「リブート」&「夫に間違いありません」から考える――“パートナーが隠しごとをしている”という問題よりも、“もっと深刻な問題”とは?
2026/03/16 更新
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
現在(2026年1月期)放送中の松下奈緒さん主演作「夫に間違いありません」(フジテレビ系/月曜22時)と、鈴木亮平さん主演作「リブート」(TBS系/日曜21時)には、大きな共通点があります。
それはパートナー(夫・妻)の隠しごとによって、主人公が数奇な運命に巻き込まれていくというストーリーの根幹が同じという点です。
「夫に間違いありません」の主人公の夫(安田顕)は、突如失踪してしまい死亡したと思われていましたが、実は生きていて1年後にひょっこり戻ってきます。しかし失踪の理由は、“さびれたおでん店の店主”として自分の人生が終わっていくことに悲観した末、キャバ嬢との不倫愛に溺れていたからというもの。そんな身勝手極まりない失踪が原因で、主人公は後戻りのできない隠蔽生活を強いられるのです。
「リブート」の主人公の妻(山口紗弥加)は、経営難に陥っていた夫(主人公)の洋菓子店を守るために、ひそかに裏社会の組織の会計担当となり、黒いカネをマネーロンダリングするといった悪事に手を染めていました。それが発端となり主人公には殺人容疑が掛けられたり、裏社会のトラブルに巻き込まれたりしてしまうのです。
現在(2026年1月期)放送中の松下奈緒さん主演作「夫に間違いありません」(フジテレビ系/月曜22時)と、鈴木亮平さん主演作「リブート」(TBS系/日曜21時)には、大きな共通点があります。
それはパートナー(夫・妻)の隠しごとによって、主人公が数奇な運命に巻き込まれていくというストーリーの根幹が同じという点です。
「夫に間違いありません」の主人公の夫(安田顕)は、突如失踪してしまい死亡したと思われていましたが、実は生きていて1年後にひょっこり戻ってきます。しかし失踪の理由は、“さびれたおでん店の店主”として自分の人生が終わっていくことに悲観した末、キャバ嬢との不倫愛に溺れていたからというもの。そんな身勝手極まりない失踪が原因で、主人公は後戻りのできない隠蔽生活を強いられるのです。
「リブート」の主人公の妻(山口紗弥加)は、経営難に陥っていた夫(主人公)の洋菓子店を守るために、ひそかに裏社会の組織の会計担当となり、黒いカネをマネーロンダリングするといった悪事に手を染めていました。それが発端となり主人公には殺人容疑が掛けられたり、裏社会のトラブルに巻き込まれたりしてしまうのです。
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必ずしも“隠しごとは悪いこと”ではない理由
ですから、みなさんも今後の“万が一”に備えて、こういった事態に陥らないようにする対策は考えておいてもいいのではないでしょうか?
まず大前提として筆者は、必ずしも“隠しごとは悪いこと”だとは思っていません。
お互いに一切秘密がない夫婦は素晴らしいかもしれませんが、聖人でもないかぎり、人間生きていれば一つや二つパートナーにも言いづらいことがあっても不思議ではないからです。一切隠しごとはせずにお互いの全てをさらけ出さなくてはいけないとなると、それがプレッシャーとなり、結婚生活が息苦しいものになってしまうなんてことも……
ですからポイントは“パートナーが隠しごとをしてないか?”ではなく、“パートナーと信頼関係が結べているか?”だと思うのです。
もちろん隠しごとの“質”による話ではあります。
「夫に間違いありません」の夫のように浮気などの隠しごとなら、そもそもそんな非倫理的な行動を起こさせないようにしなくてはいけませんし、もし浮気してしまったのなら正直に話してもらったほうがいいでしょう。
しかし夫婦や家族の幸せにさほど影響のない隠しごとならば、パートナーが秘密にしていてもいいのかもしれませんし、無理やり話してもらう必要もないかもしれません。
パートナーときちんと信頼関係が結べていれば、もしお互いになんらかの隠しごとがあるとしても、それは幸せをぶち壊すような“裏切り”ではないと信じ合えるのではないでしょうか?
“苦”は自分だけが背負えばいいという思考回路
けれど「リブート」の妻の秘密は、主人公である夫の大切なお店を守りたいという、思いやりが暴走した結果の危険な隠しごとでした。犯罪行為を肯定するわけではありませんが、愛ゆえの隠しごとだったため“裏切り”とは言いづらいでしょう。
かといって妻の秘密の行動によって家族の平穏な幸せが崩れ去ってしまったのも事実なので、そんな悲劇的な事態に陥らないために主人公にはできることがあったように思うのです。
「リブート」の主人公と妻には愛情も信頼もあったのでしょうが、妻は自分が裏で手を汚せば表向きの平穏な幸せは守れると考え、主人公に秘密にし続けたわけです。
結婚生活とはパートナーと苦楽を共にするものという考え方がありますが、主人公の妻はつまり、苦楽の“楽”は夫や家族と共にしたいと思いつつも、“苦”は自分だけが背負えばいいという思考回路だったことが透けて見えます。
ここを主人公側からの視点で考えると、妻を苦楽の“苦”も共に背負っていこうという考え方に、させることができていなかったという問題点が浮かび上がってくるでしょう。
2作品の主人公たちの境遇を回避するためには?
まず、隠しごとがあることが必ずしもいけないことではないものの、夫婦や家族の幸せを揺るがしかねない重大な問題や悩みを抱えているときは、きちんと打ち明けてもらえる、話し合える信頼関係を結んでおくことが大事なのではないでしょうか。
そして、そのためには日頃から些細な雑談も、真剣な相談もし合えるよう、たくさんコミュニケーションを取っておくことが大事なのかもしれません。
「夫に間違いありません」の夫のように不倫に走るのは許しがたいでしょうが、大元をたどっていくと、夫が人生を悲観してアイデンティティクライシスに陥っていたことが原因だったとも考えられます。
ですから例えば、山登りでもゲームでもスポーツ観戦でもなんでもいいのですが、共通の趣味を作っておいて夫婦で熱中する環境を整えておけば、パートナーが自身の仕事などに満足していなくても人生に悲観することを防げるかもしれません。
一緒に楽しめる趣味によって会話が増えれば幸福度も高まっていき、自己の存在意義を見失わずにすむということもあるでしょう。
「リブート」の妻のように夫への愛ゆえの暴走は一概に非難できないかもしれませんが、いずれにしても妻に苦楽の“苦”も共にしようと思ってもらえていなかったことが原因だったと考えられます。
ですから例えば、「楽しいことだけじゃなく苦しいことも半分こして2人で背負っていきたい」、「自分にとっての“最悪”は君を失うことだから、それ以外の問題ならなんでも乗り越えられる」なんて言葉を真剣に伝えておくといいかもしれません。少々臭いセリフに聞こえてしまうかもしれませんが、そのうえで「悩みは1人で抱え込まないでほしい」と伝えるといいのではないでしょうか。
重大な問題や悩みを1人で抱え込ませないように
――希望に満ちた結婚生活を思い描いているみなさんにとって、今回は少々シビアすぎるテーマだったと思います。
ただ、パートナーが隠しごとをしていること自体が問題なのではなく、重大な問題や悩みを1人で抱え込んでしまうことが問題だという考え方もあるのだと、心に留めておいてもらえれば幸いです。
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