【プロポーズ報告】完璧じゃないからこそ愛おしい。
思い出のレストランと花束が彩る、想定外のプロポーズ

ふたりの思い出のレストランでプロポーズ！
のはずが……。

——プロポーズするまでのおふたりはどんなお付き合いをしてきたんですか？
付き合い始めてちょうど5年、同棲もしていました。ゆったりした気持ちで一緒にいられるというか、落ち着いた関係だったと思います。プロポーズのタイミングや場所、どう切り出すかには頭を悩ませました。

——そんなおふたりのプロポーズ、どんなシチュエーションだったんでしょう？
付き合って5周年の記念日に、ふたりの行きつけのレストランに出かけました。そこは1周年記念で初めて行ったお店なんですが、料理がおいしくてサービスもよかったのでその後も何度も通ううちに、店長さんとも顔馴染みになって。ふたりにとって思い出のレストランでプロポーズしよう！　と思ったんですが……。

——何か想定外の出来事が起きたんですか？
はい(笑)。僕が個室を予約するのを忘れてしまったので、他のお客さんの目もあって緊張してしまって……。レストランではプロポーズの言葉を言えずに、ふたりで家に帰ってからプロポーズしました(笑)。

——そうだったんですね！(笑) プロポーズの言葉は？
もうシンプルに、「結婚してください」の一言です。実はプロポーズのことを事前にレストランに相談していて、花束を用意してもらっていたんです。その花束と一緒にプロポーズの言葉を贈りました。

人生で初めて女性に花束を贈った日。
ハプニングはあれど、プロポーズできてよかった。

——そのプロポーズに対するお相手の反応はどんな感じでしたか？
「いいよ〜」といったカジュアルなOKでした(笑)。ちなみに、指輪は必要ないと言われていたので用意しませんでした。

——それ以前からなんとなくプロポーズの話をしていたんですね。お相手はその日にプロポーズされることに気づいていたんでしょうか？
一応、サプライズでした。ただ、その日にプロポーズするとは話していなかったものの、5周年記念日なので彼女も「そろそろかな」となんとなく予想していたかもしれませんね。

——プロポーズを振り返って、特に印象に残っているのはどんなことですか？
花束を渡せたことでしょうか。人生のなかで女性にお花を贈るのが初めてだったので、緊張しましたがいい思い出です。想定外の流れにはなってしまいましたが、やっぱりプロポーズできてよかったと思います。

——花束はレストランに用意してもらったんですよね。何かリクエストはしましたか？
完全にレストランにお任せしました。僕はお花のことがよく分からないし、行きつけのレストランを信頼していたので。彼女に喜んでもらえたので、お任せして正解でした！

「完璧じゃない」も含めてその人らしいプロポーズ。
ポジティブに楽しもう。

——プロポーズの後、おふたりの関係に変化はありましたか？
恐ろしいほどに何も変わっていません(笑)。いつも何かに追われてせかせかしがちな僕とは対称的に、常にゆったりと構えている彼女。そんな人が隣にいてくれるのはすごくありがたいです。

——相性◎のお二人ですね！　すでに結婚式を挙げたそうですが、どんな式だったんですか？
アットホームでカラフルな結婚式にしました。会社の人は呼ばずにごく近しい親族と友人を中心に招待したので、着飾らないアットホームな雰囲気にしたかったんです。

——素敵ですね。おふたりはこれからどんな夫婦でいたいでしょうか？
どんなときもお互いに自分の意志を持っていたいので、それを尊重しあえる夫婦でいたいと思います。

——最後に、これからプロポーズを予定している人たちにアドバイスをお願いします！
プロポーズは人生の節目の一つとして大切なことだなと改めて思います。けれど、完璧にしようと力を入れすぎる必要はないのかも。完璧じゃないことも個性。それを含めて素晴らしい思い出になると思うので、ぜひプロポーズを楽しんでほしいです。