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50人を招いた沖縄挙式。ゲストを感動させた“思いの伝え方”って?(Yokoさん/会社員 #01)

1歳年下の旦那様と2024年11月に結婚式を挙げたというYokoさん。Yokoさんは大阪、旦那様は東京という遠距離で愛を育んだ。そんなふたりが結婚式の場に選んだのは、沖縄。もともとデザインやスタイルへのこだわりがとても強いふたり。作り上げたのは洗練したセンスを詰め込んだ“ゲストみんなが感動できる結婚式”でした。

ウエディングの舞台は沖縄― 自然豊かで開放的な会場を探して


Premium編集部:Yokoさんたちおふたりは準備に1年以上かけて結婚式を作ったそうですね。まずその場所に、沖縄を選んだ理由を教えてください。

Yokoさん: はい。遠距離恋愛だった私たちは、私が住む関西で行うのか、彼がいる東京で行うのか、まずそこで迷いました。いろいろ話すうちに、結局どちらかのゲストが全員どちらかに行くんだったら、双方のゲストをどこか別の場所におよびする形でもいいじゃない? という話になって。選択肢を全国に広げて、“自分たちがここで挙げたい!”って本当に思える式場を探していくことに。

結婚式を挙げるにあたって、私たちが一番大事にしたいと思ったのが、ゲストに沖縄の開放感とリラックスした雰囲気で非日常感を満喫してもらうこと。ふたりともキャンプなどのアウトドア系が大好きなので、結婚式も自然豊かな場所で挙げられるといいな、と思っていたんです。それで、沖縄の式場を調べてみることにしました。

Premium編集部:ふたりで足を伸ばして沖縄の式場を回ったとか。

Yokoさん:そうなんです! 沖縄に式場を見に行くためだけの旅行を計画して、四か所くらい回りました。
実際に行ってみて気づいたのは、ゲストの人数制限がある会場も多くあること。私たちは家族・友人合わせて最低でも50人はよびたいと思っていました。私たちが沖縄で見た式場は家族婚向けメインのところも多く、そこで結構選択肢が絞られていった感じです。

Premium編集部:ハレクラニ沖縄を選んだ決め手は?

Yokoさん: ハレクラニはハワイの言葉で”天国にふさわしい館”という意味で、誰もが一度は訪れてみたいと思う最高級リゾートホテルのサービスやお料理のクオリティ、あと、1日1組しか結婚式を行わないっていうところ。いろいろ相談もしやすい印象でした。結婚式への想いが強い私たちなので、ひとつひとつのリクエストに丁寧に対応してくださる式場が良かったんです。

あと、沖縄での結婚式を検討している方に伝えたいことが、プランナーさんが当日式場にいないケースもあるということ。準備段階は、東京や大阪にいるプランナーさんと相談して、当日はそのプランナーさんから沖縄の式場の現場スタッフへ引き継ぐ形になるケースもあるんですよね。心配な方はしっかり確認したほうがいいかも。

私たちの結婚式は、プランナーさんが沖縄にいらっしゃる方で、準備段階はオンラインメインで、前日当日は式場で直接、しっかりお世話をしていただけました。その点、不安はなく、前日当日もプランナーさんに細かい相談や確認をすることができました。



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細部まで息づく、こだわりの美学


Premium編集部:結婚式への思い入れの強いおふたりが、特にこだわったところはどんなところですか?

Yokoさん:他にはない、オリジナリティですね。 例えば招待状は紙で作ったんですが、テンプレートはいっさい使わず、1から全部手作りしました。参考になるデザインを海外のサイトやSNSで探して、私たちでデザインして。招待状に添えたアクリルの飛行機も夫が自らデザインして業者に発注したり。

装花にしても、海外の画像をたくさん集めて参考にしました。目指したのは、ヨーロッパっぽい感じ。沖縄なのに(笑)。日本の装花って海外よりもかなりボリュームが小さいんですよね。装花は海外のイメージに近づけたかったので、たくさん予算をとったもののひとつ。お花も細かく選ばせていただいて、イメージはこんな感じとか、バラの量はこれぐらいでとか。リゾート感が強すぎる葉っぱや花は省いていただいたりして。

あと難しかったのは、花の高さ。写真や動画で撮るときに見映えが良いバランスを求めて何度も担当の方とやりとりしました。

装花にもこだわりを。海外セレブリティ御用達のフラワーデザイナーに注目

また、挙式にバイオリンの生演奏を絶対入れたかった。最初は無理って言われたんです。バイオリンは繊細な楽器なので沖縄の湿度に耐えられない部分がある、と。諦めず相談を続けたら、式場からエレキバイオリンでの演奏の提案をいただいて。音も確認させていただいて、「この音なら大丈夫!」ってなって、バイオリン演奏もかなえることができました。

沖縄の開放感や気持ちいいリラックス感に、私たちが理想とする海外、特にヨーロッパテイストをミックスした、他にはない結婚式になったと思います。数センチ単位の細かい相談にも対応してくれた式場スタッフのおかげです。

こだわりのウエディングをかなえる、プロフェッショナルたちにフォーカス

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ゲストの心をつかんだ、プロフィールムービー


Premium編集部:ゲストも大感動の結婚式だったそうですね。特にみなさんの心をつかんだのは何だったと思いますか?

Yokoさん: とくに感動したって言われたのが、プロフィールムービー。 プロフィールムービーって、ふたりが赤ちゃんの頃から、大学生なって、社会人なって……みたいに、ふたりの写真が次々出てくるじゃないですか。私たちは夫婦の紹介要素を一切ナシにして、家族やたくさんの友達との写真たちを紹介していったんです。私たちが結婚式まで、どんな人に囲まれて、支えられて生きてきたのかが伝わるプロフィールムービーにしたくて。

曲はMrs. GREEN APPLEの『Soranji』。その歌詞がものすごく好きで、式を挙げる私たちの気持ちにぴったりだったから。間奏で、沖縄まで来てくれたみんなへのメッセージも入れた構成にして。

このプロフィールムービーに涙してくれた人もいるし、式が終わっても頭の中で『Soranji』が永遠にループしてるっていう友達もいました。このムービーに込めた私たちのありったけの思いが伝わったことがすごく幸せでした。

【最新】結婚式で実際に使用された曲ランキング! 定番/最新曲、著作権や選曲のコツも

Yokoさんのインタビューは次回『指輪編』に続きます。



<結婚式データ>
挙式・披露宴:ハレクラニ沖縄
二次会:ラ・カーサ・パナシア・オキナワ・リゾート
ゲスト数:約50名(親族 約10名、友人 約40名)
費用:約900万円


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マイナビウエディング 編集部
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