同棲生活ではじめる、SDGsアクションアイデアリスト

そもそも「SDGs」とは？

「SDGs」とは、「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」の略称で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。17のゴール・169のターゲットから構成され，地球上の「誰一人取り残さない（leave no one behind）」をキーワードに、さまざまな側面から目標を達成することが求められています。

１　貧困をなくそう
２　飢餓をゼロに
３　すべての人に健康と福祉を
４　質の高い教育をみんなに
５　ジェンダー平等を実現しよう
６　安全な水とトイレを世界中に
７　エネルギーをみんなにそしてクリーンに
８　働きがいも経済成長も
９　産業と技術革新の基盤を作ろう
10　国や人の不平等をなくそう
11　住み続けられるまちづくりを
12　つくる責任つかう責任
13　気候変動に具体的な対策を
14　海の豊かさを守ろう
15 　陸の豊かさを守ろう
16 　平和と公正をすべての人へ
17 　パートナーシップで目標を達成しよう

ふたり自身のことを考えてみる

おうちの中からジェンダー平等を意識してみる

家事分担の偏りなど、ジェンダーを理由にした不平等がないか、改めて見直しながら話し合ってみる。社会通念などに捉われず、ふたりの資質やライフスタイルに合った形を選ぶのがベスト！
ジェンダーについて普段感じていること、考えていることを伝え合う機会を設けてみてもよいかもしれません。
具体的にどんな話をすればいいのか分からないというふたりは、関連する題材の映画など を一緒に見て、そのストーリーについて意見を交わし合ってみるのもオススメ。

ワークライフバランスを考えてみる

自分自身の働き方や、ワークライフバランスについて改めて考える時間を取ってみて。そしてお互いの考えの共有を。結婚など、将来のライフプランについて考えるよいきっかけにもなるはず。

ふたりで一緒にやってみる

障がいのあるアーティストの作品やパラスポーツに触れてみる

デートがてら、知る・体験することからはじめてみるのはいかが？
アートの展示会やパラスポーツの体験会なども近年増えてきました。自治体や各団体が主催しているイベントも多くあります。ぜひ情報をチェックしてみて！

街全体が美術館に！　街歩きをしながらアートが楽しめる『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』 メイン画像：2021年度メインビジュアル　西川泰弘氏「春」 アートに興味のあるカップル必見！　オシャレなカフェが多くデートスポットとしても知られる清澄白河をはじめ、門前仲町や森下などの下町エリアの街中に、アート作品が展示される『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』が2021年10月21日（金）から10日間開催される。

選挙に行くなど、積極的に政治に参加する

「一緒に投票行って、そのあとはデート！」など、ふたりのお決まりコースを作ってしまうのも◎。何気ない投票日が、毎回ちょっとだけ楽しみになりそう！

地域の清掃や防災活動などに、ふたりで参加してみる

地域のためになるだけではなく、ふたりにとってもプラスになることも。
コミュニティが広がり、有事の際に助け合えたり、ふたりの共通の知人も増えて街で会話が生まれたり。その場所に暮らすことがより楽しくなって、日常に彩りをもたらしてくれそう！

SDGsの達成に向けて努力している企業を応援する

食品や化粧品、日用品など、SDGsに積極的に取り組んでいる企業も増えてきました。環境に配慮して作られた商品を選択する、といったことも企業への応援に繋がります。
また、環境や社会、企業統治に配慮された企業への投資、「ESG投資」もひとつの選択肢。そして、その企業の取り組みをシェアするのも立派な応援。ステキだな、と思ったことは、ぜひ積極的にシェアしてみて！

ふたり暮らしの消費を「エシカル消費」へアップデートする

「エシカル」は「倫理的・道徳的」を意味する言葉で、「エシカル消費」とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のこと。商品がどのように作られているか、人や環境に配慮されたものであるか気を配って選んだり、地産地消を意識して買い物をするのもエシカル消費。

フェアトレード商品など、人や環境に配慮された購入する

普段のお買い物で、コーヒー豆やチョコレートなどのフェアトレード品、オーガニックコットンが使われた綿素材のアイテムなどを選んでみるのも◎。また、動物実験を行っていない「クルエルティフリー」の商品もエシカルな選択肢。
ショッピングの際には、認証マークや表示があるか、チェックしてみて！

不要なものの購入や使い捨てをやめ、長く利用する

日々のファッションでいえば、体形の近いふたりなら服をシェアしてみたり、パートナーの服のおさがりをもらったり。また、「買ったのはいいけど使わなかった」ということがないよう、買う前に一歩立ち止まってみるのも効果的かも。

プラスチック製品をなるべく使わないようにする

マイバッグを利用するといったことはもちろん、「容器をショップに持って行き中身を充填してもらう詰め替えサービス」など、企業が提供する新しい形のサービスにも注目。また、固形シャンプー（シャンプーバー）など、プラスチック容器が要らない環境にやさしいアイテムもチェックしてみて！
その他、ラップを使わなくていいように、かわいい保存容器をそろえてみたり、繰り返し使える蜜蠟ラップをDIYしてみたり。同棲生活の中で、楽しんで取り入れられそうなカジュアルなアイデアも！

まとめ

持続可能でよりよい世界を目指す目標である、SDGs。
単なるブームで終わることがないように、小さなことでも続けていくことが大切。無理なく、ふたりがハッピーなままで実践できるアイデアから、ぜひチャレンジを。
紹介したアイデア以外にも、ふたりで新しいアイデアを出し合ってみるのも楽しいかもしれません。ふたりらしいサステナブルライフの形を、見つけてみて！