フォトプロップスにフォトブース、フォトツリー！　写真で楽しむウエディング

最近は新郎新婦やゲストが、結婚式で撮影した写真を、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSへその場でシェアする、なんてことも多いよう。そこで重要なのが“いかにオシャレでフォトジェニックな写真を撮影するか”ということ。そんな中、写真を華やかに、ユーモラスにしてくれる小道具の「フォトプロップス」や、オシャレな背景で撮影がかなう「フォトブース」、みんなで撮った写真を飾り付ける「フォトツリー」や「ウェルカムツリー」など、ゲストと一緒に楽しめる写真にまつわる結婚式の演出が流行中です。それぞれどんなものなのか、どうやってつくるのか、どんなふうに結婚式に取り入れるといいのかなど、フォトプロップスをはじめ、フォトブース、フォトツリー、ウェルカムツリーについて解説します！

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フォトブース・フォトスポットとは？

▲フォトブースでは、ふたりはもちろん、待ち時間のゲストも撮影が楽しめる♪
（画像提供：アーヴェリール迎賓館（名古屋））

小道具のフォトプロップスにこだわったら、結婚式での写真を撮影するときの“背景”だってオシャレにまとめたいですよね。そんなときに欠かせないのが「フォトブース」です。フォトブースとは、フォトジェニックな写真が撮れるように背景や、フォトプロップスなどの小道具を用意した、写真撮影用のスペースのこと。結婚式では、ステキな椅子や風船などの雑貨を置いたり、メッセージが書かれた黒板を取り入れたり、花やリボンでかわいく飾り付けをしたり、グリーンを巧みに使ってナチュラルさを演出したり、流行りのインスタグラムのフレーム風のデザインを用いたり……etc.新郎新婦のアイデアや個性を活かすことができるんです。
≫オシャレな装花＆テーブルコーディネート・デコレーション集

近頃では結婚式場のフォトブース・フォトスポットがとても充実＆オシャレに進化中♪　ここでは結婚式場やゲストハウスのフォトブース・フォトスポットをご紹介します。

▼黒板やグリーン、鳥かごなどでデコレーションすれば、館内のフォトブースでも開放感のある雰囲気に。天候を気にせず設置できるのもうれしい

（画像提供：ウェディングスホテル・ベルクラシック東京）

▼トレンド感あふれる会場なら、どこを切り取ってもSNS映え間違いなし

（画像提供：LAGUNAVEIL ATELIER（ラグナヴェールアトリエ））

▼パーティ会場の『ノヴェルクリスタル』には、パーティを盛り上げるオリジナルのフォトブースが設置

（画像提供：ラグナヴェールスカイテラス（LAGUNAVEIL SkyTerrace））

和装なら、ちりめん生地で作った装花を使ったフォトブースなど、新しいタイプが続々登場。結婚式場では用意しているところもあり、レンタルも可能なので、気になる会場に問い合わせてみて。

ジャイアントフラワー、ウエディングブーケのスージーレモネードさん(@suzylemonade)がシェアした投稿 - 2018年 6月月19日午前4時48分PDT

（上記画像2点ともスージーレモネード）

先述の「フォトプロップス」などの小道具も駆使して、結婚式では楽しく華やかな演出をして写真を撮りましょう。その場でプリントできる場合はもちろん、フォトツリーやウェルカムツリーに飾って！

また、結婚式場でも、フォトブースを用意してくれているところがあるので要チェック。
↓こちらの記事も参考にしてくださいね。
≫リゾート感たっぷりのオシャレなフォトブースで、ゲストと一緒に思い出の写真をたくさん撮影！

フォトツリー、ウェルカムツリーとは？

「フォトプロップス」とは、結婚式の撮影のときに使う小道具で、写真を楽しく演出するアイテムのこと。紙に印刷されたカラフルなメガネやサングラス、ハットをはじめ、ヒゲや蝶ネクタイ、くちびるなどを切り抜き、持ち手を付けたタイプがオーソドックスなフォトプロップスです。

そのフォトプロップスは、ゲストはもちろん、新郎新婦が顔まわりに当てたりして結婚式で写真を撮ると、ユーモアたっぷりな演出ができます。ほかにも「happy wedding」のようなメッセージが入ったフォトプロップスや、コミック風の吹き出しになったタイプなど、フォトプロップスにはさまざまな種類があり、海外の結婚式・ウエディングシーンなどではとってもポピュラーなアイテムです。

フォトプロップスは、結婚式場のフォトスタジオに置いてある場合もあるけれど、購入してもお金はあまりかからないので、好みのデザインのものを用意して持ち込むカップルも多いよう。簡単なのでフォトプロップスを手作りするのもオススメです。近頃はフォトプロップスのデザインをダウンロードできるウェブサイトもあるので、プリントアウトすればより簡単に作ることができます。オリジナリティにこだわるなら、紙ではなく、真っ赤やピンクのフェルト布をハートなどの形に切り抜いてフォトプロップスを作るとよいかも。せっかくの結婚式だから、お気に入りのデザインのフォトプロップスを準備したいですね。

オシャレなフォトプロップスがあると、披露宴の演出でも力を発揮してくれます。たとえばテーブルラウンドのときの集合写真や、後で解説するフォトブースなどで使うと、それだけで結婚式の写真が楽しく賑やかに。また、その場で写真をプリントして、フォトプロップスを使った写真をフォトツリーやウェルカムツリー（後で解説します）に飾りつけるのも楽しい！

≫結婚式のDIYアイテムがオシャレに！　モダンカリグラフィーとは？

フォトツリー、ウェルカムツリーとは？

「フォトツリー」「ウェルカムツリー」とは、結婚式の会場に、ふたりの写真やゲストとの思い出写真を木の枝などに飾って装飾するアイテムのこと。フォトツリーに飾るのはあらかじめ用意しておいた写真だけではありません。「フォトプロップス」や「フォトブース」を駆使して、インスタントカメラで撮影した結婚式の写真を、その場でフォトツリー飾るのも楽しい演出になります。

また、フォトツリーをウェルカムスペースに置いて、ウェルカムアイテムとして使う場合は、一般的にウェルカムツリーと呼びます。それに、フォトツリー、ウェルカムツリーは、本当の木でなくてもOK。たとえば、写真を木の幹や枝のように壁に貼ったり、ひもを張ってピンチで写真を留めるなどして、好きなようにアレンジが楽しめるのもフォトツリーの魅力です。

オシャレな装飾が楽しめるフォトツリー、ウェルカムツリーですが、あらかじめゲストと一緒に写っている写真を飾っておくのを忘れないで。そうすれば、ゲストたちはフォトツリー、ウェルカムツリーを見ながら、自分の写真を探してくれるので、ゲスト同士の会話も生まれ、結婚式での楽しさも倍増します。

また、フォトツリーに新郎新婦の写真を飾れば、結婚式に来てくれたふたりのことをよく知らないゲストへの自己紹介の役割を担ってくれるという便利な側面も。とはいえ、フォトツリーに飾る写真に“こうしなければいけない”という決まりごとはありません。両家の家族の歩みがゲストにも伝わるような家族写真や、当日は結婚式に出席できない“家族の一員”であるペットの写真をフォトツリーに飾ってもよいかも。また、12月の結婚式場なら、クリスマスツリーのモミの木に写真を飾って、フォトツリーにするのも◎。

もし、海外やリゾートなどでのガーデンウエディングにフォトツリーを取り入れるなら、本物の木をそのまま活かして枝にピンチで写真を留めるのもオススメ。

そんな、ただの装飾ではないフォトツリー、披露宴や二次会など、演出のひとつとして取り入れてみては？
>>フォトブースに飾ってお披露目！　結婚式の前撮り写真