ウエディングシューズで足元からオシャレな花嫁に! ドレスタイプ別靴の選び方
日常のファッションだけでなく、ウエディングでも足元のオシャレにこだわるのは、もはや常識! ウエディングドレスの裾で隠れちゃうと思われがちだけれど、椅子に座ったときや階段の上り下りなど、ゲストからはバッチリと見えるのが、「ウエディングシューズ(ブライダルシューズ)」。そこで、ウエディングドレスのタイプ別ウエディングシューズ(ブライダルシューズ)の選び方や人気のブランドについて、ウエディングドレスのエキスパート・兼島 裕美さんに伺いました!
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目次
- ウエディングシューズとは? 欧米の花嫁はウエディングシューズにとことんこだわる!
- ウエディングシューズ(ブライダルシューズ)の選び方
- ボリューム感のあるドレスにはゴージャスなウエディングシューズがベスト
- マーメイドラインのドレスには、ポインテッドトゥ&ピンヒールのウエディングシューズがオススメ
- エンパイアラインのドレスには、オープントゥのウエディングシューズ×ペディキュアでさりげないオシャレを
- ミニ丈・ミモレ丈のウエディングドレスには、自分らしい個性ある足元で勝負!
- ビーチや芝生のあるリゾートウエディングでは、ピンヒールはNG!
- オシャレ花嫁たちのウエディングシューズをチェック!
- 人気のウエディングシューズ・ブランド7選
- マイ・シューズを手にしたら、ソールで思い切り遊んで
ウエディングシューズとは? 欧米の花嫁はウエディングシューズにとことんこだわる!
「ウエディングシューズ(ブライダルシューズ)」とは、ウエディングドレスと合わせて履く花嫁用の靴のこと。日本では「ウエディングドレスに隠れてしまうから……」という理由で、ないがしろにされがちですが、欧米の花嫁たちにとってはウエディングドレスと同じようにこだわるアイテムなのです。というのも、欧米のウエディングパーティでのメインイベントといえば、ダンス。新郎新婦がはじめて一緒に踊る“ファーストダンス”はもっとも注目を集めるだけに、靴は重要なのです。ウエディングドレスの共布でオーダーしたり、ブランドや個性にこだわるなど、ウエディングシューズ選びには余念がありません。日本の花嫁の場合はダンスを踊らないにしても、ヘアやメイク、ウエディングドレス、ブーケも完璧なのに、靴だけ手を抜いてしまったら、せっかくのオシャレも台無しです。自分の気分が上がるウエディングシューズ(ブライダルシューズ)を履いて、とことんオシャレにこだわってみてください。
ウエディングシューズ(ブライダルシューズ)の選び方
ウエディングシューズ(ブライダルシューズ)選びで重要なのがヒールの高さ。ヒールの高さによって、ウエディングドレスの裾線の位置が変わってくるからです。ウエディングドレスをオーダーメイドするのであれば、先に靴を選んでヒールの高さに合わせてドレス丈を決めることができます。逆にウエディングドレスをレンタルする場合は、ドレスがもっとも美しく見える裾線に合わせてヒールの高さを選ぶことになります。さらに、隣に立つ新郎との身長差も実はポイント。新郎と新婦の理想の身長差は10cm。その差をシューズ選びのポイントにしてみてください。また、肌の露出を控える教会内ではオープントゥのブライダルシューズはNG。披露宴パーティでゲストと写真を撮るなど動く場面が多いなら、歩きやすさも考慮したシューズが望ましいですし、前撮りやタウンフォトなど写真に残すならやっぱりオシャレなウエディングシューズがいちばん……となると、理想は挙式、披露宴、前撮り・フォトロケーション用に2~3足準備するのがベスト。
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ボリューム感のあるドレスにはゴージャスなウエディングシューズがベスト
プリンセスラインやAライン、最近流行りのサーキュラーラインなどボリュームたっぷりのウエディングドレスに合わせるなら、思い切ってゴージャスなデザインのブライダルシューズが◎。 とくにミカドシルクなどハリや光沢感のある素材のウエディングドレスなら、ビジューをあしらった靴をさりげなく裾から覗かせるのがオシャレです。お色直しでは、テーマカラーに合わせたカラーシューズもオススメ。ドレススタイルを完成させる重要な要素となるウエディングシューズ。その靴にこだわることで、つま先までオシャレ感を漂わせる上級花嫁として印象付けることができます。≫“大人可愛い”結婚式を!先輩カップルの実例やオススメアイデアをご紹介
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マーメイドラインのドレスには、ポインテッドトゥ&ピンヒールのウエディングシューズがオススメ
女性の身体をもっとも魅力的に見せ、セクシーかつエレガントな姿を演出してくれるのがマーメイドラインのドレスの特徴です。美しいラインにこだわったドレスに合わせるのであれば、ブライダルシューズもとことんラインにこだわって。たとえば、つま先がポインテッドトゥになっている靴は、シャープな大人の印象に。さらに、美しい後ろ姿を演出するために、ピンヒールの靴を選ぶのもポイントです。スッキリとしたピンヒールにラインストーンやビジューがさりげなくあしらわれた靴など、足元にさりげないきらめきをプラスするのも素敵。ドレスの素材と合わせた質感のウエディングシューズにすれば、さらに洗練されたコーディネートに。エンパイアラインのドレスには、オープントゥのウエディングシューズ×ペディキュアでさりげないオシャレを
ガーデンウエディングなど、ここ数年人気のナチュラルなウエディングにもぴったりのエンパイアラインのドレスには、オープントゥのウエディングシューズ(ブライダルシューズ)がおすすめ。キーワードは“抜け感”です。オープントゥのパンプスやサンダルに、ペディキュアをお気に入りのカラーやデザインにしてドレスの裾から覗かせれば、オシャレ感はもちろん、自分自身の気分もアップ! 逆に気をつけたいのが、ビジューなどの装飾がついた靴。ドレスがチュール素材だと、チュールがビジューに絡まって生地に穴をあけてしまう危険性も。ミニ丈・ミモレ丈のウエディングドレスには、自分らしい個性ある足元で勝負!
ウエディングシューズ(ブライダルシューズ)で個性を思う存分に楽しめるのがミモレ丈やミニ丈のウエディングドレスです。編み上げのリボンで足元を思い切りドレスアップしてみたり、ブーティでちょっぴりコケティッシュな花嫁を演出するのもあり。白のブーツを合わせてモードなファッションを楽しむといったこともできます。ウエディングは普段の自分の延長線上にあるもの。そう考えて、ドレスやウエディングシューズも普段の好みそのままで選ぶのも、とても自然なこと。ゲストからの「さすが!」という称賛の声が聞ける一日になりそうです。親族や年配のゲストからのイメージが心配な場合は、1.5次会や二次会でチャレンジしてみるのも手。ビーチや芝生のあるリゾートウエディングでは、ピンヒールはNG!
リゾートウエディングといえば、ビーチやガーデンでの撮影も楽しみのひとつ。けれど、靴を選び間違えると大変なことに! 多くの花嫁が失敗しがちなのがピンヒールを履いてしまうこと。海辺の砂にヒールが埋まって、うまく歩くことができないのです。芝生にいたっては、芝に穴を開けてしまってヒンシュクを買う……なんてことにも。リゾートウエディングでは、細いヒールは避け、ウエッジソールのサンダルやビーチサンダル、スニーカー、スリッポンにビジューを飾ってアレンジするのもオシャレ。リゾートならではのリラックス感を頭に入れて、靴選びを。≫ビーチやリゾートウエディングでスニーカーを上手に取り入れたい! 海外挙式TOPへ
オシャレ花嫁たちのウエディングシューズをチェック!
こだわりいっぱりのオシャレな結婚式を叶えた花嫁たちを紹介する人気企画「オシャレ花嫁SNAP」から、ウエディングシューズの実例を紹介します。▼お色直しでは赤のピンヒールで。新郎は赤の靴下でコーディネート
≫このオシャレ花嫁の結婚式実例を見る
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人気のウエディングシューズ・ブランド7選
感度の高いオシャレ花嫁に人気のウエディングシューズ・ブランドをご紹介! ハリウッドセレブ御用達の憧れのブランドからディテールにこだわりながら手頃なお値段の日本のブランドまで、どれも魅力的。結婚式後も履けるスペシャルな一足をぜひ、手に入れて!Christian Louboutin(クリスチャン ルブタン)
VALENTINO(ヴァレンティノ)
Manolo Blahnik(マノロブラニク)
Sergio Rossi(セルジオ ロッシ)
Dior(ディオール)
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マイ・シューズを手にしたら、ソールで思い切り遊んで
人生の中でも特別なウエディング、せっかくならレンタルではなく、お気に入りのマイシューズを持つことをオススメします。というのも、自分だけのウエディングシューズには意外な楽しみ方があるんです。それが、靴の底の部分、ソールで遊ぶこと。たとえば、ソールをテーマカラーに合わせて張り替えたり、ハートマークや“HAPPY”“SMILE”などの文字が描かれたシューズステッカーを貼ったり。新郎新婦でお互いにメッセージを書き合うのも記念になります。とびきりハッピーなその日、その瞬間をぜひ、ウエディングシューズでも楽しんでください。< ウエディングスタイル辞典トップへ戻る
【PROFILE】
ウエディングディレクター 兼島裕美
Sai Coordination代表。美容関連の仕事を経てウエディング業界に携わる。2006年から約4年間「フォーシス アンド カンパニー」取締役副社長を務める。現在はオートクチュールプライベートウェディングを始めドレス&ビューティアドバイザーとして、個人の顧客だけでなく企業のコーディネーター育成や研修、またフランスジャポンエグゼクティブディレクターとしてフランスの結婚式の企画・施工など多岐にわたり活動している。
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