
ウエディングキャンバスでゲスト参加型の演出を! 写真映え抜群のデザインもチェック
写真映え抜群で人気のウエディングキャンバス。簡単に用意ができるうえ、ゲストも参加できる演出なので、少し演出を追加したいというカップルにもぴったり。さらには最後まで仕上がりがわからないというワクワクドキドキ感や、世界に一つだけの記念となる点もポイント。ここではそんなウエディングキャンバスを詳しく解説します。
『ウエディングキャンバス』とは

『ウエディングキャンバス(キャンバスアートセレモニー/ペイントキャンバス)』とは、ゲスト参加型の演出のひとつで、真っ白なキャンバスにゲストが一筆ずつ色を足し、世界にひとつのアートを完成させるもの。
挙式前の待ち時間を利用してゲストが作成したものを、結婚証明書として挙式中にお披露目するケースが多いです。どんなアートが完成するかは、ふたりもゲストも最後までわからないのがポイント。みんなで作り上げた、世界に一つだけのウエディングキャンバスはきっと宝物になるはず。
特に、人前式などでゲストに誓う場合や、写真映えするオシャレな式を希望しているカップルにオススメ。式後もインテリアとして自宅に飾れるのもうれしいですよね。
≫【人前式】式の流れ、誓いの言葉・結婚証明書などの演出アイデア、費用について
用意するアイテム|サイズや絵の具の選び方など
ウエディングキャンバスを行う際に必要なものは、となります。最近では1~2万円で①~⑤がセットになった商品も多数! 準備の手間も省けてオススメです。
■キャンバス

キャンバスを選ぶ際は、サイズ選びが重要なポイント。例えばゲストが多い場合はそれだけ描くスペースが必要になったり、ウエディングキャンバスを飾る挙式会場や披露宴会場が広い場合は、大きめのサイズでないと見えないなんてことも。ふたりの結婚式の規模にあわせてセレクトしましょう。
目安としては、下記がオススメです。
・F4サイズ(約 縦33×横24mm):30~60名
・F6サイズ(約 縦41×横31mm):60~100名
また、ふたりがイメージしている理想の仕上がりによっても、キャンバスのサイズ選びは大切なポイント。例えば筆の太さを太くする場合は大きめのサイズ、キャンバスの白字(余白)をなくしたい場合は小さめのサイズ、など調整が必要です。
■アクリル絵の具

次に、数色のアクリル絵の具を用意します。アクリル絵の具は発色もよく比較的早く乾くので、挙式前にゲストが描いたものが、挙式中には披露できるようになります。
この絵の具の配色次第で、仕上がりががらりと変わるのがウエディングキャンバスの魅力。オススメは、3~4色。多すぎると、色が混ざってしまったり、全体的にまとまりのない印象になるので要注意です。
結婚式のテーマにあわせて、ふたりのお気に入りの配色を見つけてみて。
▽先輩カップルの実例を参考に見る
■平筆(ブラシ)

ウエディングキャンバスに使用する筆は、平筆が基本。太さは、ふたりの理想のものをセレクトしてみて。余白をなくして絵の具で埋め尽くしたい場合は太め、キャンバスの白字を生かしたい場合は細めがオススメです。
本数は絵の具の色の数だけ用意しましょう。
■ゲストへの説明書や見本

当日、ゲストが困惑しないように説明書や見本を用意しておくと親切です。ポイントとしては下記2点。
・色の選び方
色は、ゲストが好きな色を塗るケースや、あらかじめ色に意味を込めてゲストに選択してもらう形式があります。
例えば、「結婚生活に大切だと思うことを一つ選んでください」とお題を出し、青=思いやりの心・ベージュ=忍耐・緑=尊敬の心・黄色=やっぱりお金……など色ごとに意味を付け、ゲストに色を選んでもらいましょう。ゲストも考える時間をワクワクと過ごすことができるので、盛り上がるはず♡

・色の塗り方
色の塗り方も仕上がりを左右する大切なポイント。好きに描いてもらうのもいいですが、多くは「タテかヨコに一本線を引いてください」と指定して、縦横で重なり合うスタイルが主流。理想のイメージがある場合は、塗り方の説明書や小さな見本があるとよいでしょう。
■額縁やイーゼルなど、飾るのに必要なもの
仕上がったウエディングキャンバスは、挙式中に披露したり、その後の披露宴中にも飾ったりと、様々な場面で活躍します。その際に、キャンバスのままだと味気ないですよね。飾る用の額縁やイーゼルを準備しておくとよいでしょう。
また、結婚証明書として活用する場合は、上にアクリル板を設置してふたりの名前や日付を入れるパターンも。使用用途にあわせて検討してみてくださいね。
■ウェットティッシュやビニール手袋
ゲストに書いてもらう際、絵の具が手や服についてしまったなんてことも。あらかじめビニール手袋を用意したり、万が一のためにウェットティッシュを置いておくと親切でしょう。
≫【人前式の演出】ゲスト参加型やふたりらしさが伝わる感動アイデア集
式当日の進め方
式当日は、挙式前の受付を済ませたゲストがすぐに参加できるよう、導線を考慮して受付の近くのウェルカムスペースにセットしましょう。受付担当の方や、会場のスタッフから誘導してもらうとベストです。結婚証明書として使用する場合は、ゲストが描き終えたタイミングで、スタッフが回収して挙式にそなえます。最後に主役のふたりが色を入れたり、サインを入れて完成! 完成したら、ゲストにお披露目しましょう。最後までどんな仕上がりになるかわからないウエディングキャンバス。想像していた色合いと違っても、それも思い出のひとつになりそうですね。

挙式で披露した後は、披露宴会場にかざったり、自宅でインテリアとして飾ってもオシャレなウエディングキャンバス。見返すたびに、ゲストがふたりに対して込めてくれた想いや、式当日の記憶がよみがえるはず♡
ここでのポイントは、ゲストが描いているシーンもプロのカメラマンに撮ってもらうこと。当日主役のふたりは準備のため、ゲストの様子をなかなか見ることができません。みんながどんな様子でウエディングキャンバスに描きこんでいたのか、ぜひ写真に残してもらってみては。制作途中のキャンバスやゲストの笑顔が一生の思い出になることでしょう。


【実例集】オシャレな配色や仕上がりをチェック!
ウエディングキャンバスを取り入れる際に気になるのは、配色や仕上がりですよね。そこで先輩カップルの事例を一挙ご紹介! ぜひ参考にしてみてね♪■パステルカラー×くすみ系カラーでトレンド感満載に

赤やピンクなどの暖色系の中に、差し色のくすみブルーがポイント。さらに、白の絵の具も用意して縦横無尽に描いてもらったアートはまさに唯一無二。
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パステルカラーを中心にまとめられた、爽やかな4色ウエディングキャンバス。
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くすみカラーの中に、鮮やかなイエローの差し色とゴールドが特徴の配色。
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■ブルー系×イエロー系で明るく爽やかに

ブルー×イエローで仕上げたウエディングキャンバスを額に入れ、表面には結婚証明書をセット。
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こっくりとした青緑系の絵の具と、マイルドなイエローがオシャレな雰囲気に。
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ビタミンカラーで明るい印象のウエディングキャンバス。最後に新郎新婦が名前を記入して、ゲストの前で仕上げる演出に。
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「青(愛情)」「黄色(ユーモア)」「ベージュ(感謝)」という意味を込めた3色を用意。
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■グリーン系でナチュラルテイストに

水色、黄緑、オレンジのビタミンカラー3色が用意されたウエディングキャンバス。見るだけで明るい気持ちになれそう!
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グリーンとイエローのナチュラルな配色が会場にぴったり。額縁や結婚証明のテキストもシンプルに。
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■カラフル! パキっとカラーでアートな仕上がりに

カラフルな色合いが魅力のウエディングキャンバス。真ん中にはふたりの名前を刻んで。
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水色、黄緑、オレンジのビタミンカラー3色が用意されたウエディングキャンバス。見るだけで明るい気持ちになれそう!
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はっきりとした暖色系の4色をセレクト。あらかじめマスキングテープを貼っておき、挙式の途中でふたりで剥がして空いた場所にサイン。
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赤い絵の具が印象的なウエディングキャンバス。幾重にも重なったゲストの想いはふたりの宝物になるはず。
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≫ みんなで一緒に盛り上がろう! 【ゲスト参加型演出】実例
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