どうして気になるの?「どんなプロポーズだった?」と聞きたくなる理由

友人が婚約を報告する席で、必ずといっていいほど取り沙汰されるのが「プロポーズはなんて言われたの?」や「どこでプロポーズされた?」という話題。女子会で盛り上がったこと、ありますよね。でもよく考えてみると、どうして知りたく思うんでしょう。通例になりすぎて違和感や疑問なども感じなくなっているこの現象の、そもそもの理由は一体なんなのか。アラサー女子たちに語って頂きました。

■祝って盛り上がる鉄板ネタとして
「おめでたい話だし、聞くことで祝福できるような感じがするから」(27歳・未婚/小売)

「ヒューヒュー言ったりして、みんなで盛り上がるのが楽しいから……かな?」(31歳・未婚/保健衛生)

婚約の報告は、本人と周りみんなでお祝いしたくなる楽しい機会です。セリフやシチュエーションをヒアリングする双方のちょっとした気恥ずかしさも、盛り上がる要素のひとつですよね。

■自分と比較したい
「別に優劣をつけたいってわけじゃないと思うけど、自分がされた経験と照らし合わせて『私のより全然素敵』とか『それはひどい』とか思いたいのかも。自分がプロポーズされたあとの方が、他の人のプロポーズへの好奇心が強まった気もするし」(33歳・既婚/製造)

プロポーズされた経験がある女性は、その経験がひとつの物差しとなって自分の中に定着しているため、他人のプロポーズをより具体的に感じることができるのかもしれませんね。

■シャイな女子の様子がたまらない
「もともと他人の恋愛話が大好き。プロポーズされた女子の話とかものすごく興奮する。報告するときにモジモジしてる様子とか見せられると、もうたまらない。幸せに満ち溢れたはにかむ笑顔とか。その意味では、自慢げに語られるより、恥ずかしげに語ってくれる方が好きです」(34歳・既婚/保険)

他人の婚約報告でご飯何杯でもいけそうな勢いです。聞く方がこれだけ盛り上がってくれると、報告する方も嬉し恥ずかしさが高まりそう。

■夫を責める材料に
「私は夫からプロポーズされなかったので、『○○ちゃんはこんな感じだったんだって』と聞かせて毎回夫を追い詰める。もちろん冗談半分の、本気半分ですが。夫も心得てきていて、その都度謝ってくれるので、少しスッキリ」(27歳・既婚/福祉)

プロポーズなく結婚に至る夫婦も決して少なくありません。結婚後、じわじわ責められるのがこわい男性はぜひプロポーズをしておくことをお勧めします。

■プロポーズから人となりを知る
「男性が自分と共通の知人なら、その人が恋愛モードのときどういう態度を取ったり、どういう愛の言葉を囁いたりっていうのに興味がある。普段は見られない一面なので。逆に相手の男性のことをよく知らない場合は、プロポーズを通して相手の人となりを少しでも知りたい」(29歳・既婚/金融)

プロポーズの方法には王道とされるものから個性的なものまで様々です。公開プロポーズでもない限りその場に居合わせることのできない他人としては、たしかにプロポーズってその人をより深く理解する材料にうってつけなのかも。

「なるほど」と納得できたものや「これは自分にはないな」と感じた理由もあったかと思います。あなたの「他人のプロポーズが気になる理由」はなんでしょうか? 改めて考えてみるとちょっと面白いかも。新しい発見があるかもしれません。

(藤井弘美+プレスラボ)
プロポーズTOPに戻る プロポーズコラムトップに戻る ジュエリートップに戻る