格差婚とは？　うまくいかないと言われる理由やいい夫婦関係を築くためのポイントを紹介

格差婚がうまくいかないと言われる理由は？

一般的に格差婚でいい関係を続けていくのは難しいと言われることが多いですが、それはなぜなのでしょうか。ここでは主な理由をご紹介します。

価値観にずれが生まれやすい

ふたりの間に格差があると、価値観のずれも大きくなりやすいもの。たとえば収入に差がある場合はお金の使い方や将来設計について、学歴に差があれば子どもの教育観についてなど、意見が対立してしまうことがあります。こうした違いが積み重なると、お互いに「理解し合えない」と感じてしまい、うまくいかない原因になってしまいます。

どちらかが劣等感や優越感を抱く可能性がある

格差がある関係では、知らず知らずのうちに一方が劣等感を抱いたり、逆に優越感を持ってしまったりすることがあります。また、その感情が言動ににじみ出ることで、相手を傷つけたり、喧嘩になったりすることも。劣等感や優越感がエスカレートしてふたりの間で上下関係ができてしまうと、健全な夫婦関係とは言えなくなってしまいます。

周囲からの偏見や圧力がある場合も

格差婚の場合、周囲からの偏見やプレッシャーが、大きなストレスになることがあります。たとえば収入差が大きいと、「お金目当てなんじゃないか」「釣り合わない」といった心ない声が向けられることも。また、相手の家族から「もっとふさわしい人がいるのでは？」と反対されたり、見下されたりするケースも考えられます。

格差婚にもメリットはある？

格差婚はネガティブに捉えられがちですが、見方を変えればメリットも多くあります。たとえば収入や社会的地位に差がある場合は、家事・育児を一方が多めに担うなど、うまくバランスを取ることでお互いに補い合える関係を築くこともできるはず。また、育った環境や学んできたこと、人生経験が異なるからこそ、相手の考え方に触れることで自分自身の視野が広がることも多いでしょう。

格差婚でいい夫婦関係を築くには？

格差を乗り越えて、いい夫婦関係を築くにはどうすればよいでしょうか。心がけるべきポイントをご紹介します。

お互いの価値観についてパートナーとよく話し合う

格差があると、どうしても価値観の違いが気になりやすくなります。普段からまめにコミュニケーションを取り、それぞれの譲れないポイントや大切にしている考え方を擦り合わせるようにしましょう。

対等な立場で接する

たとえ収入や学歴、社会的地位などに差があっても、夫婦関係はどちらかが上・下というものではありません。お互いが相手に対して敬意を忘れず、対等な立場で接する意識を持つことが、信頼関係を築く鍵となります。

自分たちの「軸」をしっかり持つ

重要なのは外からの評価ではなく、ふたりが納得していること。周囲の意見に振り回されず、「自分たちはどうありたいのか」「なぜこの人を選んだのか」という軸を持つようにしましょう。

格差婚でも幸せになれる！

たとえ収入や学歴に差があっても、それをポジティブに捉えて支え合う努力ができれば、何も問題はありません。格差を乗り越えて、幸せな結婚生活を送りましょう！