【いつか新郎になる君へ】結婚式用のウォーキングレッスンで学んだ「カッコいい歩き方」
2025/09/11 更新
※この記事は2016年にKekoon powered by マイナビウエディング にて配信されたものです
こんにちは、ライターのちょく(直)です。
目つきが悪いですよね、すいません。この時点で「戻る」をクリックしたくなるかもしれませんが、今日は珍しく「結婚に関してのタメになる情報」をお届けしますので、あなたの5分間を僕にください。

人生の大きな節目、結婚式。華麗な姿を見せたいところですが、多くの新郎新婦にとっては、初めて経験することばかり。緊張のあまり、スターウォーズの二足歩行ロボットみたいな歩き方でヴァージンロードを進む新郎もたまに見かけます。
せっかくタキシードを着てビシっとキメたはずなのに、歩き方ひとつでクスクスと笑われてしまったら......と考えただけで、結婚式恐怖症になってしまいそうです。

そこで今回は、未来の新郎が笑い者にならないように、ブライダルウォーキングレッスンに行って、カッコよく歩くポイントを聞いてみようと思います。僕も「姿勢が悪い」と日常的に言われるので、今回のレッスンで普段からカッコよく、ワンランク上の立ち振る舞いができるようになるかもしれません。期待大。

ということで、モデルのレッスンやファッションショーの企画・演出手がけている株式会社MSWさんに講師をお願いしました!
伊藤芳則(いとうよしのり)さん。元オスカープロモーションの教育アドバイザーで4,000人ものモデル、タレントを指導し、自らもモデルとして活躍するすごい人。カッコイイ。
渡邉由紀子(わたなべゆきこ)さん。株式会社MSWの社長。モデルのレッスンはもちろん、自らもモデルとして活動している。キレイ。
お二人にレッスンしてもらい、綺麗に歩けるようになるまで頑張ります!
ちょく「今日はよろしくお願いします!」
伊藤さん「よろしくお願いします! ばっちりカッコよくなって帰りましょう」
ちょく「楽しみです、頑張ります!」
渡邉さん「早速レッスンを始めますが、新郎は式当日、タキシードなどを着ますよね。本日は、それに代わるスーツなどはお持ちでしょうか?」
ちょく「あ、もちろん持ってますよ」

伊藤さん「......ドンキの袋......?」
ちょく「ええ、以前『ドン・キホーテでウエディンググッズは全て揃うのか』という企画をやったときに購入したものです。そのまま一度も使わずにとっておきました」
伊藤さん(そんなことやってたんだ......)

ちょく「じゃん! これで大丈夫でしょうか?」
伊藤さん「大丈夫です! 早速レッスンを始めましょう!」
目つきが悪いですよね、すいません。この時点で「戻る」をクリックしたくなるかもしれませんが、今日は珍しく「結婚に関してのタメになる情報」をお届けしますので、あなたの5分間を僕にください。

人生の大きな節目、結婚式。華麗な姿を見せたいところですが、多くの新郎新婦にとっては、初めて経験することばかり。緊張のあまり、スターウォーズの二足歩行ロボットみたいな歩き方でヴァージンロードを進む新郎もたまに見かけます。
せっかくタキシードを着てビシっとキメたはずなのに、歩き方ひとつでクスクスと笑われてしまったら......と考えただけで、結婚式恐怖症になってしまいそうです。

そこで今回は、未来の新郎が笑い者にならないように、ブライダルウォーキングレッスンに行って、カッコよく歩くポイントを聞いてみようと思います。僕も「姿勢が悪い」と日常的に言われるので、今回のレッスンで普段からカッコよく、ワンランク上の立ち振る舞いができるようになるかもしれません。期待大。

ということで、モデルのレッスンやファッションショーの企画・演出手がけている株式会社MSWさんに講師をお願いしました!
伊藤芳則(いとうよしのり)さん。元オスカープロモーションの教育アドバイザーで4,000人ものモデル、タレントを指導し、自らもモデルとして活躍するすごい人。カッコイイ。
渡邉由紀子(わたなべゆきこ)さん。株式会社MSWの社長。モデルのレッスンはもちろん、自らもモデルとして活動している。キレイ。お二人にレッスンしてもらい、綺麗に歩けるようになるまで頑張ります!
ちょく「今日はよろしくお願いします!」
伊藤さん「よろしくお願いします! ばっちりカッコよくなって帰りましょう」
ちょく「楽しみです、頑張ります!」
渡邉さん「早速レッスンを始めますが、新郎は式当日、タキシードなどを着ますよね。本日は、それに代わるスーツなどはお持ちでしょうか?」
ちょく「あ、もちろん持ってますよ」

伊藤さん「......ドンキの袋......?」
ちょく「ええ、以前『ドン・キホーテでウエディンググッズは全て揃うのか』という企画をやったときに購入したものです。そのまま一度も使わずにとっておきました」
伊藤さん(そんなことやってたんだ......)

ちょく「じゃん! これで大丈夫でしょうか?」
伊藤さん「大丈夫です! 早速レッスンを始めましょう!」
目次
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まずは表情を作る
ちょく「え、表情? 歩くところからでいいんですけど」
渡邉さん「表情は大切ですよ。結婚式当日は緊張して笑顔がぎこちなくなる人が多いです。とりあえず笑ってみましょうか」
ちょく「ふむ......」

ちょく「どうです?」
渡邉さん「うん......? もうちょっと、口角を上げられますか?」

ちょく「......今のはよかったでしょ?」
伊藤さん「......まぁ、大体の人はこうなっちゃいますよね」
ちょく(ダメだったのか......)

どうやら僕は口角が硬いらしいので、先生と一緒に、鏡を見ながら口角を上げるマッサージをすることに。歯医者で歯磨きの仕方を習うときと似たような恥ずかしさがある。
渡邉さん「"い"の口のしながら、口角をマッサージしつつ、上に持ち上げていきましょう」
ちょく「うわー、結構疲れますねコレ」
伊藤さん「顔も筋肉ですからね。普段から使っていないと、疲れるかもしれません」

ということで、できた表情がコレ。
渡邉さん「いいですね! 良くなってきました! これを1分キープしてください!」
ちょく「1分キープ!?」

顔がつる。
ちょく「表情作るのって、こんなに大変なんですね......」
渡邉さん「そうですね。でも当日までに毎日ちょっとずつ練習していれば、それにも慣れてきますよ」
姿勢と歩き方を直す
ちょく「はい、よく言われます」

「わざと悪く見せてるでしょ?」と言われることもありますが、ノンフィクションスタイル。
伊藤さん「うん、まずは一度、そのまま歩いてみようか」
ちょく「わかりました。任せてください」
ちなみに僕はこう見えてダンスの経験もあるし、何ならエアロビクスの国際インストラクターの資格もムダに持っています。いわゆる一般人とはキャリアが違うので、ここらでいいところを見せたい......!

ちょく「どうでした!?」
伊藤さん「うん、わざとだよね? 記事のために大げさにやってる??」
ちょく「え、いや......はい。そうです......(まじか)」
伊藤さん「まず身体が前のめりで、足音もうるさいね。歩幅もムダに広いし。あと、顔もダメだ」
ちょく「顔!? いきなりビジュアル否定!?」
伊藤さん「いや、違くて。さっき教えた表情をやってもらわないと」
ちょく「あ、そうでした。すみません」

姿勢を直すために、体全体を壁にくっつけます。腰に手のひらが入るくらいが丁度いいくっつき具合だそうです。

先生方に片っ端から直してもらい、幾分かマシになった。
伊藤さん「胸を張るのはいいんだけど、力を入れ過ぎると身体が緊張してしまうので、なるべくリラックスするのが大事です」
ちょく「慣れない姿勢をするからか、つい力が入っちゃうんですよね......」
渡邉さん「式までに意識して正しい姿勢を取るようにしていれば、そのうち自然とできるようになりますよ。あとは、せっかくの結婚式だからとことん綺麗に見せたい、という人も多くて、何回もレッスンに来る方もいます」

「アゴを上げると高圧的な印象になる」という指摘をいただきました。反省。

これが直してもらった「綺麗な姿勢」で、「幸福感のある表情」をしている僕。ちなみに1分もたない。
伊藤さん「うん、良くなってる」
渡邉さん「すごい! 別人みたい!」
ちょく「......」
伊藤さん「喋っていいんですよ?」
ちょく「すいません、表情のキープを意識すると喋れませんでした」

ちなみに上の動画のように両手を上にかざし、身体の真横に大きく円を描くように下ろしたら、自然と良い姿勢が作れるそうです。覚えておこう。
とうとうカッコいいウォーキングが実現
伊藤さん「じゃあまずはお手本から。行きますよー」
ちょく「はい!」

伊藤さん「どうかな?」
ちょく「僕と全然違くないですか? 同じ哺乳類とは思えないんですけど......」
伊藤さん「ポイントは、自信を持つことですかね。やっぱりエスコートする男性の不安や緊張は花嫁に伝わりますから。一生に一度の結婚式、カッコ良くエスコートしたいじゃないですか」
ちょく「つまり、少しナルシストになれと?」
伊藤さん・渡邉さん「そうです」
ちょく「そうなのか! よーし、やってみます......!」

渡邉さん「うん」
伊藤さん「さっきより良くなってる。飲み込みが早いですね。何かスポーツとかやってました?」
ちょく「ダンスとか、エアロビクスのインストラクターの資格を......」
伊藤さん「え? 本当?」
ちょく「あ、いや、嘘です。たぶん何もやってないです」」
実際にエスコートしてみる

男性が女性の手を引き、左腕を差し出す。女性は男性の左腕関節に手を添え、男性の左拳は第一ボタンの前の位置に置きます。
ちょく「ディズニープリンスか何かかな?」
伊藤さん「自信を持ってやれば、きっとできるはずですよ」
ちょく「発言まで王子様っぽい」

ということで、渡邉先生に花嫁役をお願いして、いざ本番!

さっきのレッスンを踏まえながら、隣にいる先生に「右、左、右......」と逆にエスコートしてもらいました。ほんと頼りない新郎。でもちゃんと歩けているような......?
伊藤さん「うん! 上出来だと思います! 様になってる」
渡邉さん「これなら本番もいけそうですね」
ちょく「やったー! 自分で言うのもおこがましいですが、最初に比べたら姿勢や歩き方もかなり良くなった気がしました。でも、こう言ってはアレですが、先生のスタイルや歩き方がキレイ過ぎて、逆にエスコートされていた感も......」
伊藤さん「確かに、一番受注が多いのも花嫁コースだし、花嫁役がいたらよかったんですけどねぇ」
渡邉さん「そうですね、せっかく仮のドレスも持ってきたんですけど」
伊藤さん・渡邉さん「............」
ちょく「......チラっ」
カメラマンS「え......?」

カメラマンS
ちょく「Sさん、あの」
カメラマンS「いやです」
ちょく「まぁそうだよね......今日の撮影で来ただけだもんね。ちなみにSさん、ウエディングドレスを着たことは?」
カメラマンS「ないですし、今のところ予定もないです」
ちょく「おぉ! じゃあ将来の予行練習のためにも!」
カメラマンS「絶対いやだ」
ちょく「そんなぁ!! 頼むよ! ほんのちょっただけでいいからさぁ~!! 何ならちょっと着てダメだったら帰ればいいしさ! 試しに片足だけでも、ね!? すぐ終わるからさぁ~」
カメラマンS「その頼み方やめろ」

結局着てもらいました。
伊藤さん「いいねぇ~! 可愛いねぇ!」
渡邉さん「本当、お似合いですよ~!」
カメラマンS「え、そうですか......?」
ちょく「まんざらでもないのな」
ということで急遽、カメラマンSさんと一緒に、歩いてみましたー!

ちょく・カメラマンS「何だこれ」
レッスンしてもらった後なのに、初めてやる人と一緒に歩くと、こうも違うんですね。やはり先生方のリード力がすごい。
とはいえ、レッスン前よりは明らかに正しい姿勢の作り方が学べました。

こうして取材は終了しました!
株式会社MSWさんはブライダル以外にも普通のモデルレッスンやビジネスにも使えるウォーキングレッスンもやってるので、自分の立ち振る舞いをもうワンランク上に魅せたい方はオススメです。
最後に一枚写真を撮らせていただいたんですが、家族写真みたいになってて笑いました。伊藤先生、渡邊先生、ありがとうございましたー!!

ちなみにレッスン後は今までにない疲労感に襲われました。全身筋肉痛。
ちょく「しかし、今回のレッスンで自分の姿勢や歩き方は本当に汚いんだなって自覚できた。結婚式の前にこのレッスンやると、少し自信つくかも」
カメラマンS「確かに、すごく勉強になりました! 私、結婚式の前に先生方のレッスン受けます!」
ちょく「早速需要あった」
これから結婚式を控えている方、レッスンを受けて式当日に備えてみてはいかがでしょうか!
以上、ちょく(直)でした。
【書いた人】

ちょく(直)
俳優と会社役員を経て、ライターになる。
歪んだ青春を送ってきたインターネット大好き人。
独身に間違われるけど既婚者。
Twitter:@tyoku_sunao
【取材協力】
株式会社MSW
http://www.msw-co.jp/
新宿マイスタジオ
shinjukustudio.jp
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