結婚したいのに恋活・婚活に消極的なあなたへ――“年老いてからの孤独”に耐え続ける覚悟はありますか?
2025/09/24 更新
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
2020年に行われた国勢調査によると、年々上昇している「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は女性17.8%、男性28.3%にも及んでおり、少子化の大きな要因のひとつだとされています。
また結婚相談所「パートナーエージェント」が今年7月に発表したアンケート調査で、注目すべき結果が発表されていました。“新社会人になった時点では「結婚したい」という意欲を持っていた31~59歳の未婚男女238人”への調査にて、【結婚したいけど「恋活・婚活をしたことがない」】と回答した割合が約6割(59.7%)にも達したというのです。
「恋愛をしたことがない」わけではなく「恋活・婚活をしたことがない」ということなので、この6割には“現在恋人がいる”・“過去に恋人がいた”という人も含まれているのでしょう。とはいえ、結婚への前向きに意思があったにもかかわらず、過半数を超える人が能動的なアクションを起こしていないというのは、なかなか驚きの結果でした。
2020年に行われた国勢調査によると、年々上昇している「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は女性17.8%、男性28.3%にも及んでおり、少子化の大きな要因のひとつだとされています。
また結婚相談所「パートナーエージェント」が今年7月に発表したアンケート調査で、注目すべき結果が発表されていました。“新社会人になった時点では「結婚したい」という意欲を持っていた31~59歳の未婚男女238人”への調査にて、【結婚したいけど「恋活・婚活をしたことがない」】と回答した割合が約6割(59.7%)にも達したというのです。
「恋愛をしたことがない」わけではなく「恋活・婚活をしたことがない」ということなので、この6割には“現在恋人がいる”・“過去に恋人がいた”という人も含まれているのでしょう。とはいえ、結婚への前向きに意思があったにもかかわらず、過半数を超える人が能動的なアクションを起こしていないというのは、なかなか驚きの結果でした。
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「結婚しなくてもいい」価値観も尊重される時代
もちろん以前から自由は自由なのですが、平成時代の前半は“恋愛至上主義”全盛期でしたので、「恋愛・結婚はすべきもの」という空気感が蔓延していました。そんな時代が過ぎ去り、現在は「恋愛・結婚はしなくてもいい」という価値観も尊重されるようになっているというわけです。
独り身のほうが気楽だからパートナーは必要ないという生き方も、結婚は経済的コスパが悪いからムリにしなくてもいいという生き方も、それぞれの価値観として認められています。ですから、いつか結婚はしたいと考えていたとしても、なんとなく「わざわざ恋活・婚活をするのはめんどくさい」と考え、腰が重いという方々も少なくないのでしょう。
短期的視点だけでなく長期的視点も持っておくべき
しかし僭越ながら恋愛・結婚のプロとして助言させていただくと、人生を短期的視点だけで考えず、長期的な視点も持っておくべきでしょう。
まわりくどいことは抜きにして単刀直入に問いますが、みなさんは“年老いてからの孤独”に耐え続ける覚悟はありますか?
20代・30代の若いうちは“年老いてからの孤独”なんてなかなか想像しないでしょうから、独り身がラクと思っても結婚のコスパが悪いと思っても不思議ではありません。40代でもまだリアリティが薄く危機感を抱きにくいかもしれません。
“未来の自分”ともきちんと話し合うイメージ
自分の価値観を尊重するのは素晴らしいことですが、“今の自分”の価値観だけでなく、“未来の自分”の価値観がどうなっているかも想像して、そちらも尊重してあげてほしいのです。
とても当たり前の話なのですが、“今の自分”と同様に“未来の自分”も大切にすべき自分自身ということ。“未来の自分”ともきちんと話し合うようなイメージを持つといいかもしれません。
“未来の自分”の気持ちもきちんと確認したうえで、それでも結婚はしなくてもいいと思えるのであれば、恋活・婚活をしなくてもOKです。ただ“未来の自分”的に家族がいたほうがいいと思うのであれば、今のうちから恋活・婚活を積極的に行うべきでしょう。
恋愛経験が少ないと結婚に対して楽観視する傾向
さすがに自分の理想どおりの異性と結婚できるとは思っていないとしても、結婚に対して前向きになって、さらに相手に求める条件を緩和していけば、そこまで労なくゴール(結婚)できると考えている人の割合が多いのです。
逆に、一定以上の恋愛経験がある人なら、恋愛の先にある結婚の難易度の高さを身に染みて実感しているはず。本格的に恋活・婚活に取り組まずにゴールできるほど簡単なことではないし、ましてや一度も失恋せずに結婚までこぎつけるなんて至難の業――ということがわかっているでしょう。
改めてお伝えしますが、恋愛も結婚も無理強いするつもりは一切ありません。
しかし、“未来の自分”の価値観も考えて「やっぱり結婚したい」と思うのであれば、重い腰を上げて積極的に恋活・婚活と向き合ってみてください。
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