michiさん流スタメンジュエリー、4つの分類とは?
――今回はmichiさんが考えるスタメンジュエリーについてお話をうかがいます。まず、どのようなアイテムをスタメンジュエリーと位置づけているのか教えてください。
毎日自然と手が伸びるジュエリーをスタメンジュエリーと位置づけ、そのなかでも、ベースジュエリー・甘口ジュエリー・辛口ジュエリー・抜け感ジュエリーの4つに分類しています。
――なるほど。では、順にその位置づけや属する具体的なジュエリーについて聞かせてください。まずは、ベースジュエリーからお願いします。
ベースジュエリーは、“自分の定番となるようなもの”と考えています。具体的には、
ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のペルレ、
CHANEL(シャネル)のココ クラッシュ、ダイヤモンドのエタニティリングをここに分類しています。
まず、ペルレのリングは、スモールサイズなのであまり主張しすぎず、ほかのジュエリーとの相性もよく、気づいたら手に取っていることが多いですね。
ココ クラッシュはブランドを象徴するアイコニックさもありながらシンプルで、重ねても楽しいですし、
シャネルらしい上品さも兼ね備えていて、自分らしくいられるリングです。
ダイヤモンドのエタニティは、迷ったときに着けることが多いのですが、これ一本だけでもサマになりますし、ほかのアイテムと重ねてもバランスが取れるのがいいですね。
――ベースジュエリーは、どんなときでも着けるだけで安心感がある相棒的存在なのですね。
――では、次に甘口ジュエリーについても教えてください。
気分を上げたいときに手元を華やかにしてくれるものを、甘口ジュエリーと分類しています。具体的には、
ヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラがここに入ります。
マザーオブパールのリングは、結婚して間もない頃に、どこに着けて行っても浮かないものが欲しくて購入した一本です。イエローゴールドのものと迷いましたが、肌なじみのよさそうなこちらを選びました。
マラカイトのリングは、グリーンがすごく好きという単純な理由です(笑)。
アルハンブラ自体、着けるだけで華やかになり上品さもあるので、甘口な気分にときにぴったりなんです。
――では、辛口ジュエリーはどのような位置づけにしていますか?
辛口ジュエリーはちょっと冒険したいときに着ける、無条件におしゃれに見せてくれて、モードっぽさも兼ね備えたものですね。
前回の連載記事でも登場した
Cartier(カルティエ)のパンテールリングは一見難しそうに感じるのですが、じつは使いやすくてしっかり個性も出る一本です。内に秘めたセクシーさがあるのもポイントですね。
もう一本はフレッドのサクセスリング(※現在は廃盤)。厚みも高さもあるボリューム感が気に入っています。地金の丸いフォルムとダイヤのストレートラインのミックス感も魅力です。着こなしに合わせて上下を逆にして表情の違いを楽しんだりもしています。ホワイトゴールドはクールな印象がありますが、年齢とともに自分にハマってきた感覚があり、今はスタメンジュエリーの一員ですね。
――辛口ジュエリーを選ぶ際はボリューム感も大事なのでしょうか?
というよりは、洋服で例えるとライダースジャケットのようなイメージですかね。ライダースって羽織るだけで着こなし全体を引き締めてくれるじゃないですか。辛口ジュエリーも同じで、ボリューム感というよりは、着けると全体が引き締まるものと考えてもらったほうがいいかもしれません。
たとえば、マグノリア・ホワイトジュエリーのマディソンはボリュームがあるわけではないですが、辛口ジュエリーに分類しています。
――では、最後に抜け感ジュエリーについて教えてください。
抜け感ジュエリーは、まじめすぎずキャッチーさがあり、全体におちゃめなエッセンスをプラスしてくれるものを選んでいます。
――ちなみに、1年半ほど前のInstagramでのスタメンジュエリーに関する投稿では、ここにレイヤードジュエリーが分類されていましたが、今回の更新版で抜け感ジュエリーに変更されたのは、何か心境の変化があったのでしょうか?
以前に比べて、“整えない楽しさ”を求める気持ちが強くなってきているんです。クスッと笑えるような遊びのあるアイテムを取り入れると、自分の気持ちも上がるし人とも被らないし。そういうジュエリーが自分の中で定番化してきたので、今回スタメンジュエリーの分類自体を変えました。
――なるほど!その時々の自分の心境の変化によって、スタメンジュエリーのラインナップや分類を更新していくことも大事かもしれませんね。
――では、具体的には抜け感ジュエリーにはどのようなものが入るのでしょうか?
前回の連載記事でも登場した
Tiffany & Co.(ティファニー)のパロマ グラフィティ ラブ リングと、ビジュードエムのひらがなピアスの「み」です。
ラブ リングは「Love」という文字が一見甘く見えるんですが、筆記体なので着けていると意外とLoveとはわからないうえに、抜け感が出るのがいいなと思っています。
「み」のピアスは、ひらがなっていうだけでパッと見た印象が普通のピアスとは違うところが、もうとにかく可愛い!(笑)それに尽きますね。アルファベットのモチーフはよく見かけますが、ひらがなはなかなかないのでそこも面白いですよね。
――リングやピアス以外で、michiさんのスタメンジュエリーといえるものはありますか?
ベースジュエリーとして挙げるなら、FOPE(フォッペ)のブレスレットです。ブレスレットって、机に当たったときの音も気になるし、チェーンタイプは着けづらいし…っていう、私が感じていたブレスレットに対する負の要素をすべて解決してくれるものに出会ったんです。
このブレスレットは留め具がなくバネのようになっているのでさっと着けられるうえ、細かいチェーンになっていて机に当たっても音が鳴らず、肌あたりもよくてデザインも素敵で完璧なんです! ブレスレットは一本だけでいいと思っていたのに、このブレスレットに出会ってから、3本を重ね着けしたいと思っている自分がいます(笑)。
――心が動いてしまったのですね(笑)。ほかには、何かありますか?
抜け感ジュエリーに入れたいのは、PerlishのチョーカーLAILAやビジュードエムのパールチョーカーですね。パールってフォーマルな印象が強いので、遊びのあるデザインのものを選んで外しを効かせるのが好きですね。