生い茂る常緑樹、広大な芝生のガーデン、名古屋市内とは思えないリゾート感。この雰囲気、空気感を最大限に生かすために参照したのが、世界的建築家のジェフリー・バワ氏の建築スタイル。質感のある漆喰の外壁、常緑樹の緑が映えるアースカラー、一本の石から削り出したテラスの石柱、草木の「つる」の模様をした階段の手すり、揺れる木々や風の音、光を取り込む大きな窓。チャペルの正面の窓からは樹齢100年を越える楠のシンボルツリーがふたりを祝福します。自然と建物の境界をあいまいにすることで、開放的な空間を創りあげています。