フォトウエディングの相場や費用内訳、注意点や節約方法をご紹介
2025.01.01

フォトウエディングの相場・費用のすべてが分かる! 質を落とさず安く抑える節約術も

近年人気が高まっているフォトウエディング。結婚式はしないという人でも、記念に写真だけは撮っておこうというカップルが増加中です。でもいざ調べ始めると、費用はピンキリで「いったい何を基準に選べばいいの⁉」と悩んでしまいますよね。 この記事では、スタイル別のフォトウエディングの相場や費用の内訳、そして失敗しない節約時の注意点などをご紹介します。

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マイナビウエディング編集部 マイナビウエディング編集部

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フォトウエディングの平均費用は?

費用コラム

先輩カップルのアンケートによると、フォトウエディングの平均費用は22万円という結果に。割合別でみると、下記のようになりました。

フォトウエディング平均費用

節約7

インターネット調査/2023年7月~2024年6月に結婚した 20‐49歳男女188名


10~15万未満や20~25万円未満の割合が高いですが、40万円以上も多数という結果に。スタジオ撮影にするかロケーション撮影にするか、衣装を何着着るか、オプションをどれだけ付けるかによって、大きく金額が変わってくるので、ふたりのイメージにあったプランを探してみてくださいね。

先輩カップルの声

相場・費用コラム

(結婚式は)経済的にも行わず、その代わりウェディングフォトの内容(スタジオ撮影+ロケーション)を濃くしました!

基本的な見積りの内訳

節約4

どんなスタイルで実施した場合でも、フォトウエディングそのものにかかる費用のミニマムな内訳は下記の通り。

基本的な内訳​​​

・撮影(カメラマン)
・衣装(新郎・新婦)
・小物やアクセサリー
・ヘアメイク
・写真データ

​あとはいかに「こだわり」を実現するかで費用は大きく変わります。ロケーション撮影の際のご自身やスタッフの交通費や、オプションの衣装代などは、当然追加となる料金。また意外と見逃しがちなものに、「写真の補正代」や土日祝日の場合に発生する「繁忙期料金」などがあります。

いずれの場合も、「こんなハズじゃなかった…」と後悔しないために、契約時には含まれるものをしっかり確認し、予算の範囲で「どこまでこだわりが実現できるのか」を事前にプランニングすることが大切です。

<スタイル別>フォトウエディング費用と メリット・デメリット

①スタジオ:10~20万円程度

最も安く挙げられる方法のひとつがスタジオ撮影。10万前後でかなうプランもあるうえ、準備時間もほとんどいらないため、「彼の海外出張が決まったので来週にでも撮影したい!」といったことにも対応可能。

節約6

▼メリット
・とにかく安く挙げられることが多い
・準備期間が短くて済む

▼デメリット
・決まった設備での撮影で自由度は低い
・データ受け取り数、衣装のグレードアップなどオプションで結局高くつくケースも

​≫スタジオ撮影が得意なフォトスタジオを探す

②実際の結婚式場(チャペル内など):20万円~

​実際の結婚式場が用意しているフォト専門のプランを利用するケース。なんといっても実際の結婚式場が利用できるので、「開放的なガーデンの雰囲気の写真が撮りたい」「天井高の海が見えるチャペルがいい」など、写真に“本物感”が出るのが魅力です。

費用コラム

▼メリット
・実際に結婚式で使用する本格的な施設を利用できる
・レンタル衣装の選択肢が豊富なことが多い
・挙式や食事会を同じ場所で実施できる

▼デメリット
・フォトのみのプランが存在しない式場も
・実施できる日付が限定されていることがある

チャペルで撮影ができるフォトスタジオを探す

③ロケ撮影:15~30万円程度

費用コラムイメージ画像


●近郊で撮影する場合

開放的な写真を撮影したいなら近郊でのロケーション撮影もおすすめ。ただ、どこでも撮影可能というわけではないので、「初めてデートした思い出の公園で撮影したい」などの希望があってもかなわないケースもあるので確認が必要です。

▼メリット
・普段通りの自然体な表情になりやすい
・ポーズの自由度が高く、多くのパターンの写真が撮れる

▼デメリット
・天候に左右される
・撮影場所はあらかじめ指定されていることが多い
・一般観光客との兼ね合いなどから平日限定など指定があるスポットも

ロケーション撮影が得意なフォトスタジオを探す

●国内リゾート地で撮影する場合

沖縄や軽井沢などのリゾート地でのフォトウエディングは根強い人気。特にビーチでの撮影は憧れるカップルも多いのでは。確実にフォトジェニックな写真が残せる一方、移動や宿泊に費用がかさむケースも多くなります。

費用コラムイメージ画像

▼メリット
・リゾート地ならではの開放的なロケーション
・季節感を出した写真が撮影できる
・旅行と合わせてプランニングできる

▼デメリット
・屋外撮影は天候に左右されやすい
・宿泊、移動などで費用がかさむ

≫​沖縄・北海道・軽井沢のフォトスタジオ

●海外リゾート地で撮影する場合

​海外フォトウエディングは、なんといっても雄大な自然など国内では出せないスケール感が魅力。ただ、多くのカップルは新婚旅行を兼ねて写真を撮りに行くため、費用はどうしても高くなる傾向があります。

費用コラム

▼メリット
・日本にはないスケールの写真が撮れる
・新婚旅行をかねることもできる
・日本が冬でも夏の写真が撮れるなど季節を問わない

▼デメリット
・国によっては対応できるエージェントが少ない
・交通費や宿泊、国内でドレスを選んだ場合は輸送費等費用は大きくなりがち

​≫海外のフォトウエディングを探す

オプション費用も要チェック!

フォトウエディングのプランには、さまざまなオプションがあります。事前にしっかりチェックして上手に組み合わせて、予算内でふたりの理想の一枚を残してみましょう。

【オプション例】
■写真
・カット数の追加/3~5万円程度
・写真全データ購入/3~10万円程度
・アルバム作成/3~15万円程度


■衣裳
・衣裳のアップグレード/一着当たり3万円~
※和装は洋装よりも着付け代などのコストがかかるため、費用相場も高くなる傾向にあります
・衣裳や小物の持ち込み/~5万円程度

■日程
・土日祝日や繁忙期の撮影/1~2万円程度


■場所
・プランに含まれない場所など/1万円~

各社、基本プランに上記のオプションなどを組み合わせてさまざまなオトクなプランを出しているので、しっかり比較して検討するのがオススメです。

フォトウエディングのプランを選ぶ際の注意点

近年フォトウエディングを行うカップルは増えていますが、それに比例して「こんなはずじゃなかった…」「せっかく撮った写真だけど二度と見たくない」といった失敗談や後悔の声も残念ながら増えてきています。 

どんなことに注意すれば、後悔のない写真を残すことができるのでしょうか?

​イメージに合った衣装が着られるか確認

フォトウエディングの価格は本当に幅があるため、つい低価格のオトクなプランにまっさきに目がいきがちです。でも、リーズナブルなプランでは選べる衣装の数がわずかで、本当に気にいったドレスを着ようとすると結局オプションで高くついた…という声も多数。

ヘアメイク・ポーズを具体的にイメージしておく

「後ろ姿が可愛いドレスなのに前からの写真しかない…」
「ヘアメイクをお任せでお願いしたらなんか古くさい…」
「ソファで2人並んだ写真が撮りたいのにそもそもスタジオにソファはなかった」
…など、撮影が終わってから後悔しても後の祭り。ヘアメイクやポーズは事前にイメージをしっかり決めて、できればスタジオやカメラマンさんに参考になる写真を事前に渡して共有しておきましょう。「あちらはプロだから…」と言いなりになってしまうと後で痛い目に。

プランに含まれているものは必ず最終確認

衣装やヘアメイクなど必ずかかる費用のほか、


・土日祝日の追加費用
・データ納品枚数による価格の違い
・万が一のキャンセル料
・写真補正の費用
・希望通りの写真を取るための小物などの費用
・ロケの場合、天候で延期された際の費用
・納品を急ぐ場合の特急料金


などはついつい見逃しがちな費用。細かいところで積もり積もって予想外に高額になってしまうなんてことも。
最終的に提示された内訳に納得のいかないものがある場合は、迷わず質問することが大切です。

フォトウエディングの費用をさらに節約する方法

大切なのは、ただ安いだけではなく「満足のいく写真を残す」ことができ、そのうえでリーズナブルであること。
ちょっとひと手間かけたり、撮影以外のところで妥協すれば、フォトウエディングでも節約は十分可能です!

節約5

ワザ1:繁忙期を外す

土日祝日や、桜や紅葉の映える季節はやはり人気。曜日や季節を限定しなければ、お得なプランが用意されていることも多いものです。

ワザ2:定期的に実施されるキャンペーンを待つ

特に急いでいない場合、さまざまな期間限定のキャンぺ―ンが実施されることがあります。少し調べればお目当ての式場やスタジオがどのくらいの頻度で過去にどんなキャンペーンを実施したか調べることができるので、SNSでフォローしておいてお得な情報が出たタイミングで契約する、なんていうのもアリ。

ワザ3:小物等は自前で用意する

オリジナリティのある写真を撮りたい場合、小物やアクセサリーは重要な役割を果たします。これらを自分たちで用意すれば、費用面でもオトクになり一石二鳥です。
ただし、物によっては持ち込み料がかかることがあるので、事前に必ず確認しましょう。

ワザ4:家族の食事会も同時に実施

​「え?食事会をしたらさらに価格が上がってしまうのでは?」と思いますよね。確かに写真撮影に加えて食事会をすればそれだけコストがかさみます。
ただ結婚式場で撮影するケースなどは、撮影時と一緒に食事会を行ってしまったほうが、しっかりした会場で本格的なお料理が食べられたり、ドレスや和装姿を家族に見てもらえるなどメリットも多く、費用面でも食事会を後日改めて行う場合とほとんど変わらないケースも。

まとめ:満足度の高いフォトウエディングを実現するために

フォトウエディングのコストパフォーマンスを高めるためには、まず費用の内訳をしっかりと理解することが重要です。スタジオ撮影とロケーション撮影の違いや、追加費用に注意を払うことで無駄な出費を抑えることができます。

最終的には、自分たちの求めるフォトウエディングを明確にし、それに合わせたプランを立てることが、コストパフォーマンスを高めるための鍵です。これらのポイントを押さえることで、満足度の高いフォトウエディングを実現してくださいね!

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