アカガネリゾート京都東山（AKAGANE RESORT KYOTO HIGASHIYAMA）●VMG HOTELS & UNIQUE VENUESの先輩カップルレポート詳細情報

ご友人方とは重ならない会場を探していらしたというおふたり。シックで大人っぽい結婚式をご希望で、その理想に合う空間ということで当会場をお選びいただきました。コーディネートや映像などに強いこだわりをお持ちだったオシャレな新婦さまと、そんな新婦さまのあこがれを全力でかなえようとされる新郎さま。イメージをうかがうたび、即座にそれに応える写真を提示してくださり、積極的にご準備を進めてくださいました。会場自体はシンプルでありながらモダンな雰囲気に、さらに結婚式をゲストに感謝を伝える場にしたいというご希望が軸にあったため、テーマを「大人モダン×ありがとう」に設定しました。
ビジュアル面でもっともお力を入れられたのは、会場コーディネート。メインテーブルにはドライフラワーなどシルバートーンの装花を飾り、ゲストテーブルにはあえてお花を入れず丸太を置き、グリーンとキャンドルを配されました。キャンドルをたくさん飾りたいとご希望で、火を使わないLEDキャンドルなども上手く取り入れられ、会場全体を少し幻想的な雰囲気に演出されました。

ビジュアル面のこだわり以上におふたりが大事にされていたのが、ゲストのみなさまのことでした。どんなふうに楽しんでいただくか、演出に参加してもらえるかということを常にお考えで。初回お打合せのときから、「ゲストの方へのプチサプライズをたくさん取り入れたい」とおっしゃっていました。席札はゲストおひとりずつとの思い出の写真を使い、すべて異なるデザインで、すべてに手書きのメッセージも添えられました。またお誕生日が近いゲストの方には、デザートにメッセージプレートをつけるサプライズも。特別感ある演出を、みなさま喜んでくださいました。
披露宴中に行ったブーケプルズでは、新婦さまのご友人7名さまにご登場いただきました。ブーケが当たらなかった方にも喜んでいただきたいと、6名さま分には棒つきキャンディをご用意。リボンがキャンディに絡まるハプニングもありましたが、前に出て撮影されるゲストの方もたくさんいらっしゃる楽しい演出となりました。

新婦さまはペーパー類などたくさん手作りされ、新郎さまはムービー制作を頑張ってくださいました。エンディングムービー以外の動画はすべて新郎さまの手作り。オープニングやプロフィールムービーなどもくすみカラーを使った会場の雰囲気に合わせ、シックなお色味で演出されました。
さらに追加で制作されたのが、新郎さまから新婦さまへのサプライズムービーです。新郎さまのみ再生チェックにこっそりお越しいただくなど、準備を秘密裏に進められて。新婦さまの地元のご友人まで含めた大切な方々からのメッセージムービーで、新婦さまが愛されていらっしゃることがよくわかるものでした。当日その場にいらっしゃるゲストの方のメッセージも含まれていたので、新婦さまは動画と同時にその方のほうをご覧になったりと、とても楽しんでいらっしゃいました。ご友人方からはもちろんですが、新郎さまがいかに新婦さまを大切に思われているかが伝わってきた場面でもありました。

新郎さまは実はもう1本、動画を作られました。ご結婚式の翌日が新婦さまご両親の結婚記念日ということで、親御さまへのお手紙を朗読される前のサプライズ上映となりました。親御さまのご結婚式のお写真が登場するなど心あたたまる内容で、ご両親もとてもやさしいお顔でご覧になっていらっしゃいました。ご家族が大好きな新婦さまらしい演出でもありました。
親御さまには挙式のときなどにもご登場いただきましたので、中座のエスコート役にはおふたりともごきょうだいを指名されました。新郎さま新婦さまともに三人きょうだいでいらっしゃり、どちらも今ではなかなか三人で並ぶ機会もないとのこと。ごきょうだいに出ていただくと親御さまも喜んでくださることが多いとお話ししたところ、「では、ぜひきょうだいで」とおっしゃって。ご家族の絆が感じられるワンシーンとなりました。

ウェルカムスペースにシックなトーンのドライフラワーを使われたり、飾られた前撮り写真もグレイッシュなお色味で統一されたりと、“大人モダン”な雰囲気をトータルで演出されていました。ウエディングケーキをイチジクでデコレーションされたのもそのひとつ。ぜひみなさまにも幸せのおすそ分けとして召し上がっていただきたいと、飾りにはお花ではなく、落ち着いた色味のイチジクとブルーベリーを選ばれました。
またお色直しではガラリと雰囲気を変え、和装に。新婦さまは色打掛もご検討されましたが結果的に白無垢を選ばれ、襟元のブルーを差し色にされました。髪には小花などではなくシンプルながらも華やかな胡蝶蘭をあしらわれて。とくに和の雰囲気にこだわっていらしたおふたりではなかったのですが、京都らしさも添えてくださいました。

当初からどうすればゲストの方に喜んでいただけるかを考えてくださっていたおふたりでしたが、しっかりと伝わる一日になったのではないかと思います。ゲストのみなさまも会場全体を盛り上げてくださいました。会場のどこを拝見しても笑顔があふれ、おふたりいらっしゃるメインテーブルはいつもゲストに囲まれていました。おふたりがみなさまに愛されていることが、とてもよく伝わってまいりました。これからも末永く、笑顔の絶えないご夫婦でいらっしゃることを、確信しております。