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ウエディングプランナーのふたりが創る、ゲストと共に楽しむ結婚式

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結婚式のテーマは「+α」。
ウエディングプランナーのふたりが創る、ゲストと共に楽しむ結婚式

2023年7月31日にアーフェリーク白金で結婚式を挙げたおふたり。実は、職業がウエディングプランナーであるという共通点がある。そんなプロフェッショナルなおふたりの結婚式のテーマや込められた思い、ゲストに楽しんでもらうためのこだわりポイントなどたっぷりとお聞きしました。ぜひ参考にして!

目次
  1. 1:ウエディングプランナーが語る、印象に残った結婚式
  2. 2:ゲストへの感謝の思いを込めた「+α」というテーマ
  3. 3:プランナーのおふたりが話す! こだわりポイント3選
  4. 4:おふたりの工夫はいたるところに。参考にしたい、プロの結婚式アイデア
  5. 5:結婚式を考えているカップルへ:プランナーのおふたりから贈るアドバイス
  6. COUPLE’s Data

1:ウエディングプランナーが語る、印象に残った結婚式

プランナー歴7年目のYさん(夫)と9年目のCさん(妻)。おふたりがプランナーを目指した理由は、それぞれ少し変わった体験や視点がきっかけだったという。「僕は、成人式後の同窓会で幹事をしたことがきっかけです」とYさん。「ありきたりな感じになるのは嫌だったので、結婚式場を借りたんです。その時に対応してくださったプランナーさんの人柄に惚れて、目指し始めました」と語ってくれた。一方Cさんは学生時代に行っていたライフセーバーの部活動がきっかけだったそう。「海水浴場にくる方はみんな楽しい思い出作りに来ているのですが、全員が笑顔で帰宅されるかと言われるとそうでないこともあり……」とCさん。「笑顔が当たり前にある中で、それを守り続けられる活動にすごくやりがいを感じて。結婚式にも似た部分があるなと思い、この業界に入りました」と教えてくれた。
プランナー歴が長いおふたりに印象に残っている結婚式は?と質問してみた。
「僕は、ドイツに音楽留学をしていたおふたりの結婚式です。長年音楽をされていたので、ゲストも音楽関係の方がたくさんいらっしゃって。音に溢れた結婚式になりました」(Yさん)
「私は、当時の配属先の式場に、使用されていない部屋があり、そこを写真館のような空間にして活用したことです。挙式後にゲストの皆さんとその空間を楽しんでもらう時間を設けたことで、おふたりにもすごく喜んでいただけました」(Cさん)


2:ゲストへの感謝の思いを込めた「+α」というテーマ

おふたりの結婚式準備では、「ゲストが~」という言葉がたくさん飛び交っていたそう。
そんなおふたりの結婚式のテーマは、「+α」。「私たちふたりは、もともと人生の歩み方が結構違っていて。でも、お互いのゲストがいろいろな道を示してくれたおかげで今の私たちがあり、出会うことができました。結婚できたのもゲストのおかげだと感じています。その感謝の思いを込めました」と、テーマの理由を教えてくれた。実はCさんは、プランナーをしていなかったら結婚式を挙げていなかったかもしれないという。「私はもともと結婚式への理想は少ないタイプで……。そんな私が結婚式を挙げようと思ったのは、結婚式という力を借りて、今後も大事にしていきたい人たちとの繋がりを強めたいと思ったからです」と話してくれた。これまでたくさんの新郎新婦をサポートする中で結婚式の素晴らしさや意味を強く感じ、自分自身の結婚式も絶対挙げたい! と思うようになったそう。

3:プランナーのおふたりが話す! こだわりポイント3選

①人前式で使用したこだわりの結婚証明書
とにかくゲスト重視のおふたりが選んだ挙式スタイルは、人前式。結婚式のテーマをもとに作成した、“+”の形をしたアクリルボードと“α”の形をしたゲスト一人ひとりの名前入りチップ。人前式の最後に、ゲストより“α”のチップを“+”のアクリルボードへ入れてもらうことで、その場にいる全員が結婚の誓いの証人になる仕組みだ。

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②スタンディングハイタッチ入場
みんなで楽しいことをするのが大好きなYさんの希望で取り入れた入場演出。入場口で待機をしているYさんが、天の声のように全てのゲストやスタッフを紹介し、会場を盛り上げたそう。そして入場時にはゲスト一人ひとりとハイタッチ。大いに盛り上がる入場シーンとなった。
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③他己紹介型のプロフィールムービー
担当プランナーさんが、事前にゲストへインタビューをし、ゲストが紹介するおふたりのムービーを作成。内容は当日のお楽しみだったため、実際におふたりがムービーを見たのは、結婚式本番。「自分のことをこういう風に思ってくれていたんだ!」と感動したそう。また、様々なグループの代表者に出演してもらったため、ゲスト全員が一度は自分の知っている人が登場していて、楽しそうだったことも印象に残っていると話してくれた。
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4:おふたりの工夫はいたるところに。参考にしたい、プロの結婚式アイデア

他にもこれまでの経験を活かし、取り入れた工夫は随所にあるのだとか。
まず、席札は、結婚式後も使ってもらえるよう「アゲートスライス」を用意。「アゲートスライス」とは、日本では「めのう」と呼ばれる鉱物をスライスしたもので、美しい模様や色合いが特徴。自宅に帰ってからも小物を置くトレイとして使いたくなるほどおしゃれなものだ。また、お色直し中は、新郎のYさんが先に会場に戻り、ゲストとの歓談を楽しむという型にとらわれない工夫も取り入れたのだとか。
そして、プランナー同士の結婚式らしく、お互いの担当シーンを決め、そのシーンだけはお相手に内緒で計画するという企画も行った。Yさんはファーストミート、Cさんはファミリーミートを担当。Yさん演出のファーストミートでは、Cさんが何気なく「結婚式で使いたい」と話していたBGMを流しながら、Cさんに向けた思いのこもった手紙を用意。ファミリーミートでは、CさんがYさん家族と密に連絡をとり、なかなか全員が集まることがなかったYさん家族と準備をし、結婚式当日にYさんへプレゼントを贈ってもらったという。相手を思い、作り上げられた演出にお互い感動し、とても心に残る瞬間になったそう。

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5:結婚式を考えているカップルへ:プランナーのおふたりから贈るアドバイス

このようにたくさんの工夫を取り入れたおふたりの結婚式は大盛り上がり。結婚式を振り返ってみていかがですか?と尋ねると、「やってよかった!の一言に尽きます」と口を揃えて話してくれた。そんなおふたりから今後、結婚式を挙げるカップルへアドバイスをもらった。
「結婚式って、一般的にしきたりがたくさんあるイメージの方もいると思いますが、僕は、自分のやりたいことを遠慮せずにプランナーに伝え、実現させてほしいと思います。ゲストはおふたりのことが大好きで、お祝いしに来てくれているので、おふたりの理想が詰まった結婚式が一番喜んでくれるはずです!」とYさん。
「私は、結婚式当日だけではなく、結婚式の準備期間をこれまでの自分の人生を振り返る時間にしてほしいです。そうすることで結婚式当日の喜びや感謝をより感じられると思います」とCさんが話してくれた。
ゲスト思いのおふたりが創り上げた、一生に一度の結婚式。お互いの人生を振り返るとともに、大切な人たちとの絆を深める素晴らしい時間になったに違いない。