マッチングアプリ初心者、必見！　“最初のメッセージの送り方”＆“デートに誘うまでのやりとりの進め方”を具体例で紹介

2025/10/30 更新

こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けており、知人のネットワークで対面の相談を受けることも多いため、性別・年齢問わずさまざまな方々から相談を受けています。

そんな筆者の体感ですが、5～10年前はカップルの出会いのきっかけがマッチングアプリだったというケースは少数派でしたが、ここ5年ほどで右肩上がりに増えており、現在はマッチングアプリでの出会いが圧倒的多数派となっています。

そして昨今は恋活だけでなく、真剣に婚活を始めようとしている人でも、まずはマッチングアプリに登録してみるというケースがかなり増えているのです。

つまり今や恋活にしろ婚活にしろアプリが有効なツールとなっているわけですが、とはいえまだアプリデビューしていない人や、デビューしているもののメッセージのやりとりに苦戦している人も少なくないでしょう。

そこで今回は“最初のメッセージの送り方”と、“デートに誘うまでのやりとりの進め方”をご紹介します。

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最初のメッセージでは共通点をアピールしていく

好みの異性とマッチングした場合、ベストな展開は相手のほうから最初のメッセージが届くことですが、いつまで待っていても来ないケースは多々あるため、まずは自分からメッセージを送ってみてください。

あらかじめ用意しておいた文章をコピペするというスタイルもナシではありませんが、そういった定型文は返信率が低いため、できればお相手に合わせたオリジナルの文章を作成したいところ。その場合、相手のプロフィールに書かれている内容を踏まえたメッセージを作るのがいいでしょう。

たとえば以下のように自分と相手の共通点をアピールするのがセオリーです。

「はじめまして！
○○と申します
海外旅行とフェス参戦という趣味が同じで
焼き鳥好き、ピザ好き、クラフトビール好きという食の好みも似ていたので
仲よくしてもらえると嬉しいです！
よろしくお願いします」

こういった共通点は、お相手が返信する際の会話の取っ掛かりにもなるので、挙げておくとメッセージのやりとりがスムーズに進みやすくなります。

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共通点を挙げると2回目のメッセージも送りやすい

もちろんこちらから話題を振るときのトピックにもなりますので、2回目のメッセージでは以下のように送ることもできるようになるわけです。

「海外なら私は台湾と韓国とイタリアが好きでした！
また行きたい！
行ってみてよかったオススメの国ってありますか？」

このようにやりとりの序盤は、共通点についての質問をしたり、おすすめを教え合ったりすると、相手も気軽にメッセージを返信しやすくなるのです。

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「デートに誘う」という“ゴール”から逆算する

意中の人と恋愛に発展させるためには、食事やお茶や飲みに誘ったり、映画館や水族館に誘ったりするなどして、実際に会ってお話をするデートを実現させる必要があるのは言わずもがな。

しかし、アプリ初心者や恋愛初心者の場合、どのようなタイミングで誘えばいいのか、どのようなセリフで誘えばいいのか、わからないという人も少なくないでしょう。

結論から言うと、「デートに誘う」という“ゴール”から逆算して、やりとりの数手先まで先読みしながらメッセージを送っていくということが大事。

では“スタート”から“ゴール”までのメッセージ例を紹介しましょう。

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（1）【自分】「焼き鳥好き仲間として聞きたいんですけど、塩かタレのこだわりってあります？　自分は“もも”とか“ぼんじり”は塩、“皮”とか“つくね”はタレで食べるのがマイルールです（笑）」
↓
（2）【相手】「私は最初の一周は全部塩で食べますね。二周目いくときはタレにするのがこだわりです！」
↓
（3）【自分】「それは通ですねー！　ちなみに個人的に、“つくね”が美味い店は全部の料理がおいしい傾向あるので信頼するポイントにしてます（笑）」
↓
（4）【相手】「そうなんだ、“つくね”って意外です！」
↓
（5）【自分】「新宿駅のよく行くお店は“つくね”がめっちゃおいしいんですけど、○○さんは焼き鳥食べるとしたらどのあたりの駅が多いですか？」
↓
（6）【相手】「上野駅周辺に行きつけのお店が何軒かありますよ」
↓
（7）【自分】「上野はあんまり行ったことないんだけど、おいしい焼き鳥のお店が多いって聞いたことあるから行ってみたいです、うらやましい！」
↓
（8）【相手】「上野は焼き鳥の激戦区です（笑）」
↓
（9）【自分】「ちなみに新宿の“つくね”がおいしいのは『××××』っていう宮崎地鶏のお店なんですけど、クラフトビールの種類も多くて最高ですよ」
（※その店舗のURLも送付）
↓
（10）【相手】「『××××』って聞いたことあります！　すごくおいしそう」
↓
（11）【自分】「じゃあ今度新宿まで来てくれれば『××××』案内しますよ！　それか上野で○○さんのオススメのお店案内してもらうのも楽しそう！　どうですか？」

デートに誘う際は選択肢を提示しておくのも大事

おわかりいただけたと思いますが、この例では焼き鳥デートに誘うという“ゴール”から逆算して、焼き鳥のこだわりのトークから“スタート”しています。

共通点についてお互いのこだわりを教え合うぐらいであれば、お相手もデートを意識せずに気軽に返信できるからです。

その後、自分がよく行くエリアを伝えたうえで相手のよく行くエリアを聞き、オススメのお店を教えるという流れに持っていきます。

そして“ゴール”の焼き鳥デートに誘う際は、自分の行きつけのエリアと相手の行きつけのエリア、どちらにするかという選択肢を示すのがポイント。一択ではなく二択を提示しておくことで相手からOKをもらえやすくなるので、逆算してあらかじめよく行く駅も聞いていたというわけです。

このようにやりとりしていけば、共通点などの雑談の延長で自然にデートに誘えますので、アプリ初心者や恋愛初心者の方々はぜひ参考にしてみてください。

パートナーの「意外な一面」発見診断

堺屋大地

恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。『日刊SPA!』（扶桑社）で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』（光文社）でドラマコラム連載、『コクハク』（日刊現代）で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』（文藝春秋）、『現代ビジネス』（講談社）、『集英社オンライン』（集英社）、『女子SPA!』（扶桑社）などにコラム寄稿。