
『スイッチングレター』とは? 感謝の気持ちが伝わる例文や、オシャレな飾り方を実例とともにご紹介!

結婚式において、感動的で人と被らない演出がしたいけれど、どんなアイデアを取り入れれば良いのか悩んでいませんか? そこで紹介したいのが、『スイッチングレター』。感動的なセレモニーになるうえ、感謝の気持ちをゲスト一人ひとりにしっかりと伝えることができます。この記事では、そんなスイッチングレターの魅力と取り入れ方について詳しく解説します。
『スイッチングレター』とは

『スイッチングレター』とは結婚式の演出の一つで、主役のふたりからゲストに宛てた手紙を、特定の合図で一斉に読むセレモニーのこと。受付時にひとりひとりに手紙を配布し、新郎新婦が挙式会場に入場する前の時間に、一斉に手紙を読んでもらう流れが一般的です。
スイッチングレターの“スイッチ”には、「気持ちを切り替える」という意味が込められています。挙式が始まる前にふたりの想いが込められた手紙を読み、気持ちを切り替えることで、より感動的なセレモニーとなるはず。
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スイッチングレターの魅力やメリット

スイッチングレターは、単に祝福されるふたりだけでなく、祝福する側であるゲストにも特別な体験を提供できる手段として注目されています。そんなスイッチングレターの魅力とはなんでしょうか。
●ゲストへの感謝の気持ちをしっかりと伝えことができる
スイッチングレターは、結婚式に出席してくれたゲスト一人ひとりに、感謝の気持ちを伝えることができます。普段はなかなか照れくさくて言えないことも、結婚式を機会に伝えてみてはいかがでしょうか。
●一斉に読むことで会場に一体感が生まれる
スイッチングレターの特徴である、特定の合図で一斉に手紙を読むという演出方法。同時に読むことで、ゲスト同士の会話もはずみ、会場に一体感が生まれます。
●結婚式へと、気持ちを切り替えることができる
スイッチングレターの名前の通り、ゲストがこれから行われるセレモニーに向けて気持ちを切り替えることができるでしょう。特に、緊張しているゲストにとっては、ふたりからのメッセージで緊張がほぐれるなんてことも。式に向けて、ふたりもゲストも気持ちを整える時間にしてみては。
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なにを書く? 例文を参考に想いを込めて

スイッチングレターに書くメッセージは、ゲストとの今までの思い出や感謝の気持ち、これからのことについてなど、ゲスト一人ひとりにあわせて具体的なエピソードなどを織り込むとよいでしょう。
▼例文
〇〇ちゃん
今日は結婚式に来てくれてありがとう! 小学生のころからなんでも本音で語り合ってきた〇〇ちゃんには、助けてもらってばかりでしたね。 中学校の部活帰りの思い出は、ここには書ききれないほどあります。今日はとうとう、〇〇ちゃんに紹介してもらった△△さんとの結婚式です。見守っていてくれると、とても嬉しいです。最近はお互い忙しくてなかなか会えないけれど、今度ぜひ〇〇ちゃんの好きな毎日ホテルのアフタヌーンティーに行こう!
今日は結婚式に来てくれてありがとう! 小学生のころからなんでも本音で語り合ってきた〇〇ちゃんには、助けてもらってばかりでしたね。 中学校の部活帰りの思い出は、ここには書ききれないほどあります。今日はとうとう、〇〇ちゃんに紹介してもらった△△さんとの結婚式です。見守っていてくれると、とても嬉しいです。最近はお互い忙しくてなかなか会えないけれど、今度ぜひ〇〇ちゃんの好きな毎日ホテルのアフタヌーンティーに行こう!
決められたフォーマットなどはないので、基本的にはどんな内容でもOK! 想いを込めて書いてみましょう。
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スイッチングレターの飾り方にもこだわりを
せっかくスイッチングレターを取り入れるなら、受付での飾り方や封筒のデザインにもこだわってみては? ここではオススメのアイデアをご紹介します!▼クリップと紐で縦につるされた名前入りのシンプルな白封筒が、マゼンタの壁に映える!

▼横に並べてつるすのも◎。ゲストのイメージにあわせた封筒のカラーにすると、ゲスト同士の会話もはずみそう♪

▼受付横のボードにセットされたスイッチングレター。装飾の木と花柄の封筒でナチュラルな雰囲気に。

▼エスコートカードも兼ねたスイッチングレターアイデア。合図があるまで開けない旨、ボードで注意喚起!

▼縦につるされたこちらのスイッチングレターも、エスコートカード兼用! 席が一目でわかるのがステキ。

▼ナチュラルな封筒とくすみカラーをあわせた、スイッチングレター兼エスコートカード。ナチュラルテイストの会場にぴったり♪

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取り入れる際の注意点

スイッチングレターを取り入れる際に重要なのが、“手紙を読んでもらうタイミング”。挙式前に行うのか、披露宴前に行うのかによって、手紙の内容を変えてみてもいいかも。例えば挙式前なら【今日を迎えることができた感謝や、結婚式を最後まで楽しんでもらいたい気持ち】、披露宴前なら【ふたりの誓いを見守ってくれてありがとう】など、手紙を読むタイミングを反映した内容にしてみてはいかがでしょうか。
また、一斉にあけてもらうことも大切。そのためフライングしないように、受付で渡す際に一言添えてもらったり、封筒に「合図があるまで開けないでください」と注意書きを添えておくと◎。
より感動的なセレモニーにするために、スイッチングレターを開けるタイミングと内容をふたりで精査してみてくださいね♡
先輩カップル事例をチェック!

Photo:フォーチュンガーデン京都(FORTUNE GARDEN KYOTO)●Plan・Do・Seeグループ
ふたりが挙式会場に入場する前のタイミングで、ゲストが一斉に手紙をオープン。新郎新婦からゲストへの感謝の気持ちが伝わり、静かなチャペルをあたたかい空気が包み込みます。入場前から涙するゲストも。そんななか、主役のふたりが入場……
≫この先輩カップルのレポートを見る

Photo:ミ・ピアーチェ
同じく、挙式前の時間を使ってスイッチングレターを取り入れたカップル。実は、『ゲストと同じタイミングで読んでほしい』と担当スタッフにもお手紙を用意していたそう。ゲストだけではなく、スタッフまで会場全体に一体感が生まれた瞬間でした。
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Photo:マリエルコート インターパーク
披露宴前にスイッチングレターを取り入れたこちらのカップル。ゲストへの手紙はプレートの下に隠しておき、乾杯酒の準備中に一斉に読んでいただいたそう。思い出話やポエム調のメッセージ、写真や懐かしいプリクラなどを忍ばせたメッセージに、写真を見せ合い笑うゲスト、懐かしみながら何度もメッセージに目を通す人、涙するゲストとさまざまな想いがあふれ、会場の雰囲気も一気に温かい雰囲気に。
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Photo:THE KAWABUN NAGOYA(ザ・カワブン・ナゴヤ) ●Plan・Do・Seeグループ
こちらは披露宴中にスイッチングレターを行った先輩カップル事例。披露宴会場前のウェルカムスペースの壁におふたりの前撮り写真とゲスト一人ひとりへの手紙を用意。そして、メイン席でふたりがゲストを見守るなか一斉にスイッチングレターをオープン。ゲストが読み進めながら涙があふれたり、嬉しそうしている姿を見ることができるのが、このタイミングでのスイッチングレターのメリットですね。
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