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各界のプロフェッショナルが語る、最強ウェディングノウハウ。プレミアム花嫁塾。結婚前に学んでほしい、最上級&ベーシックマナー - 上月 マリア(紳士淑女教育家)

これができたらベストカップル! 食事作法、ドレスコード、チップ......旅行先での上級マナー

いつもより少し背伸びした場所で、素敵な思い出を作りたいハネムーン。前回は、海外の一流ホテルやレストランでの基本マナーについて教えて頂きました。その場限りにならないように、一流の場でいつでも堂々と振る舞うにはどうしたらいいのでしょうか?
紳士淑女教育家である上月マリア先生には、最後の講座となります、さらに一歩進んだ旅行先でのマナーのポイントに加え、欧米ではマストなチップを渡す時の工夫を教えて頂きました。

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◆一目置かれる! 外出先での基本マナー
前回に加え、今回ぜひ覚えて頂きたいのは、セレブリティが当然のマナーとして身につけている3つのポイントです。これらができれば、海外でも素敵なカップルと見られるしょう。


1. 食事は美しくいただく
本物のセレブリティは、姿勢や食べ方はもちろん、お食事を終えた後のお皿まで美しいものです。作って下さった方や片付けて下さる方の気持ちを考えて、できるだけ綺麗にいただきましょう。残してしまった場合は、お皿の奥へ料理をまとめておくとベストです。


2. ふたりの服装のバランスが取れている
男女のドレスコードが合っていることは、カップルでのマナーの良し悪しを見る欧米では、特に重要。たとえば、男性がフォーマルなのにカジュアルな装いだったりするのは、ふたりのバランスが取れていないので恥ずかしいことです。ドレスコードのある場合は、女性は、男性のドレスコードに合わせた装いをいたします。


3. 清潔感がある
紳士・淑女の世界でも、清潔感が基本です。見た目はもちろん、匂いにも注意が必要。特にプロトコール(国際儀礼)では、食事の席では、「無臭」であることがお約束。体臭やきつい香水が、周囲の方ばかりか、せっかくのお料理を作ってくださったシェフにも失礼に当たります。お出かけ前に、お互いにチェックしましょう。

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◆日本人ならでは工夫を凝らしたチップの渡し方でユーモアを覗かせて
周りの方への思いやりの心を基本とするマナーの世界。チップの渡し方一つからも、工夫次第で相手の方に楽しい気持ちになっていただくことができるものです。
例えば、宿泊ホテルの室内に置くチップに折り鶴を添えてみたり、外出先でチップを渡す時に、日本のかわいいぽち袋に入れてお渡しするなど、日本人ならではの感謝の心の表し方は、海外の多くの方に喜ばれます。私は海外へ行くときには、美しい和紙を持参して袋や折り紙を折って、チップをお渡ししています。


男女でいるときには、チップは必ず男性が渡すようにしましょう。男性同伴のときには、女性は財布を出さないこともレディのマナーです。また、チップの習慣のない日本人からすると、この金額で大丈夫かしら......と少額であることに不安になるかも知れませんが、その国の相場を渡していれば、通常はそれ以上渡す必要はありません。


ちなみに、国内の老舗旅館などでは、現在でも一部に仲居さん用に紙や封筒で包んだ心付けを用意する監修がありますが、お断りされたら渡さなくても大丈夫です。


相手の方の気持ちを想像し、敬意を持って接することで自然と自身の中から溢れ出す、気品あるマナー。ぜひ形だけに捕らわれず、本質を大切にして、真の美しい花嫁になってまいりましょう。


マイナビウエディング プレミアムヴェニュー「プレミアム花嫁塾」連載開始特別企画
上月マリア先生の淑女レッスン My Fair Lady lesson
http://www.protocol.jp/wedding.html

Professional of 結婚前に学んでほしい、最上級&ベーシックマナー
紳士淑女教育家 上月 マリア

(社)日本プロトコール&マナーズ協会理事長。ノブレス・オブリージュアカデミー校長。1992年に内面から自分を磨く紳士淑女教育のサロンを開設し、国際的に活躍する人材を育成している。著書に『気品ある女性の生き方』『日本人の礼儀』『どんな場でも「困った人」にならない気配りの習慣』など多数。

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