【ブライダルリングの価値って?】飯島智⼦さんインタビュー「未来の⾃分を 輝かせてくれる唯⼀無⼆のパートナー」
2023/09/01 更新
THE TREAT DRESSING のカリスマディレクターとして活躍後2023年に独⽴、さらに⼤きなクリエイティブ事業を⼿掛けている飯島智⼦さん。ブライダルプランだけでなく、洗練されたセンスやスタイル、⽣き⽅にも多くのファンを持つ飯島さんにブライダルリングの意義について伺いました。
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リングは前へ進むパワーの源。
ともに⽣きて、私を成⻑させてくれる。
-飯島さんがブライダルリングを選んだときの基準はどんなものでしたか?飯島:結婚の決⼼って、この⼈と⼀緒に⽣きていこうって決めること。年をとっても、この⼈と⼀緒にいたいという気持ちがベースにあるものですよね。ブライダルリングもそれと同じ。「⼀⽣、この指輪と⽣きていこうと思えるもの」というのが私の選びの基準でした。40代、50代、60代になった⾃分や、⽩髪のおばあちゃんになった⾃分が、どんな指輪を着けていたいかをイメージしながらデザインを選びました。
私は、しわだらけの⼿元にちょっと⼤ぶりのジュエリーをキラキラさせてるおばあちゃんってかっこいいなぁって思うんです。⼤きめの⽯だったり華やかなデザインだったり。年を重ねるほどに存在感のあるジュエリーを着けこなせたらステキだな、と。
今の⾃分には“ちょっと豪華すぎるかも”と思うくらいのデザインのほうが、10年、20年といろんな経験やキャリアを積む中で、どんどんしっくりと馴染んでくれるんじゃないかと考えたんです。今、少し背伸びして選んだ指輪が、この先、⾃分たちを成⻑させてくれるはず。そんな思いでブライダルリングを選びました。
-そして、選ばれたのはティファニー(TIFFANY & CO.)のエンゲージリングとマリッジリング。今はどんなふうに着けていますか?
飯島:“⼀⽣⼀緒に⽣きていけるもの”という視点で選んだので、マリッジリングだけでなくエンゲージリングも⽇常的に着けています。この輝きや存在に、勇気や⾃信をたくさんもらっていますね。
例えば⼤きなプレゼンがあるとき、コロナ禍明けに2年半ぶりにNYにドレスの買い付けに⼀⼈で出かけるとき、⾃分のパワーを最⼤限発揮したいときは「着けていこう!」って思います。
だから⽇常づかいといっても、“特別感がないデイリー”ではなくて、いつもそばにいて励ましてくれたり、背中を押してくれたり、そんな存在。結婚当初の、指輪と⼀緒に成⻑していけたらいいなという思いが、少しずつ実現できている気がします。
毎⽇のように使うのでメンテナンスもこまめにしていて、しょっちゅうティファニー(TIFFANY & CO.)のお店でクリーニングをしてもらっています。そうやってたいせつに付き合っていくことで、またさらにリングへの愛着が積み重なっていくんですよね。
⾃分の“好き”をたいせつに。
すべてのハッピーはそこからはじまるから。
飯島:ちょっと先の⾃分がどうなりたいかという憧れイメージを探してみてはどうでしょう? 今の等⾝⼤の⾃分よりも、ちょっと⼤⼈で、ステキで、将来こうなっていきたいと思う⼥性像を描いてみるんです。すぐに⼿が届くような⼈ではなく、セレブリティや歴史上の⼈物のほうがイメージが広がるかもしれません。
私が描く理想のおばあちゃん像は、たとえば、アイリス・アプフェルのような⼈。インテリアデザイナーとして活躍し、アートやファッションのコレクターとしても有名な、もう100歳を超えたNY のファッションアイコン。世間の価値観やルールに縛られず、“⼤好きなこと”や“夢中になれること”をたいせつにしながら、⾃分らしいスタイルを作る⽣き⽅に憧れます。こんな⽣き⽅ってかっこいいなと思える⾃分のアイコンを⾒つければ、⾃然と未来の⾃分に寄り添ってくれるブライダルリングがイメージできると思いますよ。
-指輪だけを⾒て選ぶ、というよりは、まず⾃分が⽬指す⼥性像をイメージしてみるということですね。
飯島:そうですね。今の⾃分に似合うものだけで判断したり、他⼈の価値観を気にしすぎていると、“本当に⾃分の好きなもの”を⾒失ってしまうかもしれないですよね。⾃分の“好き”や“憧れ”に素直に向き合うことで、新しい⾃分やなりたかった⾃分に成⻑していける。コロナ禍を経て、そんなふうに考える⼥性も少しずつ増えている気がします。
ウエディングドレス選びにしても、コロナ前は、みんながみんな流⾏っているデザインやブランドを⼀⻫に追いかけていたけれど、最近は、ご⾃⾝の感性にピタッと来る新鮮なブランドやレアなドレスを探しているかたも多い。“唯⼀無⼆のものを探す感覚ってかっこいい”と考える⼥性が増えているんでしょうね。まだ⾒たことのない⾃分との出会いにワクワクできるって素晴らしいことだと思います。
-飯島さんは2023 年にTHE TREAT DRESSING を退社されてクリエイティブディレクターとして独⽴されました。今後はそんな新しい感覚にマッチするようなディレクションを展開されるのでしょうか。
飯島:私⾃⾝これから、まだまだ⾒たことのない世界を経験していきたいですし、⾒たことがない世界を作り出すことで誰かの⼼をくすぐりたいと思っています。これまで学ばせていただいたことを糧にして、もう⼀歩先の新しいクリエイティブを⽬指したい。トラディショナルな部分やオーセンティックな価値はたいせつにしながら、ジャンルやカテゴリーの枠に縛られない、⾰新的でおもしろいアイデアやイメージを形にしていけたらと思います。
プロフィール
飯島智⼦
クリエイティブディレクター
THE TREAT DRESSINGにてドレスコーディネータを経験し、2019年に同社クリエイティブディレクターに就任。⽇本初のオートクチュールブランドの買い付けやオリジナル着物の製作、ファッションデザイナーとのコラボレーションコレクションを発表。 また、新店舗の空間ディレクションやブランドビジュアル撮影のディレクションを⾏うなど、世界観をカタチにする業務に携わる。2023年、独⽴。 クリエイティブディレクターの経験を活かし、完全オーダーメイドのウェディングシーン・フォトウェディングシーンの創造をスタート。その他、ビジュアル撮影やイベントの空間コーディネート、事業コンセプトの提案など、 ウェディングの分野にとどまらず、ブランディングディレクションを⾏う。
飯島智⼦
クリエイティブディレクター
THE TREAT DRESSINGにてドレスコーディネータを経験し、2019年に同社クリエイティブディレクターに就任。⽇本初のオートクチュールブランドの買い付けやオリジナル着物の製作、ファッションデザイナーとのコラボレーションコレクションを発表。 また、新店舗の空間ディレクションやブランドビジュアル撮影のディレクションを⾏うなど、世界観をカタチにする業務に携わる。2023年、独⽴。 クリエイティブディレクターの経験を活かし、完全オーダーメイドのウェディングシーン・フォトウェディングシーンの創造をスタート。その他、ビジュアル撮影やイベントの空間コーディネート、事業コンセプトの提案など、 ウェディングの分野にとどまらず、ブランディングディレクションを⾏う。
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