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ゲストへの心遣いが詰まった非日常を感じられる結婚式

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ウエディングプランナーによる、
ゲストへの心遣いが詰まった非日常を感じられる結婚式

2024年6月23日にホテル雅叙園東京にて結婚式を挙げたおふたり。式のテーマは、「非日常な一日を過ごしていただきながら、感謝の気持ちを伝える結婚式」。実は新婦であるYさんは、現役のウエディングプランナー。プロとして数々の結婚式を手掛けてきたYさんがこだわったポイントや演出など、たっぷり教えていただきました。

目次
  1. 1:ウエディングプランナーが語る、印象に残った結婚式
  2. 2:ご両親へ感謝の気持ちを伝えられた神前式
  3. 3:現役のウエディングプランナーが話す! こだわりポイント3選
  4. 4:参考にしたい! 結婚式の工夫はいたるところに
  5. 5:結婚式を考えているカップルへ:現役プランナーから贈るアドバイス
  6. COUPLE’s Data

1:ウエディングプランナーが語る、印象に残った結婚式

ウエディングプランナー歴5年目のYさん。Yさんがプランナーを目指し始めたのは中学生のときだという。「中学生の時に参列した結婚式の空間にすごく魅了されて、ウエディングに関わる仕事がしたいと思ったのがきっかけです。いろいろ調べていくうちにプランナーという職種にたどり着いたんです」とYさん。
そんな昔からの夢を実現し、数々の結婚式を見届けてきたYさんに印象に残っている結婚式は?と聞いてみた。「海外にお住まいの新郎新婦様に、お母様から日本の結婚式をプレゼントされたことです」と話す。おふたりに喜んでいただけるよう、お母様とたくさんの打ち合わせを重ねたのだとか。「親族のみの結婚式だったのですが、日本ならではの和楽器の演奏を取り入れたり、マジックショーをしたり、かなり盛り上がった結婚式になりました」と語ってくれた。

2:ご両親へ感謝の気持ちを伝えられた神前式

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Yさんご自身の結婚式テーマは、「非日常な一日を過ごしていただきながら、感謝の気持ちを伝える結婚式」。参列してくれたご友人が今後、結婚式を挙げたいと思ってくれるように、そして自分たちにとっても最幸の一日にするのが目標だったという。
そんなYさんの挙式は、 「天穂殿」にて神前式で行われた。「教会式は友人の結婚式で何度か経験したことがあったので、せっかくなら参列したことがない神前式にしたいなと思い、選びました」と話す。「天穂殿」は紫と黒を基調としたスタイリッシュな空間。その空間に合うよう衣装も白無垢をチョイスしたのだとか。演出は、お母様とは「紅差しの儀」、お父様とは手を取り合って入場したそう。「神前式だと、ご両親との演出はあまりできないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん決まった流れはありますが、工夫次第で可能なものもあります。私自身、父と母に感謝を伝えたかったので、演出を取り入れられてうれしかったです」と話してくれた。

3:現役のウエディングプランナーが話す! こだわりポイント3選

自身の働いている式場で結婚式を挙げたYさん。実際に勤めているプランナーだからこそ、会場の良さを活かした空間作りや、ゲストが心地よく楽しめる結婚式にしたかったという。
そんなYさんが披露宴の舞台に選んだのは、和の伝統と豪華さを兼ね備えた会場「鷲」。唯一無二の雰囲気と、履物を脱ぎ、寛いで過ごせる空間が気に入ったという。そんなYさんが披露宴でこだわったポイントを3つご紹介しよう。

①鏡開き演出
鏡開きとは、酒樽の蓋をお餅に見立て、木槌で開封する演出のこと。おふたりで開封したのち、ゲストにお酒が入った升を配り、乾杯したそう。結婚式では、シャンパンなどをグラスで乾杯することも多いが、Yさんは会場の和の雰囲気に合わせ、この演出を取り入れた。

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②タキシードの色当てクイズ&抽選会
ゲストも一緒に楽しめる演出をしたいと思い、取り入れたのが「タキシードの色当てクイズ」。披露宴の受付時にゲストにカードを渡し、予想する色の箱にゲストの名前入りのカードを入れてもらったそう。正解の箱から抽選を行い、当たった5名にはプレゼントを進呈。Yさんの想像以上に盛り上がった演出となったという。

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③ゲスト一人ひとりに贈ったオリジナルカップ
ゲストが披露宴会場の自分の席に着くと、そこにはそれぞれの名前が書かれた木箱が。中には、一つひとつ異なるデザインが施されたカップが入っている。職人がゲストの名前から感じ取ったイメージを基に一つずつ丁寧に作り上げたもので、色味や模様がすべて異なるのが特徴だ。カップのデザインはどのゲストにもぴったりのものが多く、「何色だった?」という会話があちらこちらで生まれ、盛り上がる贈り物になったそう。

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4:参考にしたい! 結婚式の工夫はいたるところに

その他にもゲストに楽しんでもらえるよう、さまざまな工夫をしたそう。その一つが料理だ。料理は、幅広い年齢層に好まれる折衷料理を用意。お肉のランクを上げ、お寿司は生ものが苦手な方を考慮し、鯛めしに変更したという。「お料理でも楽しんでもらえるよう工夫しました」とYさん。
また、BGMも一曲一曲こだわって選んだそう。「最初からアルバムになっているものを選ぶこともできたのですが、自分たちの好きな曲も入れつつ、どの年代のゲストにも聞きなじみのある曲を流したくて」と話す。非日常でありながらも心地よい空間を作るため、このような細やかな配慮も大切にしていたという。

5:結婚式を考えているカップルへ:現役プランナーから贈るアドバイス

ウエディングプランナーならではの空間使いや演出を行ったYさんの結婚式。周囲からは、「今まで参列した中で一番よかった。もう一回結婚式をやってほしい」「結婚式をするならホテル雅叙園東京でやりたい」など、嬉しい言葉をたくさんいただけたという。Yさん自身も、「最近は、結婚式をしないという選択肢をされるおふたりもいらっしゃいますが、式から数ヶ月経ったいまでも夫婦で結婚式の写真を見返すくらい、まだ余韻に浸っています。本当にやってよかったと思っています」と話してくれた。改めて、結婚式の尊さを感じる日になったそうだ。
そんなYさんから、今後、結婚式を考えているカップルへアドバイスをもらった。「今回、自分が花嫁側になり、仕事をしながら準備をする大変さを実感しました。そんな私からできるアドバイスは、決めないといけないことはなるべく対面の打ち合わせ時に決め、自宅では、ペーパーアイテムやウェルカムスペースの装飾などの作成に専念することですね」と話す。「準備は大変ですが、せっかくの一生に一度のイベントなので、準備期間も楽しい思い出にしてほしいです。例えば、ホテル雅叙園東京ですと成約者向けに花嫁の手紙講座や、ハンドメイド講座などのイベントもあるので、そういうものもぜひ活用すると良いと思います」と語ってくれた。

COUPLE’s Data

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