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【幸せなプロポーズ大研究】理想のプロポーズ最新レポート 約2500人の声から見えてきたこれからの結婚観

結婚を決意するタイミングや、思いの伝えかた、そこから目指す幸せについて、オンラインアンケートや個別インタビューで、最新の声を集めました! そこに見えてきたのは、結婚や未来の生活への真摯な思い。相手への思いやりにあふれたそれぞれの結婚の決意表明は、一生の思い出として刻まれるかけがえのない時間。今という時代の気分を映し出しているような、みんなの“プロポーズへの思い”をまとめてみます。
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プロポーズアリ派は8割超え。
「私たちらしい決意」を目指す


既婚者へのアンケート結果を見ると、8割以上はきちんとしたプロポーズを経験していました。思いがけないサプライズももちろんありますが、ほとんどの場合、
「なんとなく予感はしていた」
「この日にプロポーズをしよう、とふたりで決めた」
「彼は秘密でプロポーズ計画をしていたようだけどバレバレだった」
「ふたりの記念日の流れで、なんとなくそういうムードに」
など、想定内のプロポーズが多数。

ただ、“プロポーズはふたりの新しい関係のスタートには欠かせないイベント”という認識はみんなが持っている様子。個人的なできごととしてだけではなく、ふたりで社会に参加していく決意のタイミングと考えている人も。

また、未婚者アンケートでも、プロポーズを望む人は88%と大半。プロポーズは絶対必要と考えている人も半数を超えるなど、愛し合うふたりにとってとても重要なイベントであることに間違いはないようです。

既婚者に聞いた“プロポーズした理由”は以下の通り。
1位 愛情 
2位 相性
3位 これ以上の人は現れない
4位 面白い、楽しい

「その人と家族を作りたい」という声も多く、人生を一緒に歩いていける人かどうかを見て決めている人が多いようです。ちなみに、経済力や腐れ縁、押し切られたといった要素を挙げた人はほんのわずか。

“どんなプロポーズでしたか?”という質問への回答から浮かんできたキーワードは、「私たちらしく!」。無理したり、見栄をはったり、背伸びしたりするプロポーズではなく、自分たちのペースで、自分たちらしい雰囲気で、というのがみんなの共通した思いでした。

どんなプロポーズ?
みんなのスタイルを紹介


リング


“プロポーズのときにリングがあった?”という質問には
・リングアリ  43%
・後日購入    27%
という回答。
完全に相手に秘密で婚約指輪を用意する人は少なくなっている傾向で、事前にふたりで買っているか、まずはプロポーズを済ませてからふたりで選びに行く、というパターンが多いようです。

未婚者へのアンケートでも、“プロポーズ のときに指輪はあるべきだと思いますか?”という質問に、
・とてもそう思う 25.2%
・そう思う    36.5%
という結果。プロポーズを望む人は9割近いのに、指輪についての希望はわりと静か。サプライズで勝手に用意するのも怖いし、事前に買っておくのもなんとなく順序が違う気がするし、という戸惑いが現れているようです。


場所


プロポーズの場所について聞いてみると以下の結果に、
1位 自宅 31%
2位 レストランやホテル 23%
3位 旅先 12%
4位 海辺や公園など眺めのいい場所 10%

自宅派の人たちは、「誕生日や記念日のお祝いの流れで」というシチュエーションが目立つほか、「何でもない日に」「普通に晩御飯を食べた後に」という回答もたくさん。

「まわりに気を遣う場所よりも、いつものふたりでいられる自宅がよかった」(20代 男性)
「家でふたりでのんびりしているときに突然『結婚してください』と言われました。ふたりとも、結婚は意識していたのでごく自然。私たちらしくていいなと思いました」(30代 女性)

とはいえ、レストランやホテル、旅先や野外など外のシチュエーションを選ぶ人は半数近くでやはり多数派。
夜景が見られる高層階
ラグジュアリー感のあるレストラン 
はやはりテッパンのよう。

「一生に一度のことなので、やはり現実を忘れられる場所で思い切り浸りたいです!」(20代 女性)
また、自然がいっぱいの場所、眺めのいいスポット、水辺なども人気で、
・夜景が見下ろせる公園
・銀世界が見下ろせるスキー場のてっぺん
・観覧車の中
・海辺の公園
・遊覧船のデッキ
といった回答も。

“車の中”という人も意外と多く、
「デートの帰りのいい雰囲気のとき」
「夜景を見に行った帰り」
「朝ふたりで通勤するクルマの中で」
などの声が。自宅以外で、ふたりきりになれる空間ということで、プロポーズにぴったり!

言葉


既婚者も未婚者も、プロポーズはきちんと言葉で伝えたい(伝えてほしい)という“言葉重視”の声が多数ありました。まわりくどい表現やかっこつけた言い方よりも、みんなの心に刺さるのは直球のひと言のようで、“プロポーズの決めゼリフは何でしたか?”の既婚者回答の圧倒的1位は、
「結婚してください」
シンプルにひと言だけという人が多数でした。
そのほかには、
「楽しい家庭にしよう」
「いつ入籍しようか?」
「彼女じゃなくて奥さんにならない?」
「死ぬまで一緒にいてください」
「ずっと一緒にいたい」
「苗字をお揃いにしよう」
「必ず幸せにします」
「一生たいせつにします」
などなど。

未婚者アンケートの中には、「長い言葉だと覚えられないので、印象的な一言で決めてほしい」という意見があったり、既婚者の回答の中に「“バラ108本の花言葉を贈る”って言われて何のことだかわからなかった(花言葉は「結婚してください」)」という声も。
わかりすくシンプルに伝えるのがいちばんいいのかもしれませんね!

プレゼント


言葉や指輪以外に用意したものとして多かったのが花束で、やはりバラが多数でした。“結婚してください”の意味がある108本を渡すドラマチックな人もいれば、1輪のバラを渡すロマンチック派や枯れないプリザーブドフラワーを渡す現実派も。

渡されたほうの感動レベルが高いのが手紙
「プロポーズの言葉はシンプルだったけど、思いの丈を長文の手紙にしてくれて、それにすごく感動しました」(20代 女性)
「今までふたりで過ごしたいろんな思い出を手紙に書いてくれて、そして最後に結婚しよう、と」(30代 女性)

また、ふたりの思い出の画像や動画をまとめてプレゼントするのも人気。ふたりの歴史がストーリー仕立てになって、これも感動を呼ぶキラーアイテム。
「SNSに投稿してみんなに見てもらえるのもよかった」(20代 女性)

ほかには、ケーキやデザート、ワイン、旅行券、ネックレス、時計などのアイテムも上がっています。

イベントVS自然体


今回アンケートをとった既婚者も未婚者も、プロポーズは非日常な場で盛り上げたい人と、なるべくいつもどおりのふたりの時間にしたいという人がちょうど半々でした。
イベント派は、“ホテルや高層レストランでオシャレな食事の後、夜景と花束とともに”とか“高級リゾートでベッドにバラの花びらを敷いて”といった、心に残る映画のようなシーンを設定したり、イメージしたり。

自然体派は、“自然が満喫できる場所でリラックスした雰囲気で”、“自宅でいつもの生活の中でサラッと言われたい”という、ふたりがふたりらしくいられる場所や状況でという意見。
ただ、どちらかが一方的に希望を押し付けるというのではなく、相手の好みや行動パターンにも合うスタイルでというのがみんなの気持ち。

「一方的に決めるのではなく、お互いの好みもわかっているのでそれに合う感じでプロポーズしたい」(30代 男性)
「自然体でリラックスしているんだけど、どこかにちょっとびっくり要素があるといい。珍しく手紙くれたり、自宅で予告なく突然に、とか」(30代 女性)

結婚に向けての気持ちの変化


プロポーズを経験した既婚者に“プロポーズは満足いくものでしたか?と質問したところ、
・大満足で感動した!  33.3%
・いろいろあったけど良かった 473%
という結果に。ドラマのようにうまくいかなくても、気の利いた演出がなくても、やっぱりプロポーズって、ふたりのあいだにあたたかい愛を育てるものなんですね。

そしてプロポーズで印象的だったのは?という質問の回答は、
1位 相手の表情
2位 家族になる実感
3位 相手の言葉
4位 今までの出来事が思い出されたこと

プロポーズって緊張するし、慣れない場所や言葉もたくさん、でも、それだけ心が大きく動くし、ふたりだけで作る特別な時間。結婚の決意を伝えるちょっと力の入った顔や、うれしい気持ちや感動が溢れ出す表情は、ふたりの記憶にいつまでも印象的に刻まれていくはずです。
また、“家族になること”を強く意識するのもこのタイミング。新しい関係がはじまるワクワク感とちょっと緊張感を感じている人も多いようです。

プロポーズ後のふたりの関係性の変化について(複数回答)聞いてみると、TOP3は、
1位 家族のような愛が生まれた 36%
2位 もっと好きになった    26%
3位 相手を守りたい気持ち   23%

向き合うような関係から、同じ方向を向いて歩いていく関係に。相手だけを見つめる時代から、周囲とのネットワークをふたりで作っていく新しいフェーズへ移る実感をした人が多数。
一方、“両家のつきあいの大変さを感じた”(19%)、“相手と合わない部分も見えてきた”(12%)という面も。新しい家族を作ることも、そこから新しい絆を築いていくのも、ちょっとたいへんな部分もあるけれど、未来へ繋がるハッピーなこと。そこはみんなが感じて、真摯に向き合っているんですね。

そんな思いを抱いているふたりだからこそ、“結婚式でたいせつにしたいのは?”という質問に、次のような答えがたくさん上がってきました。

「親に感謝したい、家族に楽しんでほしい」
「友達と話す時間をたくさん持ちたい」
「みんなと一緒に写真や動画を撮る」
「和やかな雰囲気を作りたい」

コロナ禍の時期が明け、結婚式については、コンテンツや演出よりも、「感謝」と「対話」を重視する傾向が強くなっています。また、「全部やりたい」ではなく、本当にたいせつなことを自分たちで選んでみんなと楽しみたいという人が増加しているようです。

カップルへのアドバイス

既婚者に、これからプロポーズする人たちへのアドバイスを聞いたところ、あたたかい言葉がいっぱい出てきました!  中でも多かったのが、 「心をこめて伝えよう」 「勢いもたいせつ」 「絶対いい思い出になります」 みんなが共通して伝えてくれているのは、 「相手を思う気持ちを持って。そうすれば必ず通じます。 特別なふたりの時間はいつまでも忘れられない思い出になるから」ということ。 プロポーズだけではなく、結婚してからもずっと、心に刻んでおきたいメッセージですよね。
マイナビウエディング 編集部
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