テーマに選んだ「ターコイズ」と「太陽」。藍色の空に輝くオレンジが混じり合う、幻想的で豊かな時間をゲストと共有

Hさん&Sさん

披露宴会場名

ザ・ヒルサイド神戸

挙式日

2019年7月5日(金)

挙式スタイル

人前式 

招待人数

80名

「ふたりの思い出の石「ターコイズ」と、夕刻を象徴する「太陽」がウエディングテーマ」

当館のシンプルで洗練されたテイストを気に入り、訪れてくださいました。新婦さまが通われていた大学も近く、学生時代から興味を持ってくださっていたそうです。結婚式当日の誕生石がターコイズ、さらにおふたりが交際中にご旅行先のインドで購入された、おそろいのファッションリングもターコイズ。そこで結婚式のテーマを「ターコイズ」に設定しました。また太陽がひと際輝く夕刻からの結婚式でしたので、「太陽」というテーマも加えることに。ターコイズブルーにオレンジ色を差し色に使うという、ビジュアルのイメージも定まりました。
遠方からのゲストもいらしたことから、みなさまと触れ合う時間を少しでも多く持ちたいとご希望されたおふたり。披露宴のほぼすべての時間を歓談に充てられ、空間演出としてジャズの生演奏をご用意されました。さらにみなさまにリラックスしていただくため、料理やコーディネートにもさまざまな工夫を施されました。

「あこがれだった、花々にあふれた空間での結婚式。高砂にはダイナミックに鉢植えの木を」

お花好きな新婦さまは、花があふれる空間での結婚式を理想とされていました。テーマカラーに基づき、チャペルにはブルーの花を。シンプルな空間に映える、印象的な装花となりました。披露宴会場の装花はテーブルのクロスにネイビーを入れ、花器を青やオレンジ系でまとめたのでそこに映える白に統一。手焼きガラスのように不揃いな花器が、カジュアルな空気感を演出してくれました。さらにゲストと気軽にお話されたいとの想いから高砂をソファのみとしたため、メインテーブル装花の代わりとしておふたりの横に鉢植えの木を配されました。
衣装は悩まれたようですが、ドレスはレーザーカットされた布が紡ぎ合わされている個性的なものに。スッキリとしたシルエットを選ばれたのは、ゲストとお話するのにできるだけ歩きやすいものをという新婦さまのご希望です。紋付きがお似合いになる新郎さまでしたので、お色直しは和装に。新婦さまは洋風の会場にも似合うような、モダンな色打掛をお選びになりました。ゲストの方々には和装が意外だったのか、ちょっとしたサプライズにもなったようです。

「家族との絆が伝わる人前式。カジュアルなアペリティフパーティで、ゲストもリラックス」

おふたりが選ばれたのは、人前式。ご家族仲のよい新郎さまということで、挙式入場は親御さまとご一緒にされました。おふたりとも挙式を通してご両親に感謝をお伝えしたいと思われていたそうで、新婦さまもお父さまとの入場やお母さまによるサポートなど、両家のご家族の絆が伝わるアットホームなお式になりました。アフターセレモニーでは、バブルシャワーの演出をなさいました。窓が大きく光がたっぷりと入るチャペルに映え、ゲストのみなさまにも楽しんでいただきました。
かしこまった雰囲気の挙式から、みなさまにゆったり過ごしていただく披露宴への橋渡しとして、続いて1階ラウンジで開かれたのがアペリティフパーティです。ご試飲されて気に入られた海外のビールや、夏らしい地サイダーをご用意されました。サイダーの銘柄は、おふたりのご出身地にちなんだもの。ピンチョスなどおつまみのメニューはシェフにお任せくださったので、一口ジュレなど季節感ある涼しげなものをご用意させていただきました。

「トマトを太陽に見立てたオードブル。思い出の味のグラニテなど、料理もふたりらしく」

ゲストへのおもてなしとして、料理にはとくにこだわっていらっしゃいました。ウエディングテーマをはじめお好きな食材、色などをおふたりからリクエストしていただき、それに基づいたメニューをシェフがご提案するという流れです。花好きな新婦さまのご希望からエディブルフラワーを飾りつけたり、好物でいらっしゃるというオマール海老や旬の野菜をたっぷり使ったメニューも。
とくに印象的だったのは、トマトをテーマである“太陽”に見立てたオードブルです。パプリカのパウダーなど赤い食材も使った、存在感のある一皿となりました。また、おふたりがモロッコに旅行された際に飲まれたというミントティーから、同じテイストで作ったグラニテもご用意しました。ゲストに楽しんでいただけるよう、おふたりらしいメニュー構成を一から考案してくださいました。

「ウエディングケーキ代わりのドーナツタワー。サンクスバイトで会場も大盛り上がり!」

ほぼご歓談タイムの披露宴でしたが、ケーキやキャンドルなどの演出も。ケーキは通常のものではなく、ドーナツを積み上げたものをご用意しました。新郎さまは学生時代にドーナツ屋さんでアルバイトをされていたそうで、ほかにはないようなものとして新婦さまがリクエストしてくださいました。ドーナツタワーのトッパーは、新郎さまの手作りです。ケーキ入刀の代わりとして、オレンジのソースでカラードリップをされました。
さらにサプライズとして新郎さまは、趣味のサッカーでお世話になっている方、新婦さまは職場直属の上司の方をご指名。それぞれにサンクスバイトをしていただきました。スプーンで口にできるケーキではなく、ドーナツをかじるようなスタイルも、会場のみなさまの笑みを誘うようなもので、大きく盛り上がりましたね。

「想いをつなぐキャンドルリレー。ゲストもそろってのブローアウトで、会場の気持ちがひとつに」

会場に一体感を生むような演出ということで選ばれたのが、キャンドルリレーです。挙式も夕刻からでしたので、時間帯的にもピッタリだったのではないでしょうか。おふたりでテーブルラウンドしながら各卓の灯りをつけていき、クライマックスはゲストのみなさまと全員でのブローアウト。文字通りみなさまの“息が合う”演出で、大切な時間を会場全員で過ごしている感覚を味わっていただけたのではと思います。
おふたりから親御さまに贈られたのは、フォトフレーム。おふたりの幼少期と前撮りのお写真が入ったもので、空いているところにはこの日のお写真を入れてほしいというメッセージもありました。心あたたまるステキな記念品に、会場全体が感動的なムードに包まれました。

先輩カップル写真

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