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 > あの『フランク・ミュラー』に演出を依頼!? セレブ御用達の司会が語る、オシャレ結婚式のコツ




各界のプロフェッショナルが語る、最強ウェディングノウハウ。プレミアム花嫁塾。有名人・芸能人婚に学ぶ”心にしみる結婚式”のエスプリ - 長谷川 高士(司会/結婚総合プロデューサー)

あの『フランク・ミュラー』に演出を依頼!?
セレブ御用達の司会が語る、オシャレ結婚式のコツ

これまでに各界の著名人をはじめ3500組以上のウエディングを見届けてきた長谷川高士さん。婚礼司会者の域を超え、ふたりらしいウエディングを創り上げるプロデューサーとして多くのカップルから信頼を集めています。

100組100通りの形があるウエディングですが、どうやって自分らしいテーマを決めて、演出するかは誰もが悩むところ。そこで今回マイナビウエディング プレミアムヴェニュー編集部は長谷川さんに、テーマの作り方と表現方法について伺いました。


司会の打ち合わせでは、ふたりが出会ったときのエピソードからじっくりと伺います。そのふたりがどんな価値観を持って交際を重ね、結婚式を迎えるに至ったか。それを聞いていると、ふたりが大切にしてきたこと=そのカップルならではのテーマがおのずと見えてくるものです。今回紹介する田中さんカップルと初めて話しをしたとき、「このおふたりは出会った瞬間、プロポーズの瞬間など"時(とき)"をとても大事にしている方たちだ」と感じました。そんなふたりは、時を「時間=時計」になぞらえ、スイスの機械式時計メーカー『フランク・ミュラー』にプロデュースおよび空間演出を依頼したのです。

ふたりのテーマをどうやって導き、どのように表現すれば"洗練された""オシャレな"ウエディングとしてゲストの印象に残るか。今回はこの点にスポットを当てて田中さんカップルの事例を参考にして考えてみましょう。


ふたりならではの"テーマ"を"お洒落に"表現する3つのポイント

【その1】ふたりがこだわってきたもの、大切にしてきたことを"テーマ"作りのヒントに

お互いがそれぞれの目的で訪れていたニューヨークで運命に導かれるように出会ったこと。そのとき彼女にひと目ぼれをした彼。そして、ふたりで訪れたパリで日付が変わる午前0時になる瞬間にプロポーズ。その時の印象やその瞬間を、大切に、深く心に刻んできたからこそ"時(とき)"をウエディングのテーマにしようと考え、辿り着いたのが"フランク・ミュラー ウエディング"。

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「交際期間が短いから」「共通の趣味もないし」......と、テーマ作りに頭を悩ませるカップルはとても多いです。そんなときは、もう一度ふたりが出会ったときのことを思い出してみてください。なぜ、交際することになったのか。彼がプロポーズをしようと思ったきっかけは? その場所は? あなたはなぜ、プロポーズを受けようと思えたのか。記憶を辿りお互いの思いを話すことで、ふたりの共通の思いを再確認したり、この人こそ結婚相手だと感じた出来事を思い出せるはず。そこに"テーマ"作りのヒントがあります。

例えば、「お互い、家族や友人を大切にしているところに共感した」というふたりなら"人との絆"をテーマにしてもよいでしょう。「ふたりが出会ったのは春。結婚式はまだ年明けの肌寒い季節だけど、テーマは"春"で」などもよいと思います。そして大切なのは、この"テーマ"を「ゲストが共感できるものにする」ということです。ふたりだけ、あるいは一部の人だけが分かる内輪のテーマではなく、誰にとっても分かりやすいテーマを設けることがポイントです。


【その2】ゲストの心を打つ"テーマ"の伝え方とは?

会場装飾でテーマを表現するだけでは、視覚のみに訴えかけるものであって、なかなかゲストの心に届くまでには至りません。ならばどうしたらいいか。"時(とき)"をテーマにした田中さんカップルはふたりがはじめて出会ったときのあの感動をもう一度、味わいたい。それも、ゲストの前で......。という想いからで、新婦のウエディングドレス姿を新郎がはじめて目にする"ファーストミート"をゲストの前で行ったのです。会社で要職に就く新郎は人前ではシビアな表情を見せることが多いそう。ところが、ドレスに身を包んだ花嫁の姿を見た瞬間、彼の表情は一気に和らぎ、優しい笑顔でいっぱいに。
"ふたりが大切にしてきたもの"を再現できるような演出を取り入れることは間違いなくゲストの共感を得ます。家族を大切にしてきたカップルなら、披露宴の中でふたりのそれぞれの家族を自らゲストに紹介してもよいでしょう。"春"をテーマにするなら、春をイメージする曲をふたりで演奏してみたり。ふたりが大切にしてきたことをゲストに分かりやすく伝える、そのシンプルさが心打つ演出になるのです。

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【その3】表現方法にクオリティを求めることで洗練されたウエディングに

"時(とき)"というテーマに合わせて、『フランク・ミュラー』をウエディングに取り入れたふたりは、ブランドの特徴でもある"ビザン文字"をモチーフにしたウエディングケーキやキャンドルタワーで会場を彩りました。これには「さすが!」と驚きました。"時"をカタチで表現することはとても難しいですから。これまでに何組もの披露宴に出席したことのある、ある意味"目の肥えた"ゲストたちを満足させるには、クオリティの高さは重要です。そのためには、プロの手を借りることも大事です。装花、BGM、照明などプロならではの空間演出を取り入れたり、映像を使うのであればプロのカメラマンに依頼し、自分たちがゲストに伝えたいことを汲み取った"作品"を制作してもらう。クオリティにこだわることでゲストにはきっとお洒落で洗練されたウエディングとして印象に残るはずです。

Professional of 有名人・芸能人婚に学ぶ”心にしみる結婚式”のエスプリ
司会/結婚総合プロデューサー 長谷川 高士

(株)ハセガワエスティ代表取締役会長。司会から結婚総合プロデュースまで、ウエディングをトータルに監修。都内のラグジュアリーホテルや有名ゲストハウスと専属契約を結び、自身もこれまでに有名人セレブを含む3500組以上の披露宴を担当。著書に「心にしみたセレブウエディング」
発売:主婦の友社 / 発行:主婦の友インフォス情報社
http://www.hasegawa-st.com/

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