むかどうか決めましょう。また装花を持ち込む場合、最も重要なのは搬入です。事前に搬入する際の注意点や日時を確認し、フローリストへしっかりと伝えて連携をとりましょう。
美容師さんの持ち込みはハードル高め。持ち込み料は3~5万円
ヘアメイクは印象を大きく左右するので、「行きつけの美容室のスタッフにお願いしたい!」「有名な美容師さんにお願いしたい」という声もあります。ただしヘアメイクの持ち込みはカメラマン並みの難しさ! なぜなら当日の立ち入りOK/NG場所の指示が必要だったり、控室の手配や時間内に仕上げてもらうためのフォローなど、会場側の負担がかかるためです。なお、会場によってはヘアメイクさんが介添え役を兼ねていることもあり、その場合、美容師さんを持ち込むとなると、別途介添えの手配が必要になることもあります。
式場手配でヘアメイクをすると、お色直しも入れて5~10万程度かかります。一方持ち込みの場合、美容師さんに支払う代金で平均10万程度、さらに持ち込み料3~5万円、交通費などが発生するので、必ずしも節約できるポイントではありません。
それでも「好みのヘアメイクにするために美容師さんを持ち込みたい!」という方は、事前に控室やメイクルームが使えるかも忘れずに確認しましょう。会場によっては、提携外の美容師さんは立ち入り禁止、部屋は貸せるけど別途料金が発生する、など様々な制約があるので要注意です。
司会者は友人に頼みたい!ただし会場スタッフと連携がとりにくいので 持ち込み料が高くなる場合も
司会者は会場に手配してもらうことが一般的です。ただ「親しい友人にお願いしたい」「希望のプロ司会者がいる」場合は、自分で持ち込みたいですよね。
司会者の持ち込み料は会場によってまちまちなので3~10万円をみておくとよいでしょう。友人に頼む場合は、ご祝儀の有無にも関わりますがお礼として1~3万円程度包むことが多いです。また、プロに依頼する場合は3万~と人や実力によって大きく差があります。会場に手配してもらう場合も10万程度かかる場合があるので、自分の希望と持ち込み料の兼ね合いで、どちらがいいか判断しましょう。
会の雰囲気を決定する重要なキーマンである司会者は、最終的に自分のイメージにあった人にお願いできれば持ち込み・提携、いずれの方法でも良いでしょう。
\司会をゲストに頼んだ先輩カップルの声/
「私たちを引き合わせてくれた大親友に司会をお願いした」(男性/神奈川県)
アクセサリーなど小物の持ち込みは難易度低&節約にも
ベールやグローブ、ティアラ、ヘアアクセサリー、イヤリング、ネックレス、シューズ…など、小物をすべてレンタルしていくとそれだけで3万~10万することも。そのためアクセサリーなど身につける小物類は、レンタルするよりも、自分で手配したほうが好みのものを安く手にできる場合があります。
最近ではSNSやフリマアプリで、先輩カップルさんが自身の式で使用した高級ブランドのアクセサリーを格安で販売するなど、良い物をオトクに手に入れる方法もあるので一度調べてみてくださいね。小物類は持ち込み料がかからないことが多いですが、会場によっても異なるので、念のため事前に確認しておきましょう。
映像は多くの会場が持ち込み料なしで対応!
プロフィールムービーをはじめ、オープニングムービー、エンディングムービーなど、
今や披露宴に映像・動画はかかせないもの。持ち込み料なしで対応してくれる会場が大半ですが、別途スクリーン代やプロジェクター代がかかる場合もあるので要注意。なお、持ち込み料がかかる場合は1~2万円程度で、会場によっては1本会場で頼めば2本目からは持込なしということも。
招待状・席次表など印刷物はOK、
ウェルカムボードは△
招待状・席次表などの印刷物は、持ち込みアイテムの中でも非常に持ち込みが容易です。持ち込み料なしの会場も多く、かかる場合でも席次表で1点200~500円程度。ウェルカムボードも持ち込みは多くの会場が対応してくれますが、保管場所の都合でNGということもあり、事前確認が必要に。
\ウェルカムアイテムを持ち込んだ先輩カップルの声/
「感謝の気持ちとして、手書きのアイテムを用意しかったので」(女性/愛知県)
「友人がウエルカムボードをプレゼントしてくれたから」(女性/滋賀県)
\ペーパーアイテムを持ち込んだ先輩カップルの声/
「結婚式のテーマに合ったふたりらしいものにしたかったから」(女性/北海道)
「思い出の物で揃えたかったし、費用も安くすることができたので」(男性/東京都)