ものごとをいい方向へ導く"みちひらきの神"として知られている「猿田彦神社」。
実は、伊勢神宮の創始にも深く関わっており、伊勢参りと合わせて訪れたいパワースポットとして人々に愛され続けています。
今回はそんなパワーが宿る猿田彦神社の人気の秘密と、ここで行う結婚式の魅力を徹底解説します。
6.8万人*のフォロワーをもち、20代から人気を集めるインフルエンサー姉妹が猿田彦神社にぶらり旅へ!
三重県出身ということで幼いころから猿田彦神社に縁があるふたり。今回は神職に境内を案内してもらいながら、
今まで知り得なかった由緒ある歴史や魅力を深堀してきました! (*姉妹合わせた総数、2026年8月現在)

全国各地から参拝者が絶えない猿田彦神社
伊勢神宮 内宮の門前町・おはらい町を進むと現れたのは、今回の旅の舞台「猿田彦神社」。古事記や日本書紀にも登場する猿田彦大神(さるたひこおおかみ)が祀られており、なにかを始めたい時、迷った時に最も良い方へ導いてくれる"みちひらきの神"として親しまれています。ふたりが訪れた日は平日にもかかわらず、絶え間なく参拝客が訪れており、世代問わず人気な様子が伺えました。

その昔、混沌としていた地上をおさめるため、天の神 天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) の一行が降りてきたとき。天と地の間で待ち、高千穂へと導いたのが猿田彦大神です。その案内で天の神は無事地上に着き、国をおさめたそう。このことから、ものごとの最初に現れてすべてを最もいい方向へ導く、みちひらきの大神となったのです。また、伊勢の五十鈴の川上を中心に広く国土の開拓を指導されたことにより、建築・災難除け・開運・事業発展・五穀豊穣・家内安全・交通安全など多くの御神徳でも知られています。
姉妹もご利益を実感!
芸能上達の神社 "佐瑠女神社"
本殿と向き合うように佇む「佐瑠女神社」は、芸能の神様としても有名。芸能関係のお仕事をしているためよく祈願に来るという姉の汐里さんは、参拝後にお仕事が増えた実感があったそう。「小さいころは伊勢神宮にお参りする流れでこちらの神社に立ち寄っていましたが、大人になってよりご利益を実感して参拝するようになりました」。
神社の方いわく、汐里さん同様にご利益を実感する参拝者がとても多いとのこと。中には参拝して駐車場に戻る道中に仕事の電話がかかってきたという人も! 世界的に有名な映画を手掛けた監督も、こちらでお参りをしたのち映画がヒットしたため、それ以来毎回訪れるようになったとか。名だたる芸能事務所や著名人の名前が書かれた幟旗が奉納された神社の前で、ふたりも真剣に祈願をおこないました。

本殿と向き合うように建つ姿は、まさに夫婦のカタチ
佐瑠女神社に祀られている天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、猿田彦大神と最初に出逢い、ともに高千穂までの道をひらいた神様。
ご夫婦になったという伝承があることから、縁を結ぶ神様としても知られています。同じ境内に本殿と向かい合うように建てられている佐瑠女神社は、まさに夫婦が向かい合っているよう。
夫婦の神様を祀り、「人生儀礼の最初のみちひらき」として縁起が良いと、結婚式の舞台に選ぶカップルも多いそう!
歴史や由緒を知った上での挙式は、より感慨深く心に残るものになりそうですね。
神代の時代、天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられ世界に闇がたちこめたとき、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が八百万の神々の前で舞うと、再び大御神があらわれ、明るく平和な世界が戻りました。これが神楽のはじまりとされ、俳優・神楽・技芸・鎮魂の祖神として今でも多くの芸能や音楽関係者が参拝に訪れています。また、天孫降臨のとき、天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) の御一行を迎えた猿田彦大神と最初に出逢いました。ともに道を開き、その功によって「猨女君"(さるめのきみ)」の称号を受けられ、猿田彦大神と伊勢の地に来られたことから、縁結びの神様、女性の守り神様としても信仰を集めています。
神聖な本殿で挙式の話をうかがう
続いてふたりは、特別感漂う本殿内へ。お清めの火打石を打ってもらうと「何度も来ていますが、中に入るのは初めてです」と感動する春佳さん。神聖な空気に満ちた本殿は前後から自然光が入る造りになっているため、厳かな雰囲気の中に温かさも感じられます。
「もともと神社婚に憧れがあったのですが、御殿内に入ってみて、"こんな結婚式をみたことがない!"って思いました」と声を弾ませる春佳さん。神社の方によれば、ゲストとして婚礼に参列して気に入り、自分の結婚式を検討しに来る人もいるそうです。挙式の中で、猿田彦神社ならではの「みちびきの舞」という神楽の奉納もあり、唯一無二の挙式ができることを教わったふたりは「祝っていたいただいているという特別感がありますね」と目を輝かせていました。

触っておきたい! 人気のパワースポット「方位石」
境内はパワースポットの宝庫で、参拝の際にはぜひチェックしたいポイントがたくさんあります。
そのうちの一つが、干支や方角が刻まれた「方位石」。こちらは昭和11年に現在の場所に本殿を移すまで、御神座があった場所に目印として置かれている石です。神様がいた神聖な場所であるため、ご利益をもらおうと参拝客が触っていく人気のパワースポットなんだそう!触り方に特に決まった作法はなく、自分の干支を触ったり、転居にあたってその方角を触っていく人が多いとか。
ふたりは「そういったエピソードは初めて知りました! 全方位触っちゃいます」と仲良く石に触れていました。

縁起がいいとされる「たから石」と「赤門」
ほかにも、石の形が「宝船」のようにみえることからそう呼ばれ、
大変縁起が良いといわれている「たから石」は、写真をとって待ち受け画像にしたりする方も多いそうです。
さらに写真スポットとしても人気なのが、猿田彦大神の直系の子孫・宇治土公(うじとこ)家の赤門。神様の直系の子孫が宮司を務めているという謂れのある場所なので、縁起の良い場所としても知られています。「門の装飾がハート型になっていてかわいい」と上を見上げる春佳さん。結婚式の前撮りスポットとしても人気とのことで、赤い門に純白の白無垢が映えそうだと話しながら、姉妹揃って写真撮影を楽しんでいました。

三重県の無形文化財「御田祭」の舞台
御殿の裏手には、なんと豊かな森に囲まれた田園が。青々とした藤棚もあり、突如現れた豊かな自然にすっかり心癒されるふたり。
こちらでは、三重県の無形文化財「御田祭」にて田植えをおこない、収穫したお米を365日欠かさず猿田彦大神にお供えしているそう。神様の力が宿ったお米を米粉にして作ったカヌレは、引出物としても人気なんだとか!
いつでも、だれとでも、何歳になっても
みちひらきの神様と、芸能や縁結びの神様を祀り、あらゆる願い事を網羅しているため「ここに来て参拝すれば間違いはない」という心強さを感じます。人生の岐路に立った時はもちろん、節目の年やちょっとした願掛けなどにも訪れたい、心の拠り所になってくれそう。夫婦の縁が結ばれる結婚式や、初詣・七五三などの年行事ごとに、家族や大切な人と訪れることで、絆が深まり、いつでも戻ってこられる憩いの場所になるはず。
旅の結びには、ふたりそれぞれが絵馬に想いを綴り、みちが開くよう祈願。今回の姉妹旅をへて、より一層ここに来る意味を実感したふたりでした。

姉妹旅をおえて...
猿田彦神社は地元でも有名だし、小さいころから初詣などで何度も来ていたのですが、歴史や由緒などは知らなかったので勉強になりました。特に、夫婦の神様を祀っていて、境内でお社が向かい合っているという話がステキだなって思いました。また、結婚式で和装を着るのにあこがれていて、神社婚に興味があったのですがそれ以上の魅力がわかりました。これからも人生の岐路に立った時や、仕事でなにかあったときはまた訪れたいです!

末永い縁のスタート地点、新しい物語が紡がれる結婚式。
みちひらきの神様に見守られながら行う結婚式はいったいどのようなものなのでしょうか。
ここでは結婚式当日の流れをご紹介します。
1.参進の儀
神職・巫女と太鼓の音に導かれ、正面鳥居よりご本殿へ。新郎新婦、親族一同が歩みをそろえてゆっくり向かいます。

2.着席
新郎新婦、続いて親族の順に着席。86名以内であれば親族以外でも参列可能です。

3.修祓
両家ならびに出席者の心身を清めるため、おはらいをします。
4.斎主祝詞奏上
神職から大神に結婚をご報告し、末永い幸せを祈念します。
5.奏楽 みちびきの舞
代々伝わる猿田彦神社独創の舞です。
明治天皇の第7皇女・北白川房子さまがご参拝の折に捧げられた歌に、雅楽の曲と巫女の舞をあわせた舞を奉奏します。

6.新郎誓詞奉読
新郎新婦が自席において起立再拝したのち、新郎が誓いの言葉を読みあげます。
7.神酒交盃
新郎新婦が三度、お神酒をくみ交わす、三三九度の盃です。
一の盃は新郎新婦、二の盃は新婦新郎、三の盃は新郎新婦と祭員が渡して御神酒を注ぎます。

8.玉串奉奠
新郎新婦そろって玉串を神前に捧げ、幸せな生活を願います。
9.指輪の儀(指輪交換)

10.一同固めの盃
両親、親族がお神酒をいただきます
11.神饌直会・記念品授与
12.退出
披露宴
猿田彦神社の境内には、2つの披露宴会場を用意。
どちらも細部の装飾にこだわり、工夫を凝らした空間美が広がります。
挙式は厳粛な雰囲気だったから、披露宴はもっとカジュアルにやりたい!和装だけでなく、洋装も着たい!そんなふたりにはピッタリの会場です。
いすす
和紙を貼った八角形の照明が印象的な会場「いすす」。
もともと神殿として使用されてたこともあり、神社の趣も残した重厚感あふれる会場です。正面の金色に輝く御扉もパワースポットになっているそう! 照明や家具類はオリジナルの一点ものを使用し、随所には神紋である梅の文様が。新郎新婦もゲストと同じ目線で過ごせるようなステージ配置も可能なので、アットホームなパーティがかないます。

ななくさ
ブラウンを基調とした、大人で上品な会場「ななくさ」。
木・石・緑など自然を感じることができ、窓一面からは御神田が臨めます。「いすす」同様、格子天井に家紋の梅をかたどっているなど、こだわり抜いたデザイン。結婚式のためだけにミシュラン掲載店『ル・バンボッシュ』のシェフが一から振舞ってくれるのも贅沢! 会場のすぐ隣にキッチンが併設されているので、出来立ての料理でゲストをもてなせるのもポイントです。


猿田彦神社でしか着ることができない白無垢にも注目
猿田彦神社で挙式をする花嫁だけが着ることのできる「さだひこ格天井 啓行(みちひらき)」。TAKAMI BRIIDALと猿田彦神社がコラボしたオリジナルの白無垢で、家紋である梅文様をあしらった特別な一着です。


















