フィレンツェ本店100周年を記念して、エキシビションが開幕し、特別なルミノールが発売された。

(左)パネライ ブランド エキシビション「イマージョン」
(右)ルミノール フィレンツェ オットジョルニ 左からPAM01734、PAM01794
パネライは、1926年に「オロロジェリア・スヴィッツェラ(スイス時計店)」という屋号でフィレンツェのサン・ジョヴァンニ広場にオープンしたブティックの100周年を祝う。このブティックは、象徴的な「OROLOGERIA」のサインの下に現存するオリジナルの木製ショーウィンドウなど、20世紀初頭の店構えの要素を保持している。「フィレンツェ本店はパネライの歴史、時計製造の専門知識、そしてタイムピースに注ぎ込まれた伝統と革新を、世界中から訪れるお客様と共有するうえで、礎石となっています。その100周年を、2026年にフィレンツェの中心であるサン・ジョヴァンニ広場で祝うことを誇りに思います。」と、パネライCEO エマニュエル・ペランは述べている。

パネライ フィレンツェ本店
パネライの歴史は、1860年にポンテ・アッレ・グラツィエで始まった。ジョヴァンニ・パネライが、最初の時計店、工房、そしてフィレンツェ初の時計学校を設立した。当時のイタリア王国の首都(1865-1871年)であったフィレンツェの統治時代にポンテ・アッレ・グラツィエが破壊された後、この店は市内中心部で何度も移転を繰り返した。最終的に1926年、ルネサンス都市の中心にある大司教宮殿内に位置し、フィレンツェ大聖堂の息をのむような建築美を臨む、サン・ジョヴァンニ広場に落ち着いた。この店はパネライ家にとって単なる小売スペースではなく、熟練した時計職人が店内で販売される時計を細心の注意を払って組み立て、修理する機能的な工房でもあった。ここでパネライ家は、当時の最も重要な時計メーカーとの数多くのビジネスを通じて、時計製造の知識を集積した。同時に、パネライ家はその将来を決定づけた、イタリア海軍とのパートナーシップも育んでいた。独自の遺産となった防水性と発光性は、計器やプロフェッショナルなツールウォッチを製造する必要性から生まれた。海軍との緊密な協力とそれに伴う軍事機密は、パネライが民間向け製品を発表した1993年9月10日まで維持された。その後改装を経て、2001年に初のパネライ直営ブティックとして再オープンし、ルミノール、サブマーシブル、ラジオミールの現代的なコレクションとともに、その輝かしい過去において活躍した歴史的計器や時計アーカイヴ、そして現在も機能している時計職人の作業場を展示し、パネライの技術継承と100年のレガシーを鮮やかに表現している。
この重要な節目を記念して、9月10日から19日までパネライの100年の旅を体感する「イマージョン」展がフィレンツェのマリノ・マリーニ美術館で開催され、2つの特別な限定モデル、ルミノール フィレンツェ オットジョルニ PAM01734とPAM01794が発売された。

「イマージョン」展

(左)PAM01734 世界限定100本 税込840万4000円 44㎜プラチナテック™ケース 切り込みの入ったリュウズプロテクター
(右)PAM01734 世界限定100本 税込840万4000円 44㎜プラチナテック™ケース 切り込みの入ったリュウズプロテクター
2つの新作は、1960年代のユニークなプロトタイプからインスパイアされ、2つの特徴的な要素をもっている。1つ目は12時位置に配置された「PANERAI FIRENZE」の刻印、2つ目はPAM01734のみが受け継いだリュウズプロテクターに刻まれた特徴的な切り込みだ。これらの特別な要素は、パネライの当時の使命、すなわちイタリア海軍の厳格な要件を満たす最高の技術的ソリューションを提供することから生まれた。当時の哲学は現代のコレクションも定義し続けている。実際、この切り込み入りのリュウズプロテクターは、当時ダイバーが巻き上げやすくなるよう試験的に運用された機能的変更に由来している。パネライは、手巻きムーブメントの操作性を向上させるための実験段階で切り込みを導入し、手袋を着用している場合や視界の悪い環境でのリュウズ操作を容易にした。
ムーブメントはパネライの伝統である8日間のパワーリザーブを備え、振動数毎時21,600回のP.5000手巻きキャリバーを搭載している。真鍮製の文字盤は本質への意図的な回帰を示し、日付や補助機能のないクリーンなデザインで、切り抜かれたアラビア数字、インデックス、そしてスーパールミノバ®が塗布されたダブルペンシル型の針が特徴だ。独特な円形ブラッシュ仕上げの文字盤にPANERAI FIRENZEの文字がトーンオントーンで刻印され、光を捉えて輝き、色調が深まり、生き生きと見える。わずかに湾曲したドーム型サファイアクリスタル風防が組み合わされ、1960年代のルミノールウォッチに使用されていたPERSPEX®の視覚効果を想起させる。ストラップは、ヴィンテージのインスピレーションとフィレンツェとの深い絆をさらに強調するため、トスカーナ産カーフレザーが採用され、フィレンツェの象徴的な百合の紋章がホットスタンプされている。PAM01734のブラックレザーにはグリーンラバー、PAM01794のブラウンレザーにはブラックラバーのスペアストラップが、それぞれ付属し、様々なシーンで活躍する。
オフィチーネ パネライ 0120-18-7110
www.panerai.com








