結婚世代の「ナシ婚」vs 親の「結婚してほしい気持ち」から見るギャップ
2025/12/03 更新
結婚式をあえて行わない“ナシ婚”が広がる一方で、親世代には「子どもの結婚式を見届けたい」という想いが根強く残っています。マイナビウエディングのアンケートでも、結婚世代には「結婚式以外にお金を使いたい」という価値観が増えているのに対し、親世代からは「記念になるから」「後悔してほしくない」といった声が寄せられ、板挟みになるケースも。最近では、たくさんのゲストを招く従来の結婚式ではなく、親族や親しい友人だけを招待するコンパクトなスタイルを選ぶ人も増えています。今回は、結婚世代と親世代の価値観の違いや、双方の歩み寄りのヒントを探ります。
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ナシ婚を選ぶ理由「価値観とお金の使い方が変わった」
式よりも「これからの生活」が最優先
ナシ婚派がまず挙げるのは、「未来のためにお金を使いたい」という理由。結婚式には平均して300万円前後の費用がかかり、ふたりにとっては大きな負担になります。その分の予算を「引っ越しや家具家電に回したい」「今後の生活資金に備えたい」と考えるカップルが増えており、毎日の生活やこれからの暮らしを重視する価値観が広がっています。住宅購入や妊活、旅行など“未来投資型”が増加
アンケートではナシ婚派の中に、「将来を見据えて住宅を購入した」という回答も見られました。結婚後はマイホームの購入、新婚旅行、妊活費用など、まとまったお金が必要になる場面が多くあります。そのため、結婚をスタート地点として捉え、長期的な視点で資金計画を立てる“未来投資型”のカップルが増えているようです。“見せる結婚”より“続ける結婚”へ
結婚式を派手に行うよりも、無理のない範囲で「ふたりらしい形で結婚を残したい」という傾向も強まっています。記念撮影のみを行う「フォト婚」、ゲストを招かずにふたりだけで挙式を行う「ふたり婚」など、選択肢が広がっていることも理由のひとつ。SNSでも、フォト婚やふたり婚に満足したという投稿が目立ち、過度な演出に頼らない「等身大の結婚」が支持されていることがうかがえます。今の結婚世代が重視しているのは、「結婚式をする・しない」という二択ではなく、「自分たちが本当に価値を感じる選択をすること」です。ナシ婚を選ぶのは、結婚式に冷めているからではなく、限られた予算と時間の中で、自分たちらしい未来を賢く選び取っているといえそうです。
親世代が「やっぱり式を挙げてほしい」と願う理由
「自分たちが式を挙げて良かった」という経験
親世代にとって、結婚式は挙げるのが当たり前のイベントでした。そのため、自分たちが式を挙げた経験を大切な思い出として持っている人が多く、「節目として気持ちが整った」「今でも心に残る思い出になっている」という声が多く聞かれます。そうした実感があるからこそ、子どもにも同じような体験を味わってほしいと考えるようです。「親戚に紹介したい」「けじめとして見届けたい」
結婚式は、親にとって“子どもの旅立ちを見守る場”という意味合いがあります。さらに、家同士のつながりを大切にしてきた世代でもあるため、「親戚にきちんと紹介したい」「両家が顔を合わせる場をつくりたい」という気持ちも強くなります。こうした思いは、形式にこだわっているのではなく、家族の節目を大切にしたいという親心の表れといえるでしょう。「あとから後悔してほしくない」という深い愛情
親世代が口にする「あとから後悔してほしくない」という言葉には、人生経験からくる深い想いがあります。今は「別にいらないかな」と思っていても、10年・20年経って振り返ったときや、家族が増えたときに、写真や記録があるとふっと心があたたまることがあります。節目の瞬間は、その時にしか残せないことを知っているからこその愛情なのかもしれません。とはいえ、親世代は必ずしも盛大な披露宴を求めているとは限りません。最近では、親側からも「家族だけでいい」「短時間のセレモニーでも十分」といった声が増えています。つまり、親の価値観が古いのではなく、子どもを思う愛情の形が今の世代と少し違うだけ。そこに気づくことで、ふたりも親も納得できる結婚の形を見つけやすくなるはずです。
価値観のギャップを埋める“中間点”が増えている
親を招いた「フォト+会食プラン」
フォト+会食プランは、チャペルでの本格フォトやロケーション撮影、私服のカジュアルフォトなど、好みに合わせた撮影スタイルと家族との食事会を組み合わせた少人数プランです。写真だけで終わらず、家族とゆっくり過ごせるのが魅力。挙式はしないけれど「晴れ姿を見せたい」「ささやかなお披露目をしたい」カップルにオススメです。家族旅行を兼ねた「旅婚」
旅婚は、結婚式だけでなく旅行や宿泊を組み合わせ、ホテルや温泉、リゾート地、観光地で思い出と旅を同時に叶えるスタイルです。家族や少人数の親しい人とゆったり祝いたい人、挙式+旅行を一気に楽しみたい人、新婚旅行を兼ねたい人にぴったり。旅行を通じ、両家の距離も縮まりやすくなります。記念として残すだけの「ミニセレモニー」
ミニセレモニーは、挙式そのものを簡略化し、指輪交換や誓いの言葉、チャペルでの記念撮影など“記念として残す部分”だけを行うシンプルなスタイルです。形式にこだわらず、感謝や気持ちを形にしたいカップルに多く選ばれています。準備や手配の負担が少ないため、忙しいふたりでも無理なく取り入れられる点も魅力です。結婚式の意味を問い直す時代へ
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