Yukiさん夫婦
披露宴会場名
リップル
挙式日
2013年10月5日(土)
挙式スタイル
教会式(チャペル式)
招待人数
60名
実は私、再婚なんです。再婚は一昨年でしたが息子が結婚式をやりたがったので、このタイミングにと思って挙げました。子どもとしては、「従兄弟たちと集まって楽しいことがしたい!」という気持ちがあったようです。地元を選んだのは、私自身、小さな子ども連れでも打ち合わせに通いやすかったから。それに親戚や友人も地元が多いんですよ。二度目の結婚式ですし、みなさんに遠方まで来てもらうのが申し訳ないという気持ちも少しあって。
こちらの会場に決めた理由は、やっぱりプランナーさんの人柄です。どこの会場もみなさん丁寧に対応してくれるのですが、私たちは親切にされすぎると逆に気を遣ってしまうところがあって。ざっくばらんな雰囲気のこちらのプランナーさんには、何でも気軽にお話できそうに思えました。
打ち合わせに何度も通いました。プランナーさんに「誰より一番顔を見ている気がする」と言われたほど(笑)。「良い結婚式」ではなく「楽しい結婚式」と、最初からテーマは決めていました。「良い結婚式」は一般的だけど、もっとゲストの印象に残るおもしろいことをしたかったんです。感動的な演出もいらないな、と。ほかにこだわったのは、手作り感ですね。一人ひとりの席札も彼とふたりで手作りしましたし、なるべく一緒に参加してほしくて息子にも手伝いをさせました。得意の折り紙で蝶を作ってもらって、それを各テーブルの装花に添えたり。
地元ということもあり、私たちの3週間後に友人のひとりが同じ会場で結婚式をすることが決まっていたんですよ。テーマをそんなふうに決めたのも、彼女と差別化を図りたいという気持ちがあったからかも。今となっては、そのおかげで方向性がはっきりして良かったです。
それがまったく(笑)。彼も最初は緊張していたようですが、人前式だったこともあり私は緊張しませんでした。息子が指輪を運んできたんですが、本当なら横にズレなくてはいけないところを緊張したのか固まってしまったんですよ。「違う、違う!」と小声で言っているので、ゲストもクスクス笑っていて。人前式だからこその雰囲気ですよね。それも自分たちらしくて良かったです。
披露宴も、余興やサプライズをいろいろ考えました。一般的にサプライズってカップルに対して仕掛けるものだと思うんですけど、せっかくだから来てくれるゲストにこちらから仕掛けたいと思って。
余興でAKB48のダンスをやったんですが、そこにセーラー服で女装した彼が入って踊る、という。「新郎がそんな着替えで中座するなんて」と最初はプランナーさんに止められたのですが、「タキシードのまま踊ってもおもしろくない!」と説得したんです。彼が中座して、友人から「どこに行ったの?」と聞かれたときは「なんかお腹が痛くなったみたい」と(笑)。彼が再登場してきたときは、おかげでみんな大爆笑でした。
プランナーさんにも、披露宴中にサプライズプレゼントをしたんですよ。号泣してくれたんですが、私たちが「泣いてる〜!」と笑っていたのでみんな大笑いになって。中身は実はコーラが1本。凝ったラッピングを開いたらそれだけだったので、「泣いて損した」とあとで言われました。作戦通りです(笑)。
私たちが率先してずっとそんな調子だったせいか、涙のない結婚式で笑ってばかり。一応親への手紙朗読もしましたが、親たちも全然泣きませんでした(笑)。
ただ、感動がなかった代わりに笑いの神は降りてきてくれました。結婚している友人が多いのでブーケトスはやらず、ぬいぐるみのクマが飛び出すクラッカーをやったんですが、調子が悪かったのかなかなか飛び出さなくて。「あれ? あれ?」と、私たちがあせる様子も笑いになったみたいです。あとでたくさんのゲストから「すごく楽しい結婚式だった!」と言ってもらいました。ちゃんと目的を達成できましたね。
よかったのは、友人を気軽に招待できたこと。当日は雨だったので、余計に遠方でなくて良かったと思いました。お酒が入るため家族に車で送迎してもらった友人が多かったのですが、雨の上に遠方だと送迎してくれるご家族にも申し訳なかったと思うので。また、ゲストのほとんどが県内だったので、交通費など特に配慮はしていません。一番遠方は福島だったのですが、近い親戚だったので逆に「気にしなくて大丈夫」と。おかげでサプライズ演出に集中できたかも(笑)。
子供も楽しかったみたいですね。男の子なので、わりとあっさりした反応でしたが(笑)。結婚式を通して特に変わったことはないけれど、家族で力を合わせて準備した時間は良い思い出になると思います。一致団結して何かに向かう機会って、なかなかないと思うので。
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