
北欧のクリスマスをイメージしたアンティークウエディング

結婚式が12月だったということと、新婦の好きな北欧をミックスさせた「北欧のクリスマス」がウエディングのテーマ。会場となった恵比寿のフレンチレストラン「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」は“豪華過ぎずカジュアル過ぎず”な雰囲気がふたりの希望にぴったり。装飾にはクリスマスツリーやロウソクの炎を思わせるオレンジの花を取り入れ、クリスマスらしさを演出。新婦のアンティーク調のドレスと相まって温かみのある結婚式を実現した。
photographs:photographer SHAR https://www.instagram.com/shar_weddingphoto/


セミオーダーした“やわらかなホワイト”のウエディングドレス
純白のものよりも、アンティーク調のウエディングドレスを希望していたという花嫁。そこで、ウエディングドレスショップ「Maria et Mariee(マリアエマリエ)」でのセミオーダーをチョイス。アンティ—クレースを扱っている同ショップで手袋などの小物類を揃え、ピアスとネックレスは職場の先輩に借りたそう。ブーケは白いバラを中心に、くすんだ緑色が特徴の「クリスマスグリーン」という植物でアレンジ。新郎の衣装もオーダーでシックなイメージのダークグレーをベースに、大きめの青のチェック柄で、ほどよいカジュアルさを演出した。
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会場装花とコーディネートしたスクエアで3段のウエディングケーキ
ウエディングケーキは「3段にしたい」という新婦のオーダーをもとに、レストランのパティシェがデザインしたもの。希望通りの3段に、ちょっと珍しい「スクエア」の仕上がりは新婦も気に入っているのだとか。また、ケーキトップに飾られたお花は、会場装花と合わせてオレンジとグリーンをベースに。デコレーションに使っているシルバーの飾りは、クリスマスをイメージした飴細工。イメージ通りな仕上がりのウエディングケーキはゲストからも好評だった。
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アンティークな風合いをより引き立てるヘッドアクセとレースのボレロ
挙式後の披露宴では、ヴェールをヘッドアクセに変え、アンティーク調のウエディングドレスにレースのボレロを重ねてイメージチェンジ。このボレロもドレス同様「Maria et Mariee(マリアエマリエ)」のもので、新婦のためだけに選んだ生地で仕立てられたというオンリーワンの一品。羽が印象的なヘッドアクセも、存在感にひと目惚れし、同ショップでレンタルしたそう。
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クリスマスに映えるビビッドピンクのカラードレス
アンティーク調のウエディングドレスとはガラッと雰囲気を変え、お色直しに「Reem Acra(リーム・アクラ)」でレンタルしたビビットピンクのドレスをチョイス。実は、試着の際は、別の色を着るつもりでいた新婦。新婦のお母さんのススメで着てみたこの1着がなんとも自分にフィットしていたので即決定したそう。クリスマスの雰囲気にもぴったりなビビッドピンクのカラードレスは、会場のゲストからため息がもれたほど。新郎も新婦にあわせてシャツを白からチェックにチェンジし、ハットをかぶって“派手めな”カジュアルさを演出。ふたりで統一感のあるコーディネートに仕上がった。
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シックで温かみのある長テーブルのコーディネート
テーブルアレンジは、ブーケとウエディングケーキにもあしらわれている「クリスマスグリーン」をメインに、ロウソクの炎からインスパイアされたオレンジの花やマツボックリを使い、こちらもクリスマスを演出。さらに、トレンドの長テーブルでより北欧らしく。新婦が手作りしたという席札などのペーパーアイテムが温かみをプラスした。
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ジョエル・ロブション氏の真髄を極めた料理でおもてなし
レストランならではの質の高い料理は、どれも珠玉の逸品。ジョエル・ロブション氏は、最上の食材を選び抜き、「重ねるのは3つの風味まで」と決めているそう。コース内容は特別オーダーはせず、新郎新婦が試食で気に入ったメニューを選んだ。こだわりが詰まった本場のフランス料理は、ゲストにも大好評。新婦のビビットピンクのドレス色ともマッチしていた、赤い飾りのデザートは偶然のサプライズ。考え抜かれたような色の偶然が演出に一華添えた。
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会場中がひとつに……ロマンティックなキャンドルリレー
クリスマスの雰囲気をより一層高める演出として、ゲスト全員が参加するキャンドルリレーを実施。キャンドルリレーとは、ゲスト一人ひとりがキャンドルの火をリレー形式で灯していき、最後に新郎新婦に火が届いたら、全員で新郎新婦の幸せを心で願いながら、一斉にキャンドルの火を吹き消すというもの。キャンドルリレーの「火」は新郎新婦を意味し、母から生まれた命が親元を離れて多くの人々に出会い、影響を受けながら、新郎新婦が家族になる…というストーリーになっているのだそう。ゲストからの想いを受け取り、2人にとって一生心に残る瞬間になった。
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小川 絵莉さん |
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シャトーレストラン ジョエル・ロブション |
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アンティークウエディングドレスの専門店『Maria et Mariee(マリアエマリエ)』 |
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Reem Acra(リーム・アクラ) |
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Maria et Mariee(マリアエマリエ)、CA4LA Bridal(カシラ ブライダル) |

美味しい料理とウエディングドレスを中心に、ふたりの理想をカタチにした結婚式
“北欧のクリスマス”やアンティーク調のウエディングドレスなど、結婚式のテーマや譲れないポイントを明確にしながら準備を進めていったふたり。「クリスマスグリーン」をテーブル装花やブーケにさり気なく使ったり、ゲスト全員でキャンドルリレーを行うなど、これから“クリスマスウエディング”を予定しているカップルにはお手本にしたいポイントがいっぱい! とかく迷ってしまいがちな結婚式準備をスムーズに進められたのも、ふたりの中に明確なイメージがあったからこそと言えそうです。
マイナビウエディング プレミアムクラブ編集部


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