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各界のプロフェッショナルが語る、最強ウェディングノウハウ。プレミアム花嫁塾。ウエディングの上質は、細部に宿る - 編集部(プレミアムクラブ)

帝国ホテル 東京にみる、"ウエディングケーキが主役"の結婚式コーディネート

披露宴当日、新郎新婦の横でひときわ華やかな存在感を放つ"ウエディングケーキ"。今や結婚式において、ウエディングケーキやケーキを使った演出は式を盛り上げる欠かせないものになっています。ケーキのデザインや形のトレンドは年々変わり、少し前まではふたりの思い出や共通の趣味を描いた1段の生ケーキが支持されていましたが、ここ最近ではラグジュアリーホテルを中心に新郎新婦の親世代で見られたような何段もある背の高いタイプが増えてきました。


私は、ウエディングケーキとはひとつの演出アイテムではなく、いつの時代も、その日行われる結婚式の象徴だと思っています。それは新郎新婦にとってだけでなく、披露宴にご列席頂くゲストにとっても。ケーキは高砂の横に置かれていますので、披露宴の間は常にゲストの目に映り、そのたびに幸せなワンシーンとしてゲストの心に刻み込まれるでしょう。また、ゲストが披露宴会場に足を踏み入れたとき、最初に目に飛び込んでくるのはなんでしょうか。そこに新郎新婦はまだいませんので、ふたりの代わりにゲストをお迎えし、これから始まる特別な時間のスタートを演出してくれるのが、まさにウエディングケーキなのです。


だからこそ私は、ウエディングケーキを主役にして、そこから会場装飾や衣装などを総合的にコーディネートすることを、大人花嫁の皆さんにぜひオススメしたいのです。だって、結婚式の象徴となるウエディングケーキが会場の雰囲気やドレスとマッチしていないなんて、とっても残念だと思いませんか。


実は、この"ウエディングケーキが主役"というコンセプトを、日本のトップオブホテルとして世界中の賓客から親しまれている「帝国ホテル 東京」が、ワシントンD.C.を拠点に活動するケーキデザイナー、マギー・オースティンさんとのコラボレーションケーキで、いち早く提案しているんです。


マギー
"マギー・オースティン"という名前を聞いただけですぐにピンときたなら、あなたはお洒落感度のとっても高い人。マギーさんは、米国ドラマ「ゴシップガール」で一躍人気になったブレイク・ライブリーなど多くのハリウッドセレブが結婚式のためにオーダーしたり、ホワイトハウスのクリスマス装飾を任されたりと、アメリカで話題のケーキデザイナーです。

帝国ホテル 東京とマギー・オースティンのコラボレーションによって誕生したウエディングケーキは4種類。繊細なフリルとパールに、シュガーフラワーが飾られた優美なデザインの「エレノア」に、鮮やかな赤のグラデーションで彩られたリボンと、深紅のランがあしらわれたモダンなデザインが魅力の「ベアトリス」。「アメリア」は帝国ホテル 東京の内装にインスピレーションを得て創られたドラマティックな色彩が特徴。そして「ジュリア」は日本とマギーさんが暮らすワシントンD.C.の特別なつながりを桜で表現したものです。マギーさんのウエディングケーキはどれも高度な技術で細部にまでこだわっており、シンプルだけど上品なデザイン。

その美しさはため息がこぼれるほどで、販売当初からさまざまなメディアで取り上げられ、プレミアムヴェニューでもすぐにご紹介をしました。しかし、私がさらに感銘を受けたのが、これらのケーキとともにお披露目となった披露宴会場の空間コーディネート。これは帝国ホテル 東京のフローリストやコーディネーターが、今回のコラボレーションケーキにインスパイアされて考案したものだそう。ケーキの色をテーブルクロスやチェアカバーに取り入れるのはもちろん、ケーキの高さと装花のバランス、さらには披露宴会場のもともとの内装や広さとの相性も計算されていると思います。


皆さんには、ケーキ単体とそのケーキが飾られた会場コーディネートのお写真をセットでご覧いただきましょう。


ベアトリス
▲赤が印象的なケーキ「ベアトリス」を選ぶなら、会場全体も赤をテーマにコーディネート! 会場は最大362名収容可能な大空間だからこそ、濃淡の異なるさまざまな赤を装花やテーブルアイテムに使っても、全体がベストバランスに。

ジュリア
▲ピンクのフリルと金色のミツバチが可愛らしいケーキ「ジュリア」。コーディネート例に選ばれたのは、ケーキ同様に白を基調にした上品な空間の「桐の間」です。装花も白と淡いピンクの組み合わせで統一。少人数ウエディング向けの会場なので、その美しいケーキをゲストに間近で楽しんでもらうこともできますね。

アメリア
▲とっても独創的なデザインの「アメリア」は、会場コーディネートも大胆な色使いで! 写真は、アールデコ調の会場「鶴の間」でのコーディネートです。ドレスやブーケも、大人の遊び心ある色をチョイスして。

エレノア
▲伝統的な純白のウエディングケーキをイメージして作られた「エレノア」と、シャンデリアの美しい会場「蘭の間」の組み合わせ。ラグジュアリーになりすぎないよう、トレンドのグリーンもポイント。ミカドシルクのドレスでケーキカットをしたらとっても映えるはず!

いかがですか。ウエディングケーキの持つ美しさをより引き立て、それでいて空間全体がひとつのテーマで統一されているのがわかりますよね。このようにウエディングケーキを主役にしたこんな素敵な空間が実現できるのは、まさにケーキそれ自体に多くの人を魅了する美しさと繊細さがあるからだと思います。


開業から125年という伝統を誇りながら、常に日本のウエディングをリードし続ける同ホテルが提案する、「ウエディングケーキから結婚式全体のコーディネートを創る」という考え方。人とは違う結婚式にしたい、ゲストに楽しんでもらいたい」という大人花嫁の皆さんはぜひ取り入れてみてはいかがですか。


Professional of ウエディングの上質は、細部に宿る
プレミアムクラブ 編集部

プレミアムクラブでは上質かつリュクスなウエディングをご提案。ホテル、ゲストハウス、レストラン、専門式場、チャペル、神社、国内リゾートでの「ワンランク上」な結婚式のヒントが満載です。上質なエッセンスを取り入れて、ふたりらしいウエディングをかなえて。