結婚したくなっちゃう! 結婚式のシーンがすてきな映画7選

おやくだち 結婚式の体験談

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「今すぐ結婚の予定はないけど、いずれはしたい!」、「今恋人はいないけど、いつかウエディングドレスに身を包みたい!」、そんな夢を抱いてる方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は結婚式のシーンが美しい映画を7本ご紹介したいと思います。「結婚式のシーンがすてきな映画7選」であると同時に「幸せな気分に浸れる映画7選」でもあります。

これらの作品に触れて「ああ、結婚式っていいな」なんて思って頂けたらと思います。それでは早速始めましょう!




オススメその1:『ティム・バートンのコープスブライド』

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「結婚式がすてき!=美しいハリウッド女優」で想像された方も多いと思いますが、意表を突いてまずはストップモーションアニメの傑作である『ティム・バートンのコープスブライド』をご紹介します。


ストーリー概要

チェック:アニメーター出身の鬼才ティム・バートン監督が、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ジャイアント・ピーチ』に引き続き挑んだブラックユーモアたっぷりのファンタジーアニメ。恋人のビクトリアと結婚間近のビクターは、間違って別の女性と結婚の誓いをしてしまう。しかもその女性はすでに死んでいて......。

引用元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0002640


この映画の魅力
ジャンルはラブストーリーでもラブコメディでもなくブラックコメディといったところでしょう。結婚指輪を枝に置いたらその枝が死んだ女性の指で幽霊としてよみがえり、一騒動二騒動起こしていくというストーリーです。幽霊と言ってもティム・バートン映画ですので、可愛い幽霊たちです。そこはご安心ください。

ブラックコメディとしてとてもテンポが良く、ミュージカルを伴って楽しく映画は進んでいきます。しかしそんな陽気な作品はクライマックスに「真実の愛」や「叶わぬ夢」といったシリアスな命題を突きつけてきます。

そのクライマックスは、ほろ苦さや切なさを私たちの心に宿します。映画を見終わった後、「目の前にある幸せやチャンスからは逃げないようにしないと後悔しちゃうな」と思えるようになります。

人間の花嫁も幽霊の花嫁も美しいです。その美しさとストーリーのほろ苦さはとても中毒性があり、何度も何度も鑑賞したくなります。自由に恋愛をできる現代が如何に幸せかも皮肉を持って主張されているように感じます。




オススメその2:『ラブ・アクチュアリー』

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「ウエディングドレス姿が映った瞬間に息を呑んだ映画」と言えばもう『ラブ・アクチュアリー』です。キーラ・ナイトレイ演じるジュリエットとキウェテル・イジョフォー演じるピーターの結婚式は思い描く憧れそのものでした。


ストーリー概要

総勢19人の主要キャストが繰り広げるアンサンブル・ラブストーリー。秘書への恋心に悩む英国首相、愛する妻と子供がいるにもかかわらず部下に誘惑される会社社長、恋に臆病なOLなどの恋模様を綴る。弟に恋人を取られたミステリー作家ジェイミー(コリン・ファース)は南仏へ傷心旅行に。一方その頃、若くてハンサムな英国新首相デヴィッド(ヒュー・グラント)は秘書に一目惚れしてしまい、悶々と悩んでいた。

引用元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0001803


この映画の魅力
クリスマス5週間前からクリスマス当日までが映画の時間軸。19人の主要人物たちのラブストーリーが複数の物語をミックスして描かれています。結婚式に関して言えばとにかくキーラ・ナイトレイ演じるジュリエットの初登場シーンに息を飲みます。そして出席者たちからのまるでフラッシュモブのようなサプライズ演出。「結婚式=お祝い」の理想の中の理想が描かれています。

しかもこの結婚式、決して大袈裟な規模の結婚式でも無いんですよね。80人程度の普通の教会での結婚式。私たちもそれをまねることができるのではないかと思っちゃいます。というか全然できます。

ただし、これは新郎新婦より他力本願、友達あってのサプライズでもあると思うので、むしろこの映画を見て「親友の結婚式はこうしてあげよう」って思うのが妥当かもしれません。

映画全体も笑いあり、涙ありでとにかくハッピー。小学生の男の子の一途な恋に大人が勇気を貰えたりもします。クリスマス映画の傑作でもありますのでこれから秋冬にかけてオススメの1本です。




オススメその3:『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』

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『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督の引退作品である『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』も、リチャード・カーティス監督らしさが全開の幸せ溢れるラブストーリーで、すてきな結婚式が描かれています。


ストーリー概要

タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー。自分に自信がなく恋人のいないティム(ドーナル・グリーソン)は21歳の誕生日に、父親(ビル・ナイ)から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい......。

引用元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0012491


この映画の魅力
「最高にチャーミングな愛と人生の物語」とでも総論できる、ハートウォーミングな「SFラブコメディ」です。そう、なぜかこの映画、主人公がタイムトラベル能力を持ってるのです。というと壮大な映画に見えるかもしれませんが違うのです。この映画の主人公は自分や周囲の人を少しだけ幸せにするためにだけ能力を使います。

「年を取るにつれ、人生に大事なものを描きたくなった。私は車も普通のスピードで運転するし、殺人の経験もなく、スーパーヒーローに出会ったこともありません。愛、家族、友情という、普段の生活に幸せがあると気づくような映画を作りたかった」

というリチャード・カーティス監督の言葉が示す通り、等身大のハッピーストーリーが結婚や夫婦生活の美しさや素晴らしさを伝えてくれます。

結婚式のシーンが本当に素晴らしいです。結婚式当日はまさかの台風。よく考えると主人公はタイムトラベルができるわけで、結婚式を晴れの日にやり直すことができます。しかしそれをしない。今、この瞬間がどれだけ「愛おしい時間」かが伝わってくるシーンでした。見た目の「すてき」より心で「すてき」と思える結婚式こそ、至高かもしれませんね。

悪役なんていない。派手なシーンなんてない。R指定ラブシーンなんてない。派手な夫婦喧嘩や家族とのいざこざなんてない。無い無い尽くしが私たちを幸せにしてくれます。なぜならこの映画には愛だけはどんな映画よりも詰まっているからです。




オススメその4:『フォー・ウェディング』

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『ラブ・アクチュアリー』、『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』のリチャード・カーティスが脚本を務めた作品がこの『フォー・ウェディング』。複数の結婚式描写があり、それぞれが個性的で美しく憧れるものでありました。リチャード・カーティスの3作はセットで見ると面白いかもしれませんよ。

ストーリー概要

4つの結婚式と一つの葬式をモチーフに、真実の愛を見つける男女の姿をコミカルかつロマンティックに描いたラヴ・ストーリー。チャールズ(ヒュー・グラント)は生粋のイギリス人気質が災いして、自分の気持ちを素直に表現することの苦手な32歳の独身男性。ある日、友人の結婚式に招かれた彼は、アメリカ人女性キャリー(アンディ・マクドウェル)と出会う。才色兼美でチャーミングな彼女の魅力にまいった彼は、ひと目で恋に落ちる。

引用元:http://eiga.com/movie/48646/


この映画の魅力
4つの結婚式と1つの葬式を通して、英国ダメ男と米国美女の恋模様を描いていきます。この時点で何とも軽やかなラブコメディ映画であることがイメージできると思いますが、まさしくそのイメージのままストーリーは進みます。

ダメ男ラブコメディなのでその辺りは現在の日本男子、とりわけ草食化の観点で被る部分もあります。そんなことよりも、この映画最大の見所は結婚式そのもの。

この映画で描かれる4つの結婚式はそれぞれ趣が異なるのです。結婚式の種類はさまざま。そして魅力的に感じるその判断基準もさまざまであると思わせてくれます。豪華な結婚式も確かに良い、伝統的で厳粛な結婚式もなかなか良い。

この映画を見ると「ああ、私の結婚式どうしよう!!」と悩み始めるかもしれません。その悩み、幸せな悩みですから、ぜひじっくり考えてみてくださいね。




オススメその5:『パリの恋人』

パリの恋人 [DVD]

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直近の名作を上げてきたので、この辺りで不朽の名作を。オードリー・ヘップバーン出演作品から『パリの恋人』をご紹介します。結婚式シーン全体というよりも、オードリー・ヘップバーンの美しさとレトロで当時一世を風靡したドレスのチャーミングさが堪りません。


ストーリー概要

不滅のミューズとして人々に愛されるオードリー・ヘプバーン出演のミュージカル。カメラマンにスカウトされ、パリでモデルとなった女性の恋を華やかな歌と踊りを交えて描き出す。ファッション誌のために新たなモデルを探しているカメラマンのディック・エヴリー(フレッド・アステア)は、古本屋で働くインテリ娘ジョー・ストックトン(オードリー・ヘプバーン)に才能を感じ取る。彼女にモデルとなって、パリで開かれる雑誌のカバーガール発表パーティーに出席してほしいと頼むディック。ファッション業界には興味のないジョーだったが、パリに行けば尊敬するフロストル教授に会えるかもしれないと話を受けることに。

引用元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0006426

この映画の魅力

女性が憧れる女性と男性が憧れる女性とは必ずしも一致するものではありません。しかしオードリー・ヘップバーンの美しさ、可愛いさ、可憐さは性別抜きにして、亡き今でも多くの方の憧れの的ではないでしょうか。

オードリー・ヘップバーンと言えば代表作はもちろん『ローマの休日』や『ティファニーで朝食を』ですが、結婚式やウエディングドレスで考えれば『パリの恋人』です。とにかくチャーミングで心温まるミュージカル映画です。

この映画最大の魅力は、ウエディングドレス単体やその周辺で描かれるものではなく、とにかく「オードリー・ヘップバーンが着たウエディングドレス」です。あのオードリー・ヘップバーンが身にまとう、レトロでチャーミングなウエディングドレスだからこそ、本当に眩しいです。

オードリー・ヘップバーンになれなくても、彼女に憧れ、まねることは出来ます。ぜひ「この映画のオードリー・ヘップバーンみたいになりたい!」と夢に浸ってください。



オススメその6:『シンデレラ』

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今年公開映画で美しい結婚式といえばこれ!

8月24日現在、2015年公開映画として最大のヒット作となっている実写版『シンデレラ』。舞踏会シーンがメインですがクライマックスの婚礼シーン、その一瞬に幸せと感動が詰まっています。エラ(シンデレラ)が身にまとうウエディングドレスがとても美しいです。

ストーリー概要

古くから人々に親しまれている「シンデレラ」の物語を実写化したラブストーリー。継母と義姉妹から冷遇される日々を送っていた女性が、未来を切り開く姿を追い掛ける。貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ(リリー・ジェームズ)。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会い、心惹かれるが......。

引用元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0019726

この映画の魅力

ラブストーリーの原点にして頂点。今回の実写版『シンデレラ』を見てそう思いました。ただの実写化ではなく、現代にこのシンデレラが存在する意義を感じることのできる素晴らしい映画でした。

そう思えたのは主人公エラ(シンデレラ)が今現代にいてもおかしくない女の子であったから。優しくて少し活発、両親を心から愛する女の子。美人の中の美人ではなく可愛さや幼さを残したそれがまた魅力的でもありました。そんなエラが最も輝くシーンはもちろん舞踏会ですが、クライマックスの結婚式のシーンも忘れてはいけません。

「勇気と優しさ」、繰り返されるその言葉は私たちが幸せを掴むヒントであり、人を愛するヒントです。クライマックスのエラの幸せそうなウエディングドレス姿。その姿に感動しない女性は、いないのではないでしょうか。



オススメその7:『博士と彼女のセオリー』

博士と彼女のセオリー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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同じく今年公開映画で、シリアスな題材ゆえに結婚式の美しさが際立った作品が『博士と彼女のセオリー』。第87回アカデミー賞で主演男優賞を受賞しています。この作品を最後にご紹介します。

ストーリー概要

車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマ。将来を嘱望されながらも若くして難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した彼が、妻ジェーンの献身的な支えを得て、一緒に数々の困難に立ち向かっていくさまをつづる。天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。

引用元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0019572

この映画の魅力

ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気を患った現存の物理学者スティーブン・ホーキング博士の人生を描いた映画です。この映画の命題は「未来の一瞬に振り返った時に、過去の決断を誇れるか」です。難しく聞こえるかもしれませんが、映画のクライマックスに「あのとき結婚して良かった」というのが映像で示されます。

「このような一瞬を私たちも将来迎えたい」と思えるシーンです。

スティーブン・ホーキングは21歳の時にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断され余命2年との宣告されました。将来有望の天才も死に直面したら自暴自棄になります。そして交際していたジェーン・ワイルドを遠ざけようとします。しかしジェーンは彼を受け入れ結婚するのです。

その決意の結婚式、これは憧れとかそういうものを超越して感動、息を呑む結婚式でありました。「愛する人をどこまで愛せるか」、その極限をジェーンは私たちに見せてくれました。

「ああ! 結婚式すてき! 結婚したい!」と純粋に楽しむのもアリですが、一歩立ち止まって「愛する人をどこまで愛せるか」をシリアスに、しかしポジティブに考えさせてくれる映画です。今回の7選の中で少し立ち位置の異なる作品ですが、最後にご紹介させて頂きました。

ほかにもすてきな結婚式作品はたくさん!

ここまでにあげた作品が、私がオススメする7選ですが、他にもたくさん、結婚式のシーンがすてきな映画は存在します。

たとえば『マンマ・ミーア』、たとえば『ベストフレンズウェディング』、たとえば『花嫁のパパ』。また、結婚に憧れるわけではありませんが、厳粛で印象に残る結婚式と言えば『ゴッドファーザー』なんかも名作ですね。

また、8月28日から公開されている下品なクマの映画『テッド2』も、何とテッドの結婚式シーンからスタートします。思えば前作『テッド』はジョンの結婚式がクライマックスでした。お下品映画ですので真面目なカップルのデートには向きませんが、結婚式自体はスタンダードな映画ですので合わせてご紹介させて頂きました。

結婚も、恋愛も、幸せも、全て最後は自らの決断で満足いくものを選択すべきでしょうが、その選択にここでご紹介した映画が何か参考になれば幸いです。それでは、すてきな結婚式を!




ライター:柳下修平
twitter:@shuhei0919y
blog:http://www.cinemawith-alc.com/




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